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この記事は 2014年07月23日 に以下のカテゴリに投稿されました Arduino Blog, MultiWii, ドローン.

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マルチコプター : 飛行までに必要な物 – モーター

モーター 4個必要です。(クアッドコプターの場合)

ブラシレスモーター

ブラシレスモーター

今は昔と違い、ホビーラジコンの世界では、用途にもよりますが、ブラシレスモーターが主流となりつつあります。
ブラシがないのでメンテナンス性に優れ、構造がシンプルで大きなパワーを得ることができます。
ブラシモーターを長く使っていると、ブラシ部分の摩耗により、性能が低下しブラシを定期的に交換したり、それと共にブラシが接触するコミュテータ部分を平らに削り直したりと言ったメンテナンス作業が定期的に必要です。
ブラシレスモータは構造上これらの部品が無いので、こんな作業は不要となります。

450ミリ程度の機体であれば、モーターの直径が28ミリ程度、KV 値が900~1200 程度のモーターが適合します。
そう、思ったよりもモーター大きさが小さいのではないでしょうか?
これが驚くほどもパワーを発揮するのです。

KV 値については後ほど詳しく別途説明したいと思いますが、簡単に説明するとこの値は、1Vの電圧をかけた時のモーターの回転数を表します。
11V程度のリチウムポリマーバッテリー(3セルのもの)で起動しますので、効率が100%であれば、モーターの回転数は9900~13200回転(RPM)となります。
実際には効率は80%程度のようですので、それでも10000回転程度で回転することになりますね。

プロペラを付けて回転させると、初めての方だとびっくりするほどのパワーを感じると思います。
違う言い方をするのなら、安易な気持ちで対処すると大変なことになるので、十分な注意をはらう必要があると言うことです。安全には十分気をつけましょう。

また、ブラシレスモーターには、インナーローター型とアウタローター型の2種類が存在します。
普通モーターといったら、外側は固定されていて内側にあるコイルの巻かれたローターが回転してシャフトが回転しますよね。
もちろん同じ形のモーターもブラシレスモーターとして存在するのですが、今回使うモーターはアウターローター型で、モーターの外側が回転するものです。
これはおそらくですが、ブラシレス構造とするのでブラシを取り去りたいのですから、ブラシが必要となるコイルを内側において固定し、磁石のついた外側を回転させる構造とした方が楽に作ることができる(ホントか?)からかと思います。

ブラシレスモーター

ブラシレスモーター

アウターローター型のブラシレスモーターはトルク型といわれています。

画像を見ると線が3本出ていますね。
コイルに電流を流す順番を制御して、回転するようになっています。
従って、それに対応したブラシレスモーター用のESC(後述)を合わせて用意することになります。

モーターは下記の黒い部分と配線です。銀色の部分は物によってはセットとなっている物もありますが、プロペラを取り付けるためのプロペラハブです。

ブラシレスモーター

ブラシレスモーター

モーターにセットとなっていない場合は別途準備する必要があるので、良く確認して用意しましょう。

お値段は1個あたり¥1,000 ~ ¥1,500 ぐらいと思います。例えば・・

ちょい高いかも。ホビキンとかヘリモンはもう少し安いかもです。


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