Google が公開している、VR ヘッドセットを参考に作ってみました。
なにやら怪しそうな箱です。
Google のオリジナルの物は、こちらのリンクから、型紙もダウンロード出来るし、それを使って段ボールで作るのが普通の作り方ですね。
場合によっては必要な部品と共に、キットとなった品物が、販売されていたりもします。1,000 円程で入手出来るようです。ほら、アマゾンにもありました。
ダンボくんってのがはやってる位だから、別に段ボールでも良いのだけど、なんだかいかにもって感じがしたので、これはパス。ダンボくん自体は嫌いではない。
でも、とりあえずは先の Google のページから、型紙だけはダウンロードさせてもらって、印刷してみた。
3 枚の A4 用紙に印刷されて出てきたけど、なんだかちょっと小っちゃめな様子。これは印刷の設定がまずかったからだなぁ。
でもこれ使わないから、別にいいの。参考にするだけ。
後は、あらかじめ自分の黒目の間隔を誰かに計ってもらうといいですよ。
よく考えたら、誰かに頼むのもこっぱずかしいので、双眼鏡があれば、見やすく調整するはずなので、その左右のレンズの間隔を計ればいいと思います。
段ボールがいやなだけなので、スチレンボードを使おうと思って、部品を集め始めました。
必要な部材は
これぐらいですね。
後は、VR を表示させるスマートフォンに合わせて、部材を切り出します。
スミマセンが、設計図無しで BOM も無いので、画像だけ。
要するに箱になっていて、左右に仕切られていれば良いのと、用意したレンズとスマートフォンの距離が焦点距離(ピントがあってる)となっている事ぐらいですよ。注意点は。
スチレンボードを切るには、2回(3回でもいいけど)に分けて、上の紙を切り、2回目ぐらいで下の紙を切るように、何度かに分けてカッターナイフで切り出すと、上手に切れます。(刃は新しくしてね)
円形に綺麗に切るには、こんな道具を使います。(って無くてもどうせ見えなくなっちゃうから、カッターナイフで切っても同じだ、この場合は)
で、どんどん切り出してどんどん作ると・・
作り始めると、だんだん凝ってしまうわけですよ。
今回使ったレンズは、ダイソーのミニルーペ拡大率 3 倍という品物で、黒い部分を回すと 2 分割できて、中にレンズが 2 枚スペーサーで分けられて入っている物。
このルーペを購入したときに思ったのですが、せっかくのぞくとこ(黒い部分)が付いているので、これをそのまま使おうと・・
ちょうど上下に分割される部分にくびれがあるので、ここにスチレンボードをはさんでしまえば、都合がいいね。
という事で、
これのぞくと微妙に透明な部分が視界に入ってしまうので、ゴリゴリ切った。
バリが残ってるんだけどね。見えないからいいや。(後で直す)
これで Google CARDBORD の作成は完了ってもどきなのだけど。
では次に、スマートフォンにソフトウエアをインストールする。
Google Play のここに一覧があります。
まずは CARDBORD の本体をインストールする。
そして次に、CARDBORD のアプリケーションをインストールします。
CARDBORD をインストールするだけでもいくつかのデモが用意されているので、実行する事が出来ます。
この CARDBORD のアプリケーションもちゃんと作り方が公開されていて、誰でも作る事が出来るようになっているんですねぇ。
そのアプリの大きさが大きいね~。Wi-Fi でないとダウンロード出来ませんだって。
で、スマートフォンを入れてみる。
ふん。いい感じ。表示しているのは、メルセデスが出している、アプリケーションで、メルセデスのクラッシックカーが VR で表示されます。
先のレンズを本体に接続して、いよいよのぞいてみると・・・・
残念ながらここから先は、画像では表現できないので仕方がないのですが、自分が動くと見える方向もちゃんと動いて、立体的に見えます。
おおぉ。出来たジャン。 VR 体験、大成功でした。
磁石は、スマートフォンを箱の中に入れてしまうと、操作ができないので、磁石を動かす事により、センサーからその情報を受け取り、操作するためのものだそうです。
今回は前側(レンズ側)が簡単に外せる構造としたので、別になくても問題なしでした。
普通に画面をタップすればアプリは動くし VR なのでそっちを向けばアプリも操作できる。
他にもアプリがいろいろとあって、無料の物でもジェットコースターとか、
ベルサイユ宮殿を見学したり出来ますよ。
う~ん。面白い。っておもうけど、後必要なのは大音響と、風とか水とかの感じですよ。ディズニーランドにそこまで表現したのがあったような気がする。
無料のアプリでもこれだけ出来るのだから、有料のだともっとすごいのか?(なぁ)
1 時間もかからず出来ると思うので、時間があるときに試してみるといいかも。
結構楽しめる。
今回は Android でやってみましたけれど、iPhone でもほぼ同じ方法で、もちろん出来るようですよ。
お子様も楽しめると思いますが、奥さんは、ふ~んで終わりでした。(はぁ~)
三角にして、オペラグラスみたいな形にしてみてもいいかもしれませんね。
この構造だと、レンズの大きさと焦点距離が問題なるから作りにくいかもね。
形はいいとは思うけど。
普通に見えるメガネのレンズにこれが出来たらこれはいいけど、未来(近)のお話かな?
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。
レンズと画面の距離は何センチでしょうか。
トーマスさん こんにちは。焦点距離は40ミリですね。推奨とは5ミリほど短いようですが、まぁちゃんと見えますよ~