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この記事は 2015年03月26日 に以下のカテゴリに投稿されました 3D data( CAD ).

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ティラノザウルスの幼体を 3D プリンターで、国立科学博物館と凸版印刷が再現した件

これ、世界初なんですって。

デジタル復元したティラノザウルスの幼体骨格

デジタル復元したティラノザウルスの幼体骨格

まだ、ティラノザウルスの幼体の化石は発見されていないので、まずは 3D データーを作るために、モンゴルのゴビ砂漠で発見された、タルボサウルスの幼体化石(モンゴル共和国科学アカデミー所有)を凸版印刷が精確に三次元計測し、国立科学博物館の監修のもとで、凸版印刷がもつデジタル技術によってタルボサウルスとティラノサウルスの差異を反映させて、ティラノサウルスの幼体の全身骨格の科学的な仮説を世界で初めてデジタル復元したとの事。

これはきっと大変な作業だったのだと思います。作業のフローがありました。

幼体のティラノサウルスのデジタル復元フロー図

幼体のティラノサウルスのデジタル復元フロー図

こうして一番やっかいな 3D データーを作り上げ、その後そのデーターを 3D プリンターで出力した模型が、今年の7月14日にリニューアルオープンする国立科学博物館の、地球館3階展示室で展示・公開されるとのこと。

ずいぶん前に子供といった覚えがあるけど、久々にまた出かけてみようかなって思う話題です。

ちょっと 3D プリンターで出力されたという模型の大きさには触れられていないので、大きさがよくわからないのですが、もちろんその骨格にも興味はあるのですが、どの程度の出力精度を持った機器を使用したのかなど、実物を見て確認してみたいなぁと思います。

国立科学博物館と凸版印刷は、この後の展開も予定していて、ここで作成した 3D データーを使用して VR (バーチャルリアリティ)の体験型デモなどの作成も予定しているそうです。

データーがきちんと手に入れば(作れれば)様々な用途に使用できる良い例と思います。

7月ですか・・少し間があるけど、是非見学してみたいなと思います。

 


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