なんだか AIBO と PC-8001 では、少し年代が違うような気もするけれど、どちらも当時は爆発的なヒット商品で、様々な意味で社会を前進させたことは、間違いがない品物だと思います。
国立科学博物館が、暮らしを大きく変えたり産業の発展に貢献したりした技術を「未来技術遺産」として毎年登録していて、ことしは 25 件が新たに追加されるとのことです。
今回追加される 25件の技術は、PC 関連だと、
その他で、あれっと思うのは、
なんてのが列挙されていて、夏目漱石さんの小説は、技術遺産というのは思いもしなかったかな?
PC は、当然8ビットの Z80 などが使われている主として、電源 ON ですぐに BASIC が走ったり、クリーンコンピュータと言って RAM にすべてをロードする形式が釣られているものでした。
まぁその前には、TK-80 と言って、ボードコンピュータを拡張して、今の PC のような形に発展していく製品もあったのですが、今で言うと、Arduino や Rasbery Pi のような感じといったほうが、わかりやすいかもしれませんね。
でも、でかくて少機能でした。ボードの端に自作の回路を勝手にのせることのできるスペースがついてたりする。
もちろん主要な言語はアセンブラで、書いたソースをハンドアセンブル(自分の脳みそがコンパイラ)なんてこともしていました。
富士通の FM-8 なんてのもありましたけど、確か販売開始が少し遅かったんだっけ。
バブルメモリとか得体の知れないもの(当時ね)や、アナログポートがついていて、A-D 変換できるので、会社にあるのをいじくっていたっけ。
カラーセンサーなるものを入手してきて X-Y プロッタの頭につけて、今で言うとカラースキャナー作って喜んでた。A3 ぐらい読み込むのに一晩かかるの。
この辺りの機種は、どうにか工夫して、全て触っていたと思う。
こんなコンピュータも、その当時は揃えると最低でも20万ぐらいでしたが、すごく高い買い物だった。
その当時は、秋葉原に行けば、Apple II の互換機とかも手に入って・・
今どこかの国のパクリが目立ちますけれど、三十数年前は、日本でも堂々とそんなことが行われていたわけです。
そういった法令とかも厳しくはなかったんだろうけどね。
国立科学博物館のこちらのページで今回登録された技術も含め、一覧を見ることができます。
登録されたすべての技術は、PDF による資料が閲覧できて、説明が加えられています。
専門外?でよくわからないものも多いけど、何かとそうなのか!なんて見入ってしまいます。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。