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この記事は 2015年10月23日 に以下のカテゴリに投稿されました Smart Phone.

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Google Nexus 5X は BAND 28 に対応していることになってるけど、ソフトバンクとドコモの BAND 28 Upper Duplexer なので、使えないと思われる件

ソフトバンクが販売を行うと発表し、ドコモも続いて Google Nexus 5X の販売を行うと先日発表がありました。

Google Nexus 5X

Google Nexus 5X

でもドコモの Nexus 5X は Google から直接買うようよりも3万円もお高いみたい。

その話ではなくて、700MHz 帯を使う、BAND 28 の問題などですが、Google の Nexus 5X は、BAND28 の Low 周波数だけをサポートしているだけなのです。

BAND 28 は3大キャリアにそれぞれ割り当てられているけれど、その周波数は以下のとおりとなっているのです。

  • au の BAND 28 上り 718.0~728.0 MHz / 下り 773.0~783.0 MHz
  • ドコモの BAND 28 上り 728.0~738.0 MHz / 783.0~793.0 MHz
  • ソフトバンクの BAND 28 上り 738.0~748.0 MHz / 下り 793.0~803.0 MHz

こんな風に同じ BAND 28 でも異なる周波数を帯を使用しているわけですね。

そこで Google Nexus 5X の仕様をよく見てみると、BAND 28 と書いてはあるものの、周波数帯は、上り 703.0~733.0 MHz / 下り 758.0~788.0 MHzと書かれています。

このような端末は、過去にもいくつか存在しているのですが、結局のところ、販売を行うとアナウンスしたソフトバンクとドコモの2社の BAND 28 は、帯域幅の問題でサポートがされない(使うことが出来ない)ということになってしまうのですね。

ちなみに BAND 28 は、

  • Lower Duplexer 上り 703.0~733.0 MHz / 下り 758.0~788.0 MHz
  • Upper Duplexer 上り 718.0~748.0 MHz / 下り 773.0~803.0 MHz

となっていて、ドコモとソフトバンクは Upper Duplexer 側の周波数が割り当てられているので、BAND 28 の Lower Duplexer 側のみをサポートしている Google の Nexus 5X はドコモとソフトバンクの BAND 28 は使うことが出来ないということになるわです。

au からは販売するとのアナウンスは出ていませんが、au の回線を使うのであれば、BAND 28 は認識し、使うことが出来るはずです。

ドコモとソフトバンクの Google Nexus 5X で何が起こるかというと、それほど大きな問題はおこらないとは思いますが、将来どのような使い方がされるかわかりませんが、現時点では BAND 28 は実験段階と思うので、すこし先は何かしらの問題を被るのかも・・でもこれはまだわからないですよ。

これって Low だの Upper だのわかりにくいですね~

 


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