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この記事は 2015年11月27日 に以下のカテゴリに投稿されました SIM Blog.

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SIM ロックフリー機 / MVNO SIM の利用者実態調査 – 満足度は高く、月額費用は 3,000円程との結果(株式会社ジャストシステム)

SIM ロックフリー機、MVNO SIM で利用しているユーザの実態調査の結果が公開されています。

調査を行ったのは株式会社ジャストシステムで、調査期間は 2015年11月13日(金)~11月16日(月)の間、20歳~59歳の男女 1,000名に、『SIM フリー端末に関する実態調査』を実施した結果です。

SIM ロックフリー端末の利用意向

SIM ロックフリー端末の利用意向

【調査結果の概要】
■SIMフリー端末を使っていないユーザーの7割が、「SIMフリー端末」に興味
「SIMフリー端末でない」スマホユーザーに興味の度合いを聞いたところ、「近い将来、SIMフリー端末にしようと決めている」(5.9%)、「時期は決めていないが次はSIMフリー端末にしようと決めている」(13.0%)、「SIMフリー端末には興味はあるが悩んでいる」(49.1%)でした。「悩んでいる」人も含めると、合計で68.0%の人が興味を持っていることがわかりました。

■「SIMフリー端末」の月額利用料は、約5割が「3,000円未満」
「SIMフリー端末」ユーザーの月額利用料で最も多いのは「3,000円未満」で46.8%でした。また、「SIMフリー端末」に「満足している」人は32.3%、「やや満足している」人は46.8%で、合計すると79.1%と約8割の人が満足していました。

■「格安SIM」と「SIMフリー端末」の違いを説明できるのは14.8%
「SIMフリー端末」を認知しているスマホユーザーに、「格安SIM」との違いをどの程度理解しているかを聞いたところ、14.8%の人が「他の人に詳しく教えられるくらい」知っていると回答し、25.2%の人が「知っているが他の人に教えられるほどではない」と答えました。

■「SIMフリー端末ではない」ユーザーの約6割が、「7,000円以上」の月額利用料
「SIMフリー端末でない」スマホユーザーの月額利用料は、「9,000円未満」が最も多く(20.9%)、次いで「8,000円未満」(20.5%)でした。7,000円以上の月額使用料を支払っている人をすべて合計すると57.3%でした。やはり「SIMフリー端末」ユーザーに比べると、高額の月額使用料を負担していることがわかりました。

■「SIMフリー端末」に変えない理由は、「面倒くさそう」「どれくらい安くなるかわからない」
「SIMフリー端末でない」スマホユーザーが「SIMフリー端末」に変えない理由は、「手続きが面倒くさそう」(32.7%)、「どれくらい安くなるかわからない」(32.3%)、「調べるのが大変そう」(30.5%)でした。「SIMフリー端末」への変更手続きやメリットをわかりやすく提示できるかが、「SIMフリー端末」普及の鍵なのかもしれません。

【調査の実施概要】
調査期間 :2015年11月13日(金)~16日(月)
調査対象 :スマートフォンを利用している20歳~59歳の男女1,000名
質問項目 :

  • 現在利用しているスマートフォンのキャリアを教えてください。
  • 「SIMフリー端末」について教えてください。
  • 「SIMロック解除の義務化」について教えてください。
  • 「MVNO」について教えてください。
  • 「格安SIM」と「SIMフリー端末」の違いについて教えてください。
  • 現在のスマートフォンの月額利用料について教えてください。
  • 「SIMフリー端末」利用のきっかけについて教えてください。
  • 「SIMフリー端末」を利用しない理由について教えてください。
  • 現在のスマートフォンの月額利用料がいくらになれば「SIMフリー端末」にしますか?

まだ SIM ロックフリー端末を使っていない方の約 7割もの方が、興味を持っているとは、認知度も高くなったものだと感じます。

また、メガキャリアのプランでは、現状ではどうしても月額 7,000円以上の負担が必要となりますが、MVNO SIM のユーザは月額 3,000円程度の負担となっており、4,000円の差ということは年額で 48,000円以上もの節約になっている点は、前々から伝えていますが見逃せない点でしょう。

MVNO もだんだんとサービスの質を向上してきているので、初期のような面倒臭さもないし、現状維持であればこのような事は発生しませんが、メガキャリアだって2年に1度は同じような手続きを踏まなければならないので、一考に値するのではないでしょうか?

以前は端末は一括・自前で用意する必要がありましたが、少しずつですが割賦で購入できるところも当然縛りは存在しますが、出てきていますよ。

ただし、メガキャリアでも各種サービス、固定インターネット回線との組み合わせや、今後は電気の自由化が始まったりもするので、このタイミングでどのような展開があるかは今はわかりませんけれど。

また、おそらくは総務省が手動で進めている、携帯電話の料金を低価格化するという動きについてもそろそろ結論が出てくる頃でしょう。

爆安とはなるわけがないとは思いますが、かけ放題ではないプランや、データ通信量を減らした月額負担の少ないプランが出てくるとは思いますが、データ通信量が少ない場合や、それほど電話をかけないのであれば、このような今後出てくるプランを選択し、負担減を図るのも方法であると思います。

なお、簡単な情報を入力することで、このような概要のレポートではなく、フルレポートも無料でこちらのサイトから入手できます。

関心のお有りな方は、是非どうぞ。


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