プレンプロジェクトという会社が開発した、主要な部品を 3D プリンターで出力して組み立てるオープンソース小型二足歩行ロボット組み立てキット「PLEN2(プレン・ツー)」を発表しました。
米国のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」と、国内のクラウドファンディングサイト「きびだんご」で事前予約を開始するそうです。
オープンソースのプロジェクトなので、PLEN2 の主要パーツは、3D データとして無償で公開されます。
ユーザーは手持ちの 3D プリンターを使って、パーツを作り、組み立てる事が出来ます。
ロボット用ミドルウェア「ROS」に対応した制御ボードもラインアップしているので、上級技術者や研究者のための本格的なロボット開発にも使うことが可能です。
キットは当然 3D プリンターで出力済みの部材など一式が含まれた物ですので、組み立てプログラミングをすれば動かす事が出来ますね。
こちらのキットは先のクラウドファウンディングサイトで事前予約を受け、出荷は今年の9月頃を予定しているとの事です。ファウンディングの目標額は kickstarter が4万ドル、きびだんごが100万円を集める事を目標にしていますがきびだんごでは既に目標達成!のようです。きびだんごのページはこちらにあります。
キットの気になるお価格は、標準の組み立てキットで、およそ10万円程だそうです。
主要な部品のデーターは、オープンソースですから、このデーターを入手し、手持ちの 3D プリンターで出力し、その他の部材を集めれば完成しますね。
PLEN2 をコントロールするボードは Arduino 互換のボードとの事ですので、開発環境も整っているし、これは面白そうなプロジェクトです。
PLEN2 の動画もありました。
DMM.make のページにも関連情報があります。
PLAN2 の御本家のページはこちらのようですが、まだ主要部品のデーターは公開されていないのでしょうか・・見つかりません。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。