レッツノートかダイナブックを使っている方は必ず確認を – 電池パックの不具合で発煙・発火の可能性ありなので、交換プログラムが開始されています

またまた電池の問題ですね。

レッツノートとダイナブックの電池パックで発煙・発火の危険あり

パナソニックのレッツノート、東芝のダイナブックの特定の機種を使われている方向けに両者から交換プログラムがアナウンスされています。

どちらも日本を代表するようなノート(モバイル)の PC だと思うので、注意が必要です。

原因は、パナソニック製の電池を使用した電池パックの一部のロットに不具合があり、使用を続けていると、発煙・発火に至るおそれがあるということです。

おそらくは、電池パックというよりは、充電池そのものまたは、使用されている充電制御回路に問題があるのだろうと思われ、それを使用した電池パックの交換という判断なのでしょうね。

既にパナソニック / 東芝からはトップページにもすぐわかるようにリンクが貼られていますが、それぞれ抜粋すると以下のように書かれています。

• パナソニック (レッツノート)
  新たなお願い パナソニック　ノートパソコン用バッテリーパック交換・回収のお知らせ
  バッテリーパックが発火し、火災に至る恐れがあります。
  バッテリーパックの無償交換を実施中です。
  ※2014年5月及び同年11月実施の「リコール社告」で、対象外であることを、ご確認いただいた方を含め、改めてご確認をお願い申し上げます。
  この度、新たに2011年7月から2012年5月の間に製造したノートパソコンの一部機種およびオプションのバッテリーパックにおいても、製造上の不具合により、同様の発火、火災に至る危険のあることが判明いたしました。
  対象バッテリーパックにつきましては、事故防止のため無料で交換・回収させていただきます。

• 東芝 (ダイナブック)
  東芝製ノートパソコンに搭載のバッテリーパック交換について
  このたび、2011年6月以降に製造した当社製ノートパソコンに搭載されたバッテリーパック（パナソニック株式会社にて製造）の一部ロットにおいて不具合があり、発煙、発火に至る可能性があることが判明いたしました。
  当社は、対象製品をご使用のお客様に今後とも安心してお使いいただくために、日本国内向けの機種を対象にバッテリーパックの交換・回収プログラムを実施し、対象のバッテリーパックを無償交換させていただきます^注１。ご使用のパソコンに搭載されているバッテリーパックが交換対象かどうかのご確認方法と交換のお申込みにつきましては、専用のウェブサイトにてご案内しております。

パナソニックは過去に似たようなアナウンスを行っており、この時の総数はなんと208,976個ものバッテリーパックに問題があるおそれがあるとしています。

今回それに加え、17,613個、そして今回新たに発表されたダイナブック分の 95,811個を加えた数が(現時点での)総数 3,222,400個もの数になるわけですね。

対象となるマシンをお持ちの方は、多いと思いますので、是非ご確認をお願いたします。

もしも対象となる場合には、即、使用を中止と書いてあるのですが、そうもいかない事が多いのではないかなぁと思いますがくれぐれもご注意を。

それぞれの案内は、以下でされていますので、即、確認ですよ。

• パナソニック
• 東芝

これだけの数となると、他にもあるのではないかと危惧してしまいます。

充電時や使用時に、電池パックなどが異常と思われる(手で持てないほど)ほど発熱・過熱する場合には、何かしらの問題があると思ったほうがよいです。

minorus

電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな（役にあんまり立たない）ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。