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この記事は 2015年06月20日 に以下のカテゴリに投稿されました SIM Blog.

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MVNO 各社のシェアにちょっとした異変が・・BIGLOBE が伸びてます – MM 総研の2015年3月の集計

ふ~ん。BIGLOBE がシェアを伸ばしているんだ。

2015年3月集計の MVNO シェア -  出典:(株) MM総研 [ 東京・港 ]

2015年3月集計の MVNO シェア – 出典:(株) MM総研 [ 東京・港 ]

それに比べて、日本通信(b-mobile)のシェアが落ちてる。

原因を考えてみると、近々は、日本通信は VAIO Phone の一件があったけれど、これは3月以降ですものね。
このデータは2014年4月~2015年3月までの集計だから、これは関係なさそう。
というか、話題性という意味では、増えていても良さそうには思う。(実際はあまり良い評価は得ていないようだけど)

そうすると、なんなのかな?

確かに BIGLOBE は、プロバイダとしての知名度も、インターネットの最初の頃から存在するし、知名度も高い方だと思いますね。

次に MVNO としてのサービスの内容を見ていくと、だんだんひもとけてくるのですが、まず料金は多少の違いはあるけれども、大きくは変わらない。ドングリの背比べのような状態だから、これもあまり関係ないかもしれない。

ではなんなのかな?と思い、BIGLOBE のページを開いてみたのだが、これかなぁと思われるのは、Wi-Fi サービスが、BIGLOBE の MVNO を使うと、無料でついてくるのですねぇ。

Android だけのようだけど、オートコネクトとというアプリケーションがあって、Wi-Fi に接続が可能なときは、このアプリが自動的に Wi-Fi に切り替えて、通信する事が出来るんだ。

BIGLOBE の Wi-Fi は、どうやら駅周辺や、大きな交差点などには必ずアクセスポイントが存在しているように見えます。

全国のマクドナルド、コーヒーショップ、東海道新幹線(東京~新大阪間)のN700系車内、羽田空港や中部国際空港などの主要空港、六本木ヒルズなどの商業施設等、全国の街中にあるアクセスポイントで、高速インターネットを追加料金なしで利用可能なサービスです。

と書いてあって、どうやら、BB モバイルポイントが全て使えるようですね。

これかな?

後は、サポート等だろうけども、こちらはちょっとわからない・・

BIGLOBE と言うと、少し前、 IIJmio と競って価格競争していたけれども、IIJmio は先のシェアの図では、その他になってしまって、要するに圏外状態だものね。

ちなみに、IIJmio には Wi-Fi スポットがついてこないのが、BIGLOBE と比べると、弱点だとも思う。

なるほど、もしかしたらこれが原因で、BIGLOBE が躍進したのかな?

他に Wi-Fi サービスが無料ついてくるのは、

  • BIC SIM
  • ワイヤレスゲート
  • OCN モバイル ONE

とあるけれど、OCN モバイル ONE は、確か今年の3月までと言っていたのが9月末まで期間が延びて、全国 48,000箇所もの Wi-Fi スポットが使えるって事だったはず。
やはり上記の 2015年 3月時点での集計では、シェアトップですものね。
でも今は利用登録だけで無料で使えるけど、いずれ有料となるのかな?
そしたら終わるね。
値段にもよるだろうけど。

BIC SIM はその場所によって無料だったり有料となったりとなっていたり、そもそもアクセスポイントが少ないような気がします。
IIJmio の SIM に Wi-Fi サービスを付けた物だけど全部が無料ではなくて、あまり使えない Wi-Fi スポットがついてきても便利ではないと思う。Wi-Fi の電波探して、歩き回らないとならないよ。

ワイヤレスゲートは、Wi-Fi に MVNO SIM 付けたという、他とは逆のアプローチをしている会社ですが、Wi-Fi のアクセスポイントとしては 40,000箇所ほどあるらしく、これは心強いと思うのですが、SIM の面から見ると、いまいち知名度が高くは無いように思うのと、評判があまり上がってこないのが弱みなのかなぁと思います。

そうすると、この結果のように、選択は、BIGLOBE になる・・という事なのか。

データ通信量で、ほぼ月々の費用(出費)が決まるのですから、データ通信量にカウントされない、活用できる Wi-Fi が無料で使えるのは、確かに大きな利点ですね。

LTE でも出来なくは無いけど、Wi-Fi につながれば通話料が格段に安い、IP 電話もつかえますものね。

これから先5年程度で Wi-Fi環境は特に東京圏において、整備がされていくでしょうから、この辺りへの対応が MVNO の成否に大きく影響するように感じました。

最近の公衆 Wi-Fi に対応したとかの報道は、海外からのお客様向けとの表記が目立ちますが、普通の日本人がまず使ってどうなのか、それが一番大事なのに、なぜそうなるのか不思議です。
カッコだけつけたってしょうがないでしょうが。
これがすでに一般的に、ごく普通(日本では)って話になってなきゃおかしいと思いますよ。

おもてなしってえのは、普段自分たちがしている事を分けてあげる事で、新しいの作ってハイどうぞってのとは違うんじゃないかと思うのだけど。


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