まずは 7 行目で直前の LED の状態を格納しておく変数 old_val を宣言します。
int old_val = 0; // 入力ピンの直前の状態を格納する
ですね。
次にプログラムのメイン部分を書き換えます。
void loop() { val = digitalRead(BUTTON); // 入力を読み取り val に格納// 7番ピンの状態が HIGH (ボタンが押されたら)になったら、状態 status を変更する if ((val == HIGH) && (old_val == LOW)) { status = 1 - status; delay(10); } old_val = val ; // 現在の状態を old_val に格納 if (status == 1) { digitalWrite(LED,HIGH); // LED を点ける } else { digitalWrite(LED,LOW); // LED を消す } }
まずは 22 行目の if 文です。現在の LED の状態(val)がオン(HIGH)でかつ、直前の LED の状態(old_val)がオフ(LOW)の時だけステータスを変更し、10ミリ秒待ちます。これにより、スイッチのばたつき1.の問題を解決できます。
old_val に現在の状態を格納しておき、27行目でステータスの状態が 1 の時には LED を点灯し、そうでない場合には、LED を消灯しています。
さて、ちゃんと動くでしょうか?
大丈夫でしたね。LED の制御はこれぐらいにして、次行きましょう。お楽しみに。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。