やっぱり Raspberry Pi は強力で多機能ですね。
まだ触った事はないのですが、だんだんそのパワーに惹かれつつあります。
今回紹介するのは、その Raspberry Pi をベースにしてカーナビを自作する事が出来るキットです。
iCarus という名称で、7 インチ液晶ディスプレイ搭載の 2 DINサイズです。
ごく普通のカーナビと同じ大きさなので、多くの自動車に取り付けられます。
SD カードスロットに USB 端子も搭載し、キーボードが接続できます。
また、Wi-Fi アダプターを取り付ければ 4 Gでの高速通信も可能です。
基本ソフトウェアは Raspbian を採用しています。
Linux の中では有名な Debian をベースとし Raspberry Pi に最適化したフリーの OS です。既に多くの方が使用しています。
他の機能としては、車載用マルチ AV プレイヤーとして、音楽・ラジオ・車載カメラ・距離メーターなどの各種機能を搭載しています。
機能だけ見れば、市販のカーナビとまるで一緒です。
価格も低く抑えられています。
音楽・ムービープレイヤー機能を搭載した高性能カーナビキット iCarus は $400
4G のモデム・ファームウェア用 SD カードなしの Basic キットが $350
Raspberry Pi(モデルB)やカメラモジュール・Wi-Fi アダプター・4G モデム・ファームウェア用 SD カードなしの Mini キットが $250 となっています。
ちょいと古いカーナビを連想してしまう地図画面。
地図データはオープンソースの地図 Navit :: Planet Extractor を使うようです。
車に付いてる ODB コネクタにも接続し信号を取る事が出来るようです。
メインの画面です。普通のカーナビにも良くある画面です。
iCarus のホームページはこちらです。
カーナビがキットで購入できるようになるなんて、だいぶ驚きです。しかもこの値段だもんね。
もう少し調べてみようと思います。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。