楽天モバイルが先日発表した、月額850円の負担で5分間以内の通話であれば、かけ放題というオプションサービスです。
条件があって、楽天モバイルの加入者であることに加え、楽天でんわアプリで電話をした時に限られます。
楽天でんわはアドコールという通常の電話番号の頭に数桁の番号を追加することにより特定の回線を経由して通話を行うという方法ですね。
利点としては、
等があげられ、これらは使用している回線が電話回線なので、違いはないのですね。
逆に短所はアプリでカバーされるところもありますが、
なんてことがあるのですけれど、この短所の上2点はアプリでうまくカバーでき、ほぼ普通の電話アプリと変わらない操作で通話を行うことが出来るようになっています。
そんな楽天でんわのアプリですが、1回当たり5分以内なら何回でも通話でき、5分を超過した分は携帯大手の半額の30秒10円で利用できるというプランが登場したわけです。
まぁ、家族(等)を以外と通話する際や、同じキャリアではないとわかっていて通話する際、自宅以外の固定回線に対し電話する際には、Wi-Fi 環境がなければ、良い方法かなぁとも思います。
他に通話を行う方法は、IP 電話を使った 050+ を始めとしたサービスが有りますが、これを使うと劇的に通話料を抑えることが出来ますが、接続しているネットワークによっては、遅延が生じたりすることも事実ですので、Wi-Fi 環境が整ったところで使用することをお勧めします。
また、他のアドコールのサービスも存在し、例えばこちらで紹介しているアプリケーションを使えば同様の方法で通話を行うことが出来、特に楽天モバイル会員ではなくてもキャリアの料金請求に乗っかって請求されるだけなので、もしかしたらこちらのほうが使いやすいのかもしれません。
どちらにしても、メガキャリアを使っている方の多くは、家族間でのやり取り等を重要視している面もあると思うので、現状の MVNO で足りないとすれば確かにこの辺りの施策だと思います。
多分 MVNO だとみおふぉん(IIJmio)が家族間の割引を行っていたと思うのですが、無料までとはならなかったと記憶しています。
さてさて話を元に戻して、楽天でんわですが、もしも通話がすごく多いということで、メガキャリアの施策を使えないということなら、お薦めは出来るでしょう。
月額固定費ゼロ円ですし、通話料は半額の30秒 / 10円ですからね。
ということは、通常の通話料金の約半額となりますが、この月額850円の負担で5分間以内の通話が回数無制限で無料となるということは、42.5分回数にして9回ほど以上楽天でんわを使うのならお得になるということになりますね。
もしも、普通の通話方法を使っているなら、約ではありますがおよそその半分の時間を音声通話に使っているのなら、お得になると思います。
しかし、先ほどの家族間通話の無料などとなっている場合には、この分はどうしても、普通の音声通話のほうが安いというかタダなので、太刀打ち出来ない事にはなります。
でも、もしも Wi-Fi 環境が常に手元にあるのなら、発信には 050+ などの IP 電話サービスを使うと、もっと下がります。
050+ だと、通話先にもよりますが、国内の固定電話宛だと3分8.64円、携帯電話やスマートフォン宛だと1分17.28円、PHS 宛だと1分10.8円、海外向け通話だとアメリカで1分9円、中国向けだと1分29円、同じ 050+ への通話は無料などとなっているわけですよ。
加えて 050+ ではメッセージのやり取りも出来、これは無料なのですね。
月額費用は普通は300円の負担と通話料がかかりますけれども、OCN モバイル ONE 等を使っている場合には1回線分の番号が無料で付与されます。
多分何気なく通話をする際には電話してると思うのですが、上手に使い分けると、思いの外負担を軽減することが出来ますよ。
もちろん今回紹介した楽天でんわの月額850円で5分以内の通話が回数無制限で使えるというオプションサービスにバッチリハマる方もいると思うのですが、楽天モバイルを使っていないと・・ってところのハードルが高いように思うし、そうするとどうなのかな?って思います。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。