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この記事は 2014年09月16日 に以下のカテゴリに投稿されました Android Blog, Smart Phone, これ欲しい!.

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特別寄稿:Vertu Signature Touch 開封の儀

PIC World読者の皆さま

はじめまして。英国の高級携帯メーカー「Vertu」(「ヴァーチュ」と読みます)が日本に進出している頃(2009年2月~2011年8月)からVertuに関する情報を勝手に発信し続けている@mVno_jaと申します。

本日は、ある方が最近Vertu Signature Touchを購入され、親切にも私に少し触る機会を与えてくださったので、特別寄稿という形で本ブログにその様子の一部を公開させていただきたいと思います。

Vertuといえば、一時期日本でも銀座や渋谷、または日本橋などにその店舗をかまえ、大きくビジネスを展開していましたし、テレビや雑誌でもけっこう頻繁に取り扱われていたので、日本の皆さんの中でもご存じの方は多いと思います。

そうです、あの数十万から数千万円もする超高価な携帯を販売する、(日本ではちょっといまいちな結果に終わりましたが)世界では今もなお、それなりに第一線で活躍を続ける高級携帯端末メーカーです。もともとはノキア100%傘下の子会社で、今では懐かしきS40やS60というノキアの昔のOSを採用した高級ハンドセットを販売していましたが、2012年の6月にスウェーデンの投資ファンドEQT VIに買収されたことで、はれて1つの独立した会社となり、その頃からソフトウェア・プラットフォームにアンドロイドOSを採用する独自路線の新型端末を次々と発表しています。

日本でビジネスを展開していた頃は、ちょうどAppleのiPhoneがあちこちで旋風を巻き起こしていましたが、それともろに重なるなるこの時期になぜかVertuはノキアの中でも「もう古い」とされるS40というプラットフォームをOSに採用して超高級携帯というニッチな世界のビジネスを展開しました。採用OSがあまりにも古いものだったせいか、よく「外のガワ(ハード)はかっこいいけど、中身(ソフト)がね。。」という皮肉をいろんな人から聞かされたものです。たしかに、ふんだんに宝石や貴金属をあしらっているだけあって、ぱっと見のインパクトはものすごいものがありました。特にこの端末なんかは世界にたったの4つしか存在せず、なおかつお値段が2000万円ということもあって、そのフォルムの仕上がりの完璧さといったらなかなかの圧巻ものでした。

ですが、一部の批評家から言わせるとやはりVertuは「ガワはかっこいいけど中身がない」。うーん、世界のスマートフォンおよび携帯電話市場が日々ものすごい発展を遂げている中で、いつまでもこのように同じ決まり文句を言われ続けるのはVertuにとってはきっと大きな屈辱だったに違いありません。

そこで、2012年10月の買収完了以降、次々とアンドロイドOSを採用したタッチ端末を世に送りこみます。2013年2月に当社初めてのアンドロイドスマートフォン「Vertu Ti」をリリースしたのを皮切りに、同年8月にはVertu Ti Ferrari Limited Edition、10月にはVertu Constellation、翌年の3月にはConstellation Alligatorと、どれもアンドロイドOSを採用したタッチ端末を次々と発表しました。

そして、今年の6月、ついに待ちに待ったVertu最上位モデルにあたる「Signature」ファミリーのアンドロイド端末の登場です。最上位モデルというだけあって、その意気込みはものすごいものがありました。長年ノキアの後追いという形でS40またはS60の端末しか出してこなかったVertuが、なんとたったの1年あまりで他のメーカーにまったく引けをとらない、その時期では最新のOSにあたるアンドロイドOS 4.4.2のOSをひっさげてSignatureモデルを出してきました。もう「中身がね。。」なんて言わせません。最新のOSと最先端のチップを積み、満を持して最上位モデルのお披露目です。

まずは、本稿では「開封の儀」と題して、パッケージからこのSignature端末を取り出すところから皆さまにその模様をお伝えしたいと思います。
次の寄稿では端末の初期設定およびソフトウェアレビューの内容をお伝えしたいと考えています。次の原稿のアップはちょっと間が空いてしまうかもしれませんが、そのうちかならず続編をお届けしますので、今しばらくお待ちいただければと思います。

なお、Vertuの会社の歴史やSignature Touchの基本スペック、あるいは以前Vertuが日本でビジネスを展開していたころの足跡等については他のサイトでいろいろと報道されておりますので、そちらをご参照いただければと思います。
いくつか代表的なサイトのURLを以下に貼り付けておきます。よろしければ、参考にしていただければと思います。

 

 

▼ パッケージの開封

Vertu Signature Touchのパッケージはこんな感じ。サイズは以下のようになります。
・ 縦:  23cm
・ 横:  11.3cm
・ 高さ:  13.5cm
昔日本で売っていた製品の代表的なパッケージと比べると大きさ的には半分くらいになったかな、という印象です。
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上蓋を開くと、上の段にSignature Touchの端末を納めるケースがのっていて、その下に箪笥の引出しのようなものが1つ収めらています。
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上の段のケースを取り出すと、その中にSignature Touchの端末が収められています。
今回お貸しいただいたのは、いくつかあるRANGEの中のSEASPRAY LIZARDというタイプです。
Lizardとはトカゲの革のことなのですが、水色のきれいな色のタイプです。
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SEASPRAY LIZARDの端末を箱から取り出してiPhone 5S(画面右)と比べてみました。
Sinature Touchはディスプレイが4.7インチということでしたが、実物は思ったよりけっこう大きい感じでした。高さ的にはNexus 5と同じくらいで横幅がNexus 5と比べるとちょっと狭いです。
重さはユーザーガイドによると192g。しっかりとした重さがありますが、思ったよりはそんなに重くないというのが正直な感想です。
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背面はこんな感じです。
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背面の上半分を拡大するとこんな感じです。カメラ用LEDフラッシュ、雑音除去マイク、Vロゴ、カメラレンズが順番に並んでいて、その下に「Signature」コレクションの象徴であるSIMトレイが配置されています。
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SIMトレイの横には回転ラッチが取り付けられていて、ここに指の爪をちょっとさしこみ、つまみを起こしてから反時計回りにラッチを少し回転させます。
ラッチを少し回すと、SIMトレイの蓋がパカッとあきます。この中にマイクロSIMスロットが隠れています。
SIMトレイを開くと、その蓋の裏側にHANDMADE IN ENGLANDと書かれていて、その下にこの端末を組み立てた職人さんの名前が刻印されています。ちょっとこの写真では見難くてすみません。もっと鮮明な写真がここにあるので参照してください。
そういえば、Vertu Signature Touchの電池は内蔵です。なので、裏ぶたを開いて電池を取り外したりすることはできません。ただ、どうやらVertuは2年間電池の取り換えを無償でおこなってくれるらしく、電池が消耗してきたなと思ったらVertu Customer Serviceに連絡すれば、すぐに新品に取り換えてくれるようです。
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本体前面のディスプレイの下にはステレオスピーカーが装着されています。この音すごくいいです。やはり音の良さはよそのどの端末にも負けないすばらしものになっています。(最近のTouch端末やVertu Constellation Questではコストの影響なのか、品質がちょっと落とされていた感じがありましたが、Signature Touchになってやっと本来の最高の音が戻ったように思います。)
あと、やはり、Vertuといえばサファイアクリスタルのディスプレイですよね。車のキーやそこらへんの固いものでガンガンたたいてもまったく傷がつきません。まぁ、実は種類によってはボールペンの先でなぞったりすると傷つく場合もあるようなので、あまり無理をすることはお奨めしませんが、いずれにしても基本ダイアモンドでしか傷つけることができないので、その他のMass Production(大量生産型)の端末のように保護フィルムを画面に貼ったりする必要はまったくありません。
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ちょっと角度を変えて背面の右下から覗くとこんな感じです。リザードの革がきれいですね。
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本体左側面はこんな感じ。一番上の大きな穴はイヤホンジャックみたいです。その下が音量調節キーとなっています。
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ディスプレイの上にあるVのマーク下の穴はいわゆるPillow(イヤーピーススピーカー)です。そしてその右にフロントカメラがあります。
そういえば、背面のカメラも撮った写真はすごくきれいでしたが、フロントカメラでもそれなりにきれいに撮れましたよ。2.1M Pixelとは思えない感じできれいにセルフィーできました。(もちろんこのブログで自分の写真は公開はしませんけど)
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なお、本体右側面はこんな感じです。一番上はMicro USBコネクタ、その下がルビーで装飾されたコンシェルジュキー、さらにその下が電源キーとなっています。
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本体上から見るとこんな感じ
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これは今回購入されたOwnerの方が同時に購入したという専用のポーチです。きれいにすっぽりSignature Touchの端末が入ります。ポーチも同じ色のリザードの革になっていて抜群の肌ざわりです。
※ そういえば、絶対にVertuの端末をGパンのポケットなどに入れることは禁物です。実は私、昔Constellation Axstaを無意識でGパンのポケットに入れてしまって、気づいたらGパンの色が端末の革に移っちゃってとても悔しい思いをした記憶があります。絶対にVertuの端末は専用のポーチも同時に購入した方がいいです。
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ちょっと、興奮して端末の写真ばかりたくさん撮ってしまいましたが、ここらでそろそろパッケージの下の段の引出しも開いてみたいと思います。
引き出しをぐっと引きだすと、中にはガイドブックや各種証明書を含むCollateral Pack、およびその下にさまざまなアクセサリが顔を覗かせます。
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まず、一番上には、各種ガイドブック(Quick Start GuideおよびWarrantyブック)や各種証明書等を含むCollateral Packが蓋のように覆いかぶさっていて、これを取り除くとその下に電源ケーブル一式 (*) 、および有線ヘッドセット(イヤホン)が各ポケットにそれぞれちりばめられています。
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(*)  最近のVertuの製品では、電源アダプタ本体、Micro USBケーブル、およびコンセントに挿すソケットの部分がそれぞれ別出しになって、それぞれを必要な組み合わせでつなげて1つの電源ケーブルとして使うようです。特にソケットの部分は日本/アメリカ、ヨーロッパ、イギリスというように、合計4つの口の種類がそれぞれ用意されていて、JetsetterなVertu Ownerの皆さんはどこの国に行っても困らずに充電ケーブルをすぐに組み立てることができるようになっています。たとえば、日本で充電をする場合は、下図のように日本専用のソケットの口の部分とアダプタ本体を合体させます。
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一方、有線ヘッドセットは上記で取り出した引き出し部分の一番下側のポケット収められていて、このヘッドセット本体を取り出すと、ちょっと下図では見えにくいですが、その下に大・小と違う大きさの耳あてパッドのセットが敷かれています。2014-09-13 15.50.42

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そして、最後にQuick Start Guideなどの梱包箱(Collateral Pack)です。これは上図の電源ケーブルの一式や有線ヘッドセットの各ポケットの上に蓋のような感じでぽんとかぶせられています。
箱を開くと中には、Quick Start Guide、Warrantyブック、Authenticity Card+マイクロファイバークロスの包装色紙、「Leather Care」というタイトルの小さなレザー(革)の取り扱い方を説明した紙、ならびに下図には含まれていませんが、Exotic Certificateという皮革の証明書のような厚紙が入っています。2014-09-13 15.54.21

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なんかふと思ったんですが、この中のQuick Start Guideはどうやら日本語版のページは用意されていないようですね。
Vertu Signature Touchは日本語フルサポートと聞いていたので、もちろんこのガイドも日本語のものが用意されているかと思ったのですが、どうやら実際は違うようです。
ただし、次回の寄稿であらためて説明しますが、ソフトウェアのUIはたしかにフルで日本語をサポートします。(言語の変更メニューにちゃんと「日本語」という選択オプションがある。)
ユーザーガイドも実はちゃんと日本語版が存在するのですが、下図にあるのはこれとは違う「Quick Start Guide」なるものらしいです。フルユーザーガイドは以下のリンク先からダウンロードしてくる必要があります。
Vertu Signature Touch 日本語ユーザーガイド
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あと、最後におまけです。Signature Touchの端末本体が収められていたケースなんですが、よく見ると端末の収容スペースの下側中央にSIMのアダプタみたいなものが1つ、さりげなく置かれていました。
端末をこのケースから取り出すと、その裏にこのアダプタがちょこっと顔を出すのですが、これはどうやらnano SIMを使いたいOwnerに対するちょっとした配慮のようです。たしかにiPhoneやノキアのLumiaの端末を使っている人が、そのSIMを取り外してSignature Touchに挿そうとしたら、アダプタがないと挿入できませんよね。「あら、意外とこんなことにも配慮しているのね」とちょっと思いました。
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ということで取り急ぎ、これで開封の儀を終了したいと思います。

次回は、初期設定の流れなど、ソフトウェアレビュー的な内容の寄稿をできればと思っています。ぜひお楽しみに。

 

 


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