モーターコントローラー 4個必要
ESC (エレクトロニックスピードコントローラー)やアンプと呼ばれたり、いくつかの呼び方があるようですが、どれも同じ物です。
受信機(今回は MultiWii)からの信号を元にモーターの回転を制御する装置です。
適合するモーターの種類や入力電圧、最大電流値により様々な製品が用意されていてます。
先に紹介した、今回使用するモーターはブラシレスモータですから、ブラシレスモーター対応で、最大電流が15~20A 程度、入力電圧はリポ3セル(別途説明)で使用するので、11.1V で使用できる製品を探します。
品物によってはプログラムカードを用いてアンプの特性や動作を定義することのできる製品もありますが、マルチコプターではブレーキやスロースタート機能、電源の遮断機能(フェイルセーフ)はあまり使うことがありませんので、これらの機能については無効にするなどして対処します。大概の場合はプログラムカード(オプション)が無くても、これらの設定は出来るようになっています。
今販売されている多くの品物が、安全機能の搭載など、プロポとの特性と整合する機能(キャリブレーション機能)を装備していますので、アンプの設定も必要です。これらの調整作業については、別途説明しますが購入したアンプの説明書などをよく読んでおいてください。
マルチコプター用として、勧められている品物を購入するのが無難です。
上記は今回使用している製品です。ブラシレスモータに対応した最大電流20Aのアンプを4個用意しました。
アンプを購入すると、ブラシレスモータに接続する3本のワイヤーの他に、電源入力用のコネクター(2本)と下記の画像のような受信機(今回の場合は MultiWii)に接続する3本のワイヤーが接続されたコネクターがあります。
受信機に接続するコネクターには受信機に電源を供給するための機能も備わっています。BEC 機能といって、Battery Eliminator Circuit の略です。ここから受信機に電源を供給するので、受信機用にバッテリーを用意する必要が有りません。
今回はアンプを4個使用し、それぞれのアンプにこの機能が備わっているのですが、1個のアンプから受信機に電源が供給できればよいので、他の3個のアンプからはコネクター部分からワイヤーを外してしまい、電源供給を無効にしておきます。
コネクター部分には端子を保持するために爪が付いていて、この爪を少し浮かせてワイヤーを軽く引っ張ればコネクターからワイヤーを外すことが出来ます。爪を持ち上げるのには小さなドライバーか、カッターナイフの刃先で少し持ち上げて上げると簡単に外せますよ。
外した端子はそのままだと端子部がむき出しですから、テープを巻くなどしてショートしないように、必ず絶縁処理を行っておきます。
このくらいのアンプですと1個あたりのお値段は¥1000 ~ \1500 だと思います。4個必要です。
このように4個のアンプをひとまとめにした製品もあるのですね。
ただし1個こわれたら全部取っ替えないといけないところが欠点か・・でもスマートに機体に搭載できますね。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。