Arduino からはじまって、Raspberry Pi とかも出てきて、種類がどんどん増えてきているシングルボードコンピュータですが、先日クラウドファウンディングの kickstarter にもう1つ C.H.I.P. という名称の製品が出てきました。
その価格は、本体が $9 で購入出来るというそのローコストさ、加えてざっと見ていくとなかなか侮れない(実現すれば)方向性を持っていると思います。
現時点で公表されているスペックは、
といった製品とされており、拡張ボードとして用意されるディスプレイ周りは、
とほぼ全てのディスプレイ出力に対応出来るとの事です。
また、C.H.I.P. を搭載した、Pocket C.H.I.P. というポータブルタイプの製品も製品化する予定で、ちょうど昔の任天堂 Game Boy を連想させるようなデモ機の画像が、見られます。
画像をご覧になったとおり、筐体の上部には、GPIO ポートが用意され、様々な機器との接続も出来るように配慮されています。
Portable C.H.I.P. が予定するスペックは下記のとおりです。
ソフトウエア面では、OS は CHIP OS という名称のオープンソースで開発された OS が稼働し、同じくオープンソースのアプリケーションが用意されます。
表計算は、オープンソースの LiberOffice です。
ブラウザは Chromium を搭載。
過去の遺産として、た~くさんあると思われる DOS ゲームも実行できます。
開発環境は、Scratch という専用の開発環境が用意されます。
現在も出資を募っていますが、後27日間。
既に目標金額には達しているので、人気が高い事が伺えます。
確かに、ここまでの事を考えたシングルボードコンピュータは無かったかもしれません。
動画もありました。
いろいろ出てきてはいるけれど、これ面白そうですね。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。