シカゴで開催されていた Microsoft Ignite 2015(旧称Tech-ED)でマイクロソフトが、Windows Server 2016 Technical Preview 2 と System Center 2016 等、サーバー関連の新しい製品の発表を行いました。
発表されたのは、
大きな物はこんな感じですが、そのほかにも多くの新製品やサービス、新バージョンのロードマップを発表しました。
Windows Server 2016 Technical Preview 2 は、カーネルのベースとして Windows 10 を使ったサーバー OS で、昨年プレビュー版が公開された際には、コードネームで呼ばれていた Windows Server vNext の事です。
Windows Server 2016 は、こちらのリンクから既にダウンロードが可能となっています。
System Center 2016 には、Microsoft Operations Management Suite(OMS)が追加され、パブリッククラウドの管理、クラウドで動作する IaaS の管理などを行う事が出来るツールです。
パブリッククラウドとしては、Microsoft Azureだけでなく、Amazon Web Services(AWS)などサードパーティのクラウドも管理対象として、管理を行う事が出来ます。
そのほかに、VMware、Open Stack、Linux、もちろん Windows Server も一括して管理できるようになるとのことです、数週間後に Preview 版が提供されるとの事ですが、現時点では確認できません。
Office 2016 のパブリックプレビュー版は、現時点ではこちらのサイトからダウンロードが可能となっていて、32bit 版と 64bit 版の両方が提供されています。
このパブリックプレビュー版を経て、数回のプレビュー版の提供を行い、今秋に正式版がリリースされる予定です。
Offce 365 は、Office Graph を使った Office Delve が今後提供されるとの事です。
Skype for Business Broadcasting は、1万人程度のクライアントに動画配信を行う事が出来る、大規模ビデオ配信機能として、リリースが予定されています。
また、Windows 10 のリリースに合わせ、企業内での利用等に配慮がされた Windows 10 Enterprise / Windows 10 Pro に対して、はライセンス形態も異なるし、アップデートの頻度も異なるとした上で、それらを行うための企業向けの Windows Update for Business が発表されました。
Windows Update for Business は、Windows Server Update Service(WSUS)の機能を大きく拡張したもので、セキュリティパッチだけをアップデートし、Windows 10 の新機能などは提供しないなどの提供形態を取る事が出来、システム管理者側の要望に応えた内容となっています。
その他にも重要と思われる、Microsoft Azure に関しての事柄や、SQL Server 2016 に関しての事が発表されていますが、このところ新しい発表が続き、消化不良を起こしてしまいそうなので、また別の機会に記事を書こうと思っています。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。