モジュール式で組み合わせてと言うのは、Google も進めているようですけどね。
Google がプロジェクトとして進めているものは、Project Ara といって、こちらの記事でも紹介しています。
今回紹介するのは、kickstarter で資金を調達中のプロジェクトですが、RePhone Kit という、もう少し深いと思われるプロジェクトです。
上の画像のような形で提供され、ディスプレイ部分の液晶と各種の基盤をお好みに合わせて組み合わせて、携帯電話を作り上げます。
なんと、キットの標準の状態だと、筐体はボール紙ですよ。
モジュールは、8個のモジュールが提供される予定とのことです。
上記の中で、通信モジュールは GSM に対応したのもの、3G に対応したものの2つが提供される予定です。
これらとあとはお好みのセンサー類のボードなどを組み合わせて、SIM を入れれば携帯電話の完成となるわけですね。
こんな感じです。
上図はキットにカット済みで添付されるボール紙の筐体に収めた完成(予想)品です。
非常に面白いと思います。
もちろんどんな筐体に収めようと、作った人の意向次第ということになりますから、
こんな形で完成させても良いわけです。
加えてソフトウエアの開発も Arduino IDE で行うことが出来るとのことですから、ますます楽しめそうですよ。
ただ、一つ気をつけなければいけないのは、日本ではこういった機器には、技適マークが必要となるので、それなりの検査を受けないまま使用すると、電波法に触れてしまいますのでご注意ください。
ちなみにこれらは、2.54 ミリピッチの端子が基盤から出ているとの事ですので、自作はな方には、これらが解禁されるだけでも、面白い使い方ができるのですけど・・・
kickstarter のページはこちらにあります。
それぞれのモジュールの価格もお安いように思います。
順調に資金調達も進んでいるようです。
動画もありましたので、貼っておきますね。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。