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この記事は 2015年10月30日 に以下のカテゴリに投稿されました Others (その他).

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日本の平均得点はビリ! –16ヶ国で行われた「ネット常識力」テスト / Kaspersky Lab

この結果には、かなりショックをうけましたねぇ。

なんだか公共の機関のからも相次ぐ情報流出にまつわる事件などが、絶え間なく聞こえてくる状況を踏まえると、情けねぇ状況で有るなぁと思います。

自身も含めてはもちろんなのですが、普通の人にはこういった事、そういえばまともに教えられる機会というのは、なかなかないのも問題なのかもしれません。
ただ大企業や官公庁では必ずこの手の教育は行っているでしょうから、それでもそんな事件を耳にするということは、認知されていないわけではないのでしょうが、自分は大丈夫的な考えが強いのかもしれません。

こんな状況で、これから始まるマイナンバーなど、本当に大丈夫なのか、不安となるのも当たり前の話であると思います。

何を言っているのかというと、セキュリティ・ソフトなどを販売しているカペルスキー社が全世界で行った、「ネット常識力」のテストにおいて、日本人の平均点がなんと最下位。

先進国(ですよね)であるはずなのですが、とっても残念な結果となっているのです。

テストの結果なので、以下はレポートをそのままの形で掲載しますが、ご一読ください。

あなたの「ネット常識力」はどのくらい? ~ 世界のインターネットユーザー18,000人の IT 知識テストで、日本の平均得点はもっとも低い結果に ~

株式会社カスペルスキー

テストの結果からは、サイバー脅威への不安やデバイスに保存する個人情報が増える一方で、警戒心は強めていないという傾向が見られました。最高得点はドイツの 100点で、日本は 92点でマレーシアと並び 16か国中最も低い結果となりました。
日々の生活において私たちは様々な判断を迫られる場面がありますが、インターネットライフにおいても、正しい知識に基づいた瞬時の判断が求められます。Kaspersky Labでは、安全にインターネットを活用する上で必要な、知識レベルの測定と理解を促すためのテストを用意・実施しました。

Kaspersky Lab は毎年インターネットユーザーを対象に「Consumer Security Risks Survey」を実施しています。本年は世界16か国の18歳以上のインターネットユーザー18,000人から回答を得ました。テストの結果からは、サイバー脅威への不安やデバイスに保存する個人情報が増える一方で、警戒心は強めていないという傾向が見られました。

テストは、Web サイトや SNS の閲覧、ファイルのダウンロードなど、インターネット上の日常的な行動の中で危険をはらむ状況についての 29 の設問と、それに対する回答の選択肢が用意されています。各選択肢には、安全度に応じた点数が割り当てられています。満点は 150点で、テスト終了後、得点とともに 4段階の判定結果と全正解が表示されます。平均点は 95点で、ユーザーは直面し得るサイバー脅威の約半分しか識別できないことがわかりました。最高得点はドイツの 100点で、日本は 92点でマレーシアと並び 16か国中最も低い結果となりました。

国および年齢別の平均スコア分布

国および年齢別の平均スコア分布

31%のユーザーはよく知らない Web サイトに個人情報や金融関連のデータを入力し、46%のユーザーが自分はサイバー被害に遭わないと考えています。フィッシングの偽ページではなく、正規のページを選択できたユーザーはわずか24%で、正規ページと誤認し認証情報を窃取するフィッシングサイトだけを選択してしまったユーザーは58%にものぼりました。さらに10人に1人が、不審なメールを受信しても確認せずに添付ファイルを開いていることがわかりました。これは多くの場合、悪意あるプログラムを自らの手で起動するのに等しい行為です。また、セキュリティ製品が危険と判定し、プログラムのインストールを停止した場合、19%のユーザーがインストールを続行するためにセキュリティ機能を無効にすると答えています。

Kaspersky Lab プリンシパルセキュリティリサーチャー、デイヴィッド・エム(David Emm)は、次のように述べています。「自己防衛本能は生存に関わる重要な能力です。現実世界では、金銭や所有物の盗難リスクを減らす方法を誰もが子供の頃から学び理解し、常にリスクを警戒していますが、インターネット上では自己防衛本能が鈍るようです。今では私生活、知的財産、金銭をはじめ、あらゆるものがデジタル化されています。オンラインで犯した過ちの代償も、現実世界と同じくらい大きなものになり得ます。だからこそ、インターネットを利用するユーザーも技術とともに進化し、ITの知識レベルを高めていってほしいと思います」

・テスト結果をまとめたレポートはこちらをご覧ください。
http://media.kaspersky.com/jp/Kaspersky_CyberSavvy-PR-1017.pdf

・ご自身の「ネット常識力」を以下のサイトで試すことができます。
https://blog.kaspersky.co.jp/cyber-savvy-quiz/

・オンラインでの安全な行動については、Kaspersky Dailyブログの記事をご覧ください。
https://blog.kaspersky.co.jp/digital-literacy-for-everyone/ 

■ Kaspersky Lab について
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。ITセキュリティ市場におけるイノベーターとして、17年以上にわたり大企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なITセキュリティソリューションを提供しています。現在、世界中のおよそ 200の国と地域で事業を展開し、全世界で4億人を超えるユーザーをIT上の脅威から保護しています。

まぁただ、このカペルスキー社というのも、以前に働いていたスタッフの談話によると、わざわざウィルス等をばらまいた・・なんて話も少し前に話題となっていました。

それはともかく、このような結果が出たことについては、きちんと受け止め対策を図る必要は有るでしょうね。

上記のリンクから、もう少し詳細な PDF ファイルとされている結果が参照できますし、自身の「ネット常識力」を試すことも出来ますので、ぜひサイトにアクセスしてみてください。

正しい知識を皆が身につけることが、急務であると思います。

多分「ネット常識力」をやってみると、えっ!って思うと思いますよ。

ドイツの人はスゴイですね。

 

俺、悪いのかなぁ・・

ショックだよ。

少しそういう記事も書くことにする。


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