これ、ずいぶん長い時間をかけて、裁判となっていましたね。
初代 iPod を使っていた時に、ついてましたね。
確かに使いやすかったし、でも、最近のモデルは、クリックホイールは搭載されていません。
この裁判、日本の発明家が苦労して、1998年に考案し、2005年にめでたく特許を取得したものなのですが、Apple とはその前後にちゃんとこの技術の売り込みを行っていたにもかかわらず、Apple との交渉がまとまらず、特許が認められた段階で、裁判となっていたもの。
当初は 100億円の賠償とか言われていたけれど、結局認められたのは、3億円と少し。
まぁ金額的には、それだけでもすごいとは思うのだけど、これがアメリカだったら・・なんて考えが頭をよぎってしまいました。(どうなるかはわからないけどさ)
Apple は、この裁判に対して逆に、特許非侵害訴訟を起こしたり、裁判を遅らせる(牛歩作戦というみたい)行為を仕掛けるなど、泥沼化していたのでした。
9日付で、最高裁が Apple の特許侵害を認め、3億3664万1924円の損害賠償額を支払うように、命じたと言う事で、裁判は幕をおろしました。
でも、日本では、実はこのような訴訟が認められることは稀で、個人の力では、どうしようもないこととされ、今まで大企業の力で、押しつぶしてきた現状を見ると、当たり前の話だとは思うのですが、快挙と言って良い事だと思います。
しかしまぁ、それを知りながら、同じようなものを採用したと思われるジョブスさんも、その側近も反省したほうが良いと思いますよ。故人ですけどね。
自分だったら怒るでしょ。
裁判の記録を閲覧すればよいのだろうけど、ご本人には、ありのまま、全てを語って欲しいと思いますが、無理なのかな。
特に訴訟以前の Apple との交渉の部分について聞いてみたい。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。