iOS 版 の Chrome がバージョン 44.0.2403.67 にアップデートされましたね。
ああアップデートが来ているなっとおもって、バックグラウンドで即、アップデートかけたのだけど、その詳細までは確認してませんでしたが・・・
これ、脆弱性に対する対策と、2つの大きな(?)機能向上が行われていたのですねぇ。
この2点なのですが、もう少し説明を加えましょう。
開いたタブを左右のスワイプで切り替える事が可能となった。
まぁこの通りなのだけど、Chrome の上部のアドレスバーのあたりを左右にスワイプすると、開いているタブを切り替える事が出来るように確かになっています。
これは、今までは開いているタブの状態を表示させて、上下スクロールで閲覧したいタブを選ぶ必要があったのですが、左右にスワイプするだけで移動が出来るので、大分楽になりましたね。
2つめは、少し深お話になるのですが、先日 Google はオープンソースの IoT を実現するための機能、Eddystone を発表しています。
Eddystone は、スマートフォンなどが、直接スマートデバイスにアクセスしたり、近くにあるものからの情報を受け取ったりする事を可能とする機能で、その機能を使った Physical Web を新しい Chrome でサポートしたのです。
これは、例えば、Eddystone を使ってビーコンを構築すれば、Physical Web にコンテンツを追加できるようになったりと、スマートフォンにインストールされた Chrome であらゆるスマートデバイスを操作する事を可能とする機能が、インプリメントされたという事なのです。
スマートフォン(Chrome)で、スマートデバイスをコントロールするというのは、このところ多くの企業などが参入を進めていて、今後も伸びていく分野であると思うし、この分野での先手を打ったという形ともとれます。
ビーコンに関しては、iOS でもサポートはされていますが、iOS 配下でしか動かないものであり、先行している(していた)ように見えるかも知れませんが、使用できる端末が iPhone 等だけとなるので、いまいち積極的に導入と言う事にはなっていないように思います。
Google が進めるものは、オープンソースで、作業さえ行えば、どのような端末でも同じ機能を実現する事が出来る(可能性を)持っているので、もしかしたら今後は立場が逆転するかも知れません。というかそうなると思うのです。
そういった意味で、今後もブラッシュアップが進むでしょうが、iPhone 版 Chrome に Physical Web の機能が追加された事は、今すぐというわけではありませんが、大きなインパクトを持つものだと思います。
参考までに Google の Physical Web の紹介はこちらのページにございます。
おそらく同じ機能を実現した Android 版も、近日中に公開されると思います。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。