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この記事は 2015年09月05日 に以下のカテゴリに投稿されました Others (その他).

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AIBO / PC-8001 / MZ-80K など25件が未来技術遺産に登録されることになりました – 国立科学博物館

なんだか AIBO と PC-8001 では、少し年代が違うような気もするけれど、どちらも当時は爆発的なヒット商品で、様々な意味で社会を前進させたことは、間違いがない品物だと思います。

産業技術史資料情報センター

産業技術史資料情報センター

国立科学博物館が、暮らしを大きく変えたり産業の発展に貢献したりした技術を「未来技術遺産」として毎年登録していて、ことしは 25 件が新たに追加されるとのことです。

今回追加される 25件の技術は、PC 関連だと、

  • NEC PC-8001
  • SHARP MZ-80K
  • HITACHI MB-6890

その他で、あれっと思うのは、

  • SONY AIBO ERS-110
  • ニッポノホン 35号 (国産初の蓄音機)
  • 吾輩は猫である (夏目漱石さんの小説)
  • カセット デンスケ TC-2850SD (生録ブームの火付け役)

なんてのが列挙されていて、夏目漱石さんの小説は、技術遺産というのは思いもしなかったかな?

PC は、当然8ビットの Z80 などが使われている主として、電源 ON ですぐに BASIC が走ったり、クリーンコンピュータと言って RAM にすべてをロードする形式が釣られているものでした。

まぁその前には、TK-80 と言って、ボードコンピュータを拡張して、今の PC のような形に発展していく製品もあったのですが、今で言うと、Arduino や Rasbery Pi のような感じといったほうが、わかりやすいかもしれませんね。
でも、でかくて少機能でした。ボードの端に自作の回路を勝手にのせることのできるスペースがついてたりする。
もちろん主要な言語はアセンブラで、書いたソースをハンドアセンブル(自分の脳みそがコンパイラ)なんてこともしていました。

富士通の FM-8 なんてのもありましたけど、確か販売開始が少し遅かったんだっけ。
バブルメモリとか得体の知れないもの(当時ね)や、アナログポートがついていて、A-D 変換できるので、会社にあるのをいじくっていたっけ。
カラーセンサーなるものを入手してきて X-Y プロッタの頭につけて、今で言うとカラースキャナー作って喜んでた。A3 ぐらい読み込むのに一晩かかるの。

この辺りの機種は、どうにか工夫して、全て触っていたと思う。

こんなコンピュータも、その当時は揃えると最低でも20万ぐらいでしたが、すごく高い買い物だった。

その当時は、秋葉原に行けば、Apple II の互換機とかも手に入って・・

今どこかの国のパクリが目立ちますけれど、三十数年前は、日本でも堂々とそんなことが行われていたわけです。

そういった法令とかも厳しくはなかったんだろうけどね。

国立科学博物館のこちらのページで今回登録された技術も含め、一覧を見ることができます。

登録されたすべての技術は、PDF による資料が閲覧できて、説明が加えられています。

専門外?でよくわからないものも多いけど、何かとそうなのか!なんて見入ってしまいます。

 


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