え~って少し驚きましたが、新しいタイプの真空管が登場しました。しかも日本で。
名前はその通りで『Nutube(ニューチューブ)』といいます。
アマチュア無線のころからオーディオも平行してやっていて、何かとなじみの深かった真空管なのですが、この新しい Nutube は、少し残念なのがオーディオ用として作られた物ではないのです。
何に使うかというと、楽器(ギターなど)の再生に使うためのアンプに使用する事を目的に全く新しく、作られた物との事です。
さすがに今風に基板に取り付けるような足が出ていて、ちょっと昔の真空管とは風貌も違いますね。
でもオーディオ用の真空管でよく言われるふくよかな音質と書いてあったりもするので、もしかしたら・・なんて少し期待もしてしまいます。
楽器でも真空管を使ったアンプは重宝されているようですから、おそらくこちらの用途を狙った製品なのでしょう。
Nutube の製造は、株式会社ノリタケカンパニーリミテドと株式会社コルグが行い、アンプとしての製品は、株式会社コルグが行うとの事です。
昔の真空管のように、ヒーター(電球のフィラメントみたいなの)が薄暗く灯って、いい感じとはいかないようだけど、一度音質を聞いてみたいなぁと思います。
既に日本では製造もされていない真空管ですが、こんな形になってまた出てくるとは思ってもいませんでした。
今、手に入る物は、中国製かロシア製の物しかないので、これだって、とっても貴重な品物なんですよ~
株式会社ノリタケカンパニーリミテドのニュースリリースはこちらにあります。
音質のほか、従来の真空管の約 2 %以下の電力で動作するという省電力化や、容積比で従来真空管の 30 %以下という小型化が図られていて、連続期待寿命 3 万時間の高信頼性、長寿命も実現、基板への直接取り付け可能という製品です。
コルグでは、2015 年中にアンプとしての製品発表を目指し、Nutube 搭載製品の開発を進めています。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。