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この記事は 2015年05月03日 に以下のカテゴリに投稿されました SIM Blog.

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総務省 – MVNOサービスの利用動向等に関するデータを公開

総務省が、平成26年12月現在(ちと古い)の MVNO サービスの利用動向等に関するデータを公開しています。

ポイントとなる点は、以下の通り。

  • MVNO サービスの契約数をサービス類型別にみると、「モジュール型」は272万、「SIM カード型」は195万。
  • MVNO サービスの契約数3万以上の事業者 25社のうち、契約数 10万以上の事業者は 18社、契約数 50万以上の事業者は 5社。
  • 2015年3月~4月に総務省に届出のあった MVNO に係る月額データ通信接続料については、前年度比で、NTT ドコモは 23.5%、KDD Iは57.6%、ソフトバンクモバイルは 61.5% の低減。
  • MVNO の認知度は、69.5%(前年度比+20.1ポイント)と上昇。MVNO を利用する理由としては、「月 額利用料金の安さ(56.6%)」、「初期費用の安さ(30.3%)」、「都合の良い料金体系(18.4%)」等の料金面を挙げる者が大半を占めている。
  • MVNO で利用する端末の調達方法については、2013年度は「MVNO から購入(29.7%)」が最多で あったが、2014年度は「国内販売の新規端末を購入(33.2%)」が最多。

との事ですが、いくつか追加・・

一部抜粋させていただいて、このグラフ。

総務省のレポートから抜粋

総務省のレポートから抜粋

気になるここでは SIM カード型を提供している事業者とその規模について表しているグラフですが、50万件以上の契約数をもつ MVNO SIM 事業者は2社しかないこと。

25万件以上50万件以下も、本調査では同じ結果となっているが、括弧内に書かれている数字が 2013 年の結果なので、比較すると、8社 -> 5社と変化がみられている点なのだが、SIM カード単体での販売数が動のように変化しているのかは読み取る事が出来ないのが残念。

おそらく、口コミ、評判といった事が影響し、MVNO SIM (単体)を使うときに、選ぶ事業者の選択が2社に集中している模様と読み取れますね。

また、音声通話とデータ通信の両方を提供しているのは 14 社で、2013 年の調査時よりも、7社増加し、データー通信のみ、という MVNO は前年より 3社減って 12社となっているのは、大手キャリアに変わるものとして、各社が進んでいると読み取る事が出来そうです。

ユーザーの認知度も 70%に近い数字となり、既にほとんどの人が知っている状態となっています。

総務省が発表している、レポートはこちらのリンクから参照できます。(PDF)


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