これほどまでに、ボコボコ問題が出てくるのも珍しい。
レノボ(lenovo)から、また・・です。
どうやらレノボの PC にプリインストールされているという、Lenovo Customer Feedback Program 64 というプログラムが、スパイウエアとしての動作をしているというもの。
今回この対象となるマシンは、レノボから出荷されたラップトップとワークステーションが対象となるとのことで、Lenovo ThinkPad / ThinkCentre / ThinkStation のシリーズです。あらあら、ThinkPad もですか・・
Lenovo Customer Feedback Program 64 というプログラムは、本来レノボがそのシステムの状態を確認するために1日1度程度実行され、システムの状況をレノボのサーバーに送り、各種の更新プログラム(デバイスドライバ等)の適用の可否を確認するのですが、そいつがついでにユーザの利用状況等をオンライン・マーケティング会社に送るという動作をするのだそうです。
レノボはこの事について、ユーザーは EULA(End-user license agreement)に記載されているので問題なしと、また変テコな回答をしているようだが、I agree. ってボタン押さなきゃ先に進めないじゃないのねぇ。
少なくとも I agree. しなくてもシステムを使えるようにしとかなきゃこの言い訳は通らないだろ。
か、Lenovo は勝手にマーケティング会社にあなたの利用状況をおくりますって、わかりやすく書くかだな。製品買うときにわかるようにしとかなきゃね。
そんなことできないんだろうけど、だったらそんな記述は避けるべきだし、Lenovo Customer Feedback Program 64 が行っていることは止めることが出来るようにしておかなきゃいけない。
Lenovo Customer Feedback Program 64 を動作しないようにするのは、それほど難易度は高くはなくて、タスクマネージャからこのタスクを無効な状態とすれば良いだろうし、それでも心配ならば、”C:\Program Files (x86)\Lenovo” このディレクトリの下に Lenovo Customer Feedback Program 64 がいるので、これ削除してしまえば OK だろうと思う。(手元にないので多分だけど)
こいつ消すかリネームするだけでもタスクが実行できませんってエラーが出るだけで、問題はないと思う。それからタスクを無効にしても良いでしょう。
でも、Lenovo Customer Feedback Program 64 と同じような動作をするプログラムって DELL にもあるし、グラボのユーティリティにも含まれていることもあるので、同時にこれらは大丈夫なのか心配になってきちゃいますね。
本来の目的だけの動作であれば、便利であるし有用でもあると思うのだけど、全くレノボの悪さって言ったら、手法も幼稚で最悪だね。
スゴイよね、これで3連発だもの。
※リンクはこのブログに書いた過去記事
Think シリーズだけは、今回の問題が発覚するまでは、それでも大丈夫(か?)と言われていたのだけど、これで全滅。
お持ちの方は大変だけど、これらちゃんと対策したほうが良いと思います。
元記事は、こちらです。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。