こちらの記事で、各キャリアに対してモバイル通信の速度表記に関して、技術的な理論値を公表するのではなく、実行速度を表記するようにあらためるという指導をする旨の記事を掲載しました。
今回は、この内容に関して、総務省から計測方法の指針が出てきたので、お知らせする事と、この内容について、総務省が広く意見を募集している事をお知らせします。
意見の募集は 5月21日~6月19日の期間内に、専用のフォームを使って提出する必要があります。
測定するためのツールは、FCC (米国:連邦通信委員会)が測定用に開発したソフトウエアを元にした物を使うそうです。
今回の指針の公開と、意見募集経たあと、カタログなどでは下記のような表記を採用するようになるそうです。
こちらに計測方法の指針(PDF)がありますが、よろしければご一読ください。
各国での同様の動きや、なぜ一般からデーターを採取して即それを採用しないのかまで理由が書いてあります。(まぁ困難を伴うみたいな簡単な言葉で表してありますけど)
先の記事でも書きましたけれども、公平である事が一番大切なので、このあたりが確立されていないと、全く無駄な結果となってしまいますね。読み進んでいくと、これで大丈夫かなぁと思ってしまいます。
計測方法の指針にも書かれてはいますが、スマートフォンだけではなく Wi-Fi ルーターもあるし、MNO と MVNO もある。
どちらかというと、MVNO のデーターが知りたい方が多いのではなのかなと思いますが、いかがでしょうか?
少しだけ書かれていて、MVNO は MNO の測定結果を利用できる(事を考慮する)とあるのだが、こういう物か?
違うと思うけどな。MVNO の持つ設備が十分でない限り、これは成り立たないと思うけど。
本件に関しての、総務省のページはこちらにあります。
意見を送る為の書類もこちらから入手出来ます。
イギリス、フランス、アメリカなどでは、既にそれなりのところが計測を行っていて、その方法も書かれているので、ある程度は参考にはなると思います。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。