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この記事は 2016年02月08日 に以下のカテゴリに投稿されました IoT.

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IoT 検定制度がスタートするそうですよ – 必要な知識を確認することがまず第一なのでこれは良いことですね!

IoT って最近はよく耳にするようになってきましたね。

必ず言われるのが、「モノのインターネット」って言葉を使って説明されていたりもするけれども、あまりよくわからねぇななので、好きではない。ピンとこないもの。

別に無理やり日本語にしなくてもよい世の中だと思うのだけど、どうしてこうなるんだろうねぇ。

Internet of Things で IoT だけど、要するになんでもインターネットにつなげて便利に使いましょうよという考え方。

それは便利になるでしょうけれども、これってやっぱり前提ってものがあるわけですね。

例えば、

  • 安全にインターネットに接続できる(セキュリティ)
  • 例えば電気的な安全性も確保されていること

など、これ広範囲に及ぶので、何をコントロールするかによって、必要な知識の範囲もものすごく広くなるのです。

単純にお家の電灯を入れたり切ったりということでも、そりゃあ他人に勝手に電気つけられたら普通は怒るでしょうから、セキュリティ面での安全性も必要になる。

電灯ぐらいならまだしも、エアコンや鍵の開錠とかになってくると、さらに厳しくすべきと思うし、場合によってはこれがもとで火災の原因になったりしたら、大変なことになりますものね。

とはいっても、それらをきちんと理解し対策したうえで、利用すればこんなに便利なことはないでしょう。

発展途上の技術なので、今後どんなものが新しく現れるかもわからないし、アイデア次第でホントに様々なことができるようになる。

こんなチャンスというか、出てきた芽をつぶしてしまう前に、きちんと必要な知識を身につけた人が進めていって欲しいです。

これらを可視化するためにはやはり資格や認定制度が役に立つと思うし、それらを推進しているというニュースが流れてきたので紹介します。

ちょっと長いですけれども、お付き合いださい。

IoT 検定準備委員会

IoT 検定準備委員会

IoT検定準備委員会のニュースリリース

IoT 検定制度開始のご案内 ~IoT に関わるすべての人がワクワクする世の中を知る事ができる~ :モノのインターネット)」と呼ばれるものです。

はじめに:
インターネットが情報だけでなく、モノとモノ、モノとヒトをつなげ、すべて が繋がるようになった今、あらゆる情報をデータ化し、ビッグデータ分析を通 じて有益な情報を社会のあらゆる場面で活用しようというトレンドは、「IoT (Internet of Things:モノのインターネット)」と呼ばれるものです。

IoTで何ができるのか、何を提供できるのか、どう仕事に活かせるのか、生活が 豊かになるのかを考えることも重要ですが、その上でサービスを作り上げるの は簡単ではありません。
IoTの目的はモノをインターネットにつなげるだけではなく、収集したデータを 分析した上で将来の予測を通じて社会や家庭のあらゆるシステムを自動的に効 率よくするところにあります。
そのため、サービスを企画するだけでもデバイス・ネットワーク・データ分析・ セキュリティなどのIoTに関連する包括的な知識を持つ必要があります。
そこで IoT 検定準備委員会では、さまざまな有識者からなるオープン委員会と して、IoT の普及と知識スキルを可視化する策として検定制度を開始することと なりました。
IoT検定は技術的な視点だけでなく、マーケティング担当、サービス提供者、ユ ーザー等の視点から必要となるカテゴリー、スキル要件を網羅し、それぞれの 立場で IoT のシステムを企画・開発するために必要な知識があることを確認・ 証明できる検定です。

今、この IoT にかかわるビジネス市場規模が急激に成長しています。
例えば、 米Morgan Stanleyや米Cisco Systems などの予測では、2020 年時点でインタ ーネットに接続するモノの数は、500億~1000億個と言われていて、2035 年に
なると1兆個を超えると言われています。
これは、将来的にコンピュータの数より IoT デバイスの数が多くなることを示 しており、各企業にとって大きなビッグチャンスと言えます。 また、IoT は、IT 企業だけでなく、製造業や小売・流通業、サービス業など、 あらゆる業界のビジネスに関係するものであります。 さらには、民間企業だけでなく、政府機関や自治体なども大きな可能性を感 じており、実際に世界各地で大規模なコンソーシアムやフォーラムが立ち上が っており、日本において首相官邸から発表されているオリンピック2020成 長戦略においても記されています。
このように、社会にとって大きな恩恵をもたらすと同時に、国家的規模で人 材育成が急務である IoT に対して IoT 検定制度準備委員会では検定制度委員会 の立ち上げと IoT 検定制度の提供を通じて貢献をしていきたいと考えております。

IoT 検定制度について 検定概要:
コンセプトとして、「IoT は技術の総合格闘技」であるがゆえ、幅広 い知識の習得と現実的、実現可能なサービスの把握が重要! 基礎レベルから高度な実用レベルのIoT能力を認定。

検定名称:IoT検定制度 Internet of Things Exam

検定分野:基礎レベルカテゴリ(予定)
分野 項目

戦略とマネジメント
企画推進・戦略立案のための基礎知識
プロジェクトマネジメントに関する知識
人材育成と企業間連携に関する知識

産業システムと標準化
産業システム・スマート製品に関する知識
世界各国におけるIoT 推進プロジェクトに関する知識
IoT関連の標準化に関する知識

法律
通信関連の法律に関する知識
製品の製造および使用に関連する法律に関する知識
オープンソースのライセンスおよび知的財産に関する知識

ネットワーク
データ送信プロトコルに関する知識
WAN(広域エリアネットワーク)に関する知識
LAN およびPAN(Personal Area Network)に関する知識

IoTデバイス
小型制御装置に関する知識
電子工学に関する知識
センサ技術に関する知識
IoTにおけるスマートフォン活用に関する知識

プラットフォーム
クラウド環境利用に関する知識
分散処理システム利用に関する知識

データ分析
データベースに関する知識
機械学習および人工知能に関する知識

セキュリティ
暗号化に関する知識
攻撃対策に関する知識
認証技術に関する知識
システムの監視・運用に関する知識

検定概要:詳細については後日発表

主な受験対象:
・ IoTを取り入れる組織の経営者および管理者
・ IoT化を推進するプロジェクトの企画担当者
・ IoTを活用しデータ分析などを行う利用者
・ IoTシステムの構築・保守運用に携わるエンジニア

開始時期:平成28年3月3日以降

今後の予定: 2016年
2月 検定委員会 設立 検定概要決定
3月 ベータ試験実施(希望者・有識者)
試験セット完了
第1回IoT検定実施

※ベータ試験希望者や検定内容に関するアップデートについてお知らせメール をお届けしています。 登録は下記プロモーションサイトより受け付けています。

プロモーションサイト:
• WEB:http://www.iotcert.org
• Facebook ページ:https://www.facebook.com/142266212803455/

IoT 検定制度準備委員会とは IoT 検定制度準備委員会は複数の業界団体・企業・有識者・個人からなり、 IoT/M2M 等の技術やマーケットについて知識やスキルの可視化を行う検定の 準備を行う団体です。

参考資料
※IoT とは
コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体 (モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続することにより、相互に 通信し、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うことをIoT いう。 Internet of Things の略
自動車の位置情報をリアルタイムに集約して渋滞情報を配信するシステムや、 人間に代わって電力メーターが検診情報を電力会社と通信し、電力使用量を申 告するスマートメーター、大型の機械などにセンサーと通信機能を内蔵して稼 働状況や故障箇所、交換が必要な部品などを製造元がリアルタイムに把握でき るシステムなどが考案されている。 

※M2M とは 機械と機械が通信ネットワークを介して互いに情報をやり取りすることにより、 自律的に高度な制御や動作を行うこと。 特に、コンピュータや通信装置などの情報機器以外の機械にセンサーや処理装 置、通信装置などを組み込んで、データ収集や遠隔監視・制御などを行なうこ とを意味することが多い。
Machine to Machine M to M の略
M2M システムの例としては、工場内での工作機械の集中制御や、自動販売機の 在庫状況の遠隔監視、様々な建物に設置されたエレベーターの稼働状況の監視、 実際の自動車の走行状況を集約したリアルタイムの渋滞情報、発電所や家庭の 配電盤などにセンサーやコンピュータを導入してきめ細かな電力使用料の監視 や供給制御を行なうスマートグリッドなどが挙げられる。 (用語の出展:e-words 事典)

連絡先: IoT検定準備委員会
IoT検定運営事務局:株式会社サートプロ 近森満
TEL:03-6276-1168 FAX:03-6276-1169 info@certpro.jp

ということになっています。

ね。広域な範囲の知識が必要なのですよ。

はやりで飛びつきたくなるのはわかるけれども、なんでもそうだけれども、こういったきちんとした資格等を持ったところに相談するのが間違いのない方法だと思います。

で、思い出すのは、インターネットに接続された監視カメラの件。

ロシア(と思われる)のサイトがまとめて公開しているという話ですけれども、これ、無防備にパスワードなしとか、マニュアルに記載されている初期パスワードのまま運用するようなことがあるから、見られてしまうわけで、運営者(設置者)も設置する業者にも責任があると思うのですよ。

簡単に言えば、こういうの(素人みたいな事)を無くそうよという働きかけなのです。

このことについては、プライバシーの問題とかはあっただろうけれど、映像が流れるだけだから、低レベルなこの現状があからさまになって逆に良かったと思っていて、少しは薬になったでしょうかねぇ。大手のコンビニの皆さまですよ。

危ないあぶないでは何もできなくなってしまいますけどね。
ちゃんとそれらに対し対策し、導入しましょうよという事です。

この検定制度が主流となるのかどうかはわからないけど、これぐらいの知識が必要なのですよということをわかって欲しいなぁと思い、紹介しました。


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