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この記事は 2015年06月09日 に以下のカテゴリに投稿されました Wordpress Tips.

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WordPress Tips : 遅いサイトを何とか運営するためにもがく – P3 というプラグイン・プロファイラー

このブログ遅いんです。

そうなんです。安いサーバーだから・・

もちろんサーバーの移転も考えていて、移転の方法も手間がかかるのもわかってはいて、事実有る所のサーバーのテスト期間を利用して、試してみたりもしています。

でも、迷う事が沢山あって、AWS もそうだし、VPS もそうだし、速いと噂されているレンタルサーバーももちろんそう。

AWS なんか、全部じゃ無いけど無料の期間が1年間も用意されていて、いつでもどうぞの状態なんだけど、そりゃ移行できますけど、無料期間が過ぎた後には、これ、今後はいくらと言われてそれが高かったら、もう次に移行するとこ無いぞ状態になってしまうのがこわ~いのですね。

VPS は、以前にも使っていた事があって、これ思いの外メモリーが必要で、もちろんやりたい事によるのですが、コスト対効果+手間を考えると、どんなもんなんだろうねぇと言った懸念もあるのが事実です。自由に出来るのはいいんだけどね。その当時は高かったよ。今は安いのもあるけど。

レンタルサーバーは、ちまたの噂に頼るしか手が無く、結局のところ評判としては X Server (エックスサーバー)が良い評価を得ている(WordPress を使った場合)ようなのですが、実際にテスト環境で移行してみると、外部からのアクセスがない状態でのテストなので、確かに速いとは思うのですが、何とも言えない感覚しか得られないのですが、これは致し方ないと思います。

さてさて、まぁ、遅いサーバー(この場合はお名前のサーバーね)を移行する事は、じっくりと考えていくのでまぁ置いておいて、前置きが長くてスミマセン。

WordPress でサイトを運営していると、必ず使うのが Plugin (プラグイン)ですね。

多くの Plugin がほぼ無償の状態で公開されていて、便利で有益な物が沢山あります。

このブログでも、沢山の Plugin を使っていますね。

ただ、あまり多くの Plugin をむやみやたらにインストールすると、使う Plugin にもよりますが、どんどんサイトのスピードとしては低下していきます。

これは Plugin が使うファイルなどをロードしたりするために速度が低下するので、ある意味いたしかたないのですが、使用する Plugin の数をなるべく少なくするというのもサイトを遅くしないための前提条件でもあります。

ただ、利用しなければならない Plugin という物もあるので、そういった物は、積極的に利用して良いと思います。(先の文章とは相反しますけど)

そこで、どんな物かとは思っていたのですが、Plugin のオーバーヘッドを計測するためのツールが Plugin として公開されているので、これを使って何が速度を落とす原因になっているのか、調べて見ました。結果は意外でしたよ。

P3 - Plugin Performance Profiler

P3 – Plugin Performance Profiler

この Plugin は P3 (Plugin Performance Plofiler)というツールで、Wordpress の Plugin として、無償で提供されています。

管理ツールの Plugin から追加のメニューに入り P3 と検索すると、この Plugin が見つかると思うので、インストールし有効化します。

管理ツールの左のバーで、ツール配下のメニューに P3 Plugin Profiler のメニューが出現するので、こちらをクリックします。

早速現状の Plugins の状況を確認します。

P3 - Result(Before)

P3 – Result(Before)

おぉっ。スバラシイ。円グラフでわかりやすく表示されていますね。

ところが、よく見てみると、これスバラシイどころではなく、えっ何でなのって思ってしまう Result(結果)です。

Google に Sitemap を送るごときの簡単な Plugin である、Google Sitemap by BestWebSoft ってぇ奴が、オーバーヘッドの半分弱を占めているではありませんか・・愕然としました。

数年使ってきている Plungin でしたが、様々な経緯があったのか、バージョンアップを経て、なんか最近おかしいなみたいな感じではあったのですが、こいつ、とにかく悪さをしている模様。

早速代換えの Plugin を探し、Google XML Sitemap という物に変更し、奴を停止。
停止後の測定結果が下記の図です。

P3 - Result (After)

P3 – Result (After)

Google に送るサイトマップを作るために新しく入れた、Google XML Sitemap のオーバーヘッドはほとんど無く、Wordpress 御本家の Jetpack がほとんどを占め、Plugin のロードにかかる時間も、削減する事が出来ている事が示されています。

体感的には、若干速くなったような気がしますが、詳細はわからない部分もあるのですが、この後、様々なベンチマークにかけてみようと思っています。

まぁ、これが本当に効果的であるかどうかは、しばらく継続して使用してみない事にはわからない所も多いのですが、またしばらく使って、様子を見たいと思っています。

このような結果が出て、実は非常に驚いていて、長年使っている Plugin にも、それは様々な経緯があるので、鵜呑みに信用するのは危ない事がわかりました。

もしも、管理パネルへのアクセスに遅延が感じられたり、サイト全体が重いなぁと思うような事があったら、このような調査も有効と思うので、試してみる価値はあるかと思います。

しかしまぁ、意外なところに落とし穴がある物だと感じた事は本当ですし、まだ、のろいサーバーを移転する事については考える事をやめる気はありませんが、こんなサーバーサービスにも一つの指標が出来ない限り、何を基準にレンタルサーバーを決めれば良いのか、わからないという問題は今後も続くと思います。

問題ですね。

いまどき HTML でえっちらおっちらホームページを作るなんて事をする事自体が少なくなってきていると思うので、目に見えない部分ではありますが、問題は継続すると思います。

もちろん金かけりゃいんですよって解決策もあるでしょうけど、それではサービス面においての競争になりませんからね。

このサーバーは、1日 / 10,000 PV 程度であれば、実際に経験し耐えうる事は実証しているので、なんでこうなる?って疑問点が多いのでそれを知りたいために使っている事も事実ではありますが、ご愛読の方には、表示が遅いなどのご迷惑をおかけして大変申し訳なく思います。

記事数も700記事を超え、アクセス数も爆発しているときも多々ありますが、そろそろ替え時なのでしょうかねぇ・・・

実際、いまこの記事を書いているときもそうですが、管理パネルの応答性は大きく向上したように思います。

これ、Wordpress 運用している方は、試して見る価値は大きいと思いますよ。

 


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