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この記事は 2015年10月28日 に以下のカテゴリに投稿されました 3D Printer.

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XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー / 3D プリンタとのセットを予約販売開始

この製品、噂の製品ですよね。

XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー

XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー

こちらのブログの記事でも展示会の時の発表時に、お知らせしています。

その時には、日本での販売ももちろん考えていて・・販売価格は3万円以内と言われていたのですが、やってくれましたよ!

販売形態は、スキャナ単体での販売と、XYZprinting が販売している 3D スキャナ非搭載の 3D プリンタとのセットしての販売の2つの販売方法を取るとのことです。

また、同社が販売している 3D スキャナを搭載した 3D プリンタである、ダヴィンチ 1.0 AiO は販売価格が改定され、99,800円となり販売が継続されます。

さて、XYZ プリンティングが予約販売を開始し、11月10日から店頭にも並ぶハンドヘルド 3D スキャナーの販売価格は、22,800円(税込)とのことで、先の記事でも紹介した3万円以下の価格でと言うのは、実現されたことになりますね。

3D プリンタとのセット販売されるのですが、現時点ではキャンペーンを開催していて、価格は 3Dプリンタの販売価格に 15,000円(税込)を加えた価格となるとのことですので、更にお得に購入することが出来ます。

セット販売の価格(キャンペーン適用時)は以下のとおりです。
キャンペーンの期間は2016年1月15日迄とされています。

  • ダヴィンチ 1.0A スキャナーパック:84,800円(税込)
  • ダヴィンチ 2.0A Duo スキャナーパック:104,800円(税込)
  • ダヴィンチ 1.1 Plus スキャナーパック:134,800円(税込)
  • ダヴィンチ Jr. 1.0 スキャナーパック:64,800円(税込)

3D スキャナと、3D プリンタを揃えることが出来て、エントリーレベルの 3D プリンタであれば、64,800円で揃えることが出来る・・・・

絶句というか、スゴイ時代になったものです。

XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナーの特長は以下のとおりです。

  • 軽量、コンパクト
  • 238gで、扱いやすいU字形状のデザインのため持ち運びが容易で、さまざまなものを3Dデータ化することが可能です。
  • 簡単に使える

64ビット/32ビット Windows 8.1(もしくはそれ以降)を搭載したパソコンのUSB 3.0ポートに「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」のケーブルを挿入するだけで使用できます。

XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー

XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー

  • 専用ソフトウェア「XYZscan」が付属
    「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」を使用するための専用ソフトウェア「XYZscan」が同梱のSDカードに収録され、必要なものは全て揃っています。
  • 業界標準のSTL、OBJ形式で保存可能
    「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」でスキャンした3Dデータは、業界標準のSTLおよびOBJ形式で保存されるため、さまざまなソフトウェアで3Dデータの編集が可能です。

XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー仕様は以下のとおりです。

価格(税込)22,800円
販売開始時期2015年11月10日(先行予約販売は2015年10月26日)
スキャン技術インテル® RealSense™テクノロジー
スキャンサイズ

(幅×奥行×高さ)

オブジェクトモード:5×5×5~60×60×30cm

ヘッドモード:5×5×5~40×25×40cm

スキャン精度1.5mm(x/y 分解能@50cm)

1.5mm(z 分解能@50cm)

解像度640×480 / 30FPS
スキャン距離10~70cm
インターフェースUSB 3.0(本体付属ケーブル)
本体サイズ(幅×奥行×高さ)41×61×157mm(幅×奥行×高さ、ケーブル含まず)
最大消費電力3.0W
本体重量238g(USBケーブル込)
出力ファイル形式.STL、.OBJ
対象OSWindows 8.1(64ビット/32ビット)以上
ハードウェア要求スペック第4世代インテル® Core™ i5プロセッサー以上

4GBメモリ以上

付属品SDカード(XYZscanを収録)、取扱説明書、保証書
保証本体:6ヶ月
使用環境温度10~40℃

 

いやぁスゴイのだけど、気になるのは 50cmで 1.5mm の分解能という所ですね。
採取したデータを見てみないとわからないけれども、もう少し精度があると良いかもしれませんが、その価格を考えるとしかたがないのかもしれません。
もしかしたら、大体の外観を得るということには良いのかも。
この種の 3D プリンタの精度に合わせた製品と割り切る必要があるのかもしれません。

ちょっと中だるみを感じる 3D プリンタですが、その精度と 3D データを作るということが面倒な事に起因することと思いますが、その1つの問題が改善されたと言っても良いでしょう。

ますます盛り上がってほしいものですが、複製という概念についてもおさらいしておく必要がありそうに思います。


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