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この記事は 2016年02月10日 に以下のカテゴリに投稿されました IoT.

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「さくらのIoT Platform」、さくらインターネットが 2016 年度中に提供開始 – 「さくらのIoT Platform α」のパートナー募集開始(なんと無料)!

さくらインターネットといえば、レンタルサーバー会社ですねと答えるでしょうね。

先日発表がされたのですが、さくらインターネットが、IoT プラットホームの提供を開始するとのことです。

現在、「さくらのIoT Platform α」のパートナーも募集していて、アイデアさえあれば応募可能です。

おそらくは、応募の内容を確認の上となるのが普通と思いますが、応募は誰でも簡単にでも良さそうなのですけれど、利用の目的を書くことができれば応募できるようです。

もちろん応募しましたけれど。

ただし、「さくらのIoT通信モジュール」は、「さくらのIoT Platform α」では無料で貸与、「さくらのIoT Platform β」および正式版では販売いたします。
また正式版ではデータのやり取りや保存する際などに課金を予定しております。

とのことです。

以下、さくらインターネットの発表です。

さくらインターネット、「さくらのIoT Platform」を2016年度中に提供
~本日より「さくらのIoT Platform α」のパートナー募集開始~

インターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕)は、新サービスとして「さくらのIoT Platform」を2016年度中に提供開始します。それに先駆け、2016年4月より「さくらのIoT Platform α」、9月より「さくらのIoT Platform β」を提供いたします。「さくらのIoT Platform α」のパートナー募集は本日2月8日から開始します。

<「さくらのIoT Platform」について>
「さくらのIoT Platform」とは、通信環境とデータの保存や処理システムを一体型で提供するIoTのプラットフォームです。「さくらのIoT通信モジュール」と、キャリアネットワークをL2接続した閉域網を用意し、ストレージ、データベース、ルールエンジンを含むバックエンド、外部のクラウドやアプリケーションサービスと連携できるAPIまでを垂直統合型で提供します。将来的にはお客さまがデータ販売を可能とするプラットフォームも構築していきます。

また、当社が提供する「さくらのIoT通信モジュール」は、キャリアネットワークを通じて当社の閉域網にのみデータの送受信を行うことができます。ソフトバンク株式会社と株式会社ソラコムの2社の通信網を利用用途に応じて選択していただけます。

「さくらのIoT Platform」の提供開始は2016年度中を予定しています。

■サービス概念図

さくらの IoT Platform - サービス概念図

さくらの IoT Platform – サービス概念図

<「さくらのIoT Platform α」について>
「さくらのIoT Platform」の提供開始に先駆け、無料でお使いいただける「さくらのIoT Platform α」を4月から提供し、参加パートナー様には「さくらのIoT通信モジュール」を貸与します。本日2月8日より、下記ウェブサイトにてパートナーの募集を受け付けます。

■「さくらのIoT Platform α」サービスロゴ

「さくらのIoT Platform α」サービスロゴ

「さくらのIoT Platform α」サービスロゴ

■「さくらのIoT Platform α」パートナー申込サイト
https://iot.sakura.ad.jp
■募集期間:2月8日~3月15日(予定)
■提供時期:4月1日~(予定)
■「さくらのIoT Platform α」に関するお問い合わせ
https://iot.sakura.ad.jp/hc/ja/requests/new?ticket_form_id=141307#inquiry
<「さくらのIoT Platform β」について>
2016年9月に提供開始予定です。申込受付時期は別途ご案内いたします。
<価格について>
「さくらのIoT通信モジュール」は、「さくらのIoT Platform α」では無料で貸与、「さくらのIoT Platform β」および正式版では販売いたします。また正式版ではデータのやり取りや保存する際などに課金を予定しております。

<提供開始スケジュールについて>

2016年4月「さくらのIoT Platform α」
2016年9月「さくらのIoT Platform β」
2016年度中「さくらのIoT Platform」

<各社のエンドースメントコメント>
今回の取り組みにあたり、各社よりエンドースメントコメントをいただいております。(五十音順)

インテル株式会社

インテル株式会社

■インテル株式会社 常務執行役員 ビジネスデベロップメント 平野 浩介様
インテルは今回の取り組みを歓迎するとともに、さくらインターネット様と広範に渡って協力できることをうれしく思います。データセンターや先日発表された高火力コンピューティングにおいては、インテル® Xeon® プロセッサーをご活用いただいており、また「さくらのIoT Platform」にはインテル® Edison モジュールをご採用いただきました。インテルの製品やテクノロジーがエッジからデータセンターまで貢献し、IoTのビジネスが拡大することを期待しています。
http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html

株式会社ウフル

株式会社ウフル

■株式会社ウフル CTO 古城 篤様
株式会社ウフルは、さくらインターネット様の「さくらのIoT Platform」提供を心より歓迎いたします。本プラットフォームを通じて、IoTサービスの開発や運用のハードルが下がり、これまで流通することのなかったデータが、あらゆるシーンで利活用されることを期待しております。当社サービス「Milkcocoa(ミルクココア)」の「さくらのIoT Platform」バージョンの提供と、さくらインターネット様の同サービス運用におけるインフラ提供による協業を通じて、今後もIoTエコシステムの発展に寄与する所存です。
http://uhuru.co.jp/

株式会社スイッチサイエンス

株式会社スイッチサイエンス

■株式会社スイッチサイエンス 代表取締役 金本 茂様

当社は、電子工作用の電子部品を設計、製造、輸入し、インターネット上で販売する事業を行っています。IoTデバイスの試作を行う際、どうしても問題になるのがデータをクラウドに届け、蓄積する部分です。プロジェクトごとに個別に試行錯誤が行われているのが現状です。特に、電池稼働を前提とした場合、IoTデバイス上の計算機性能には大きな制限があり、インターネットを通過させるのに充分なセキュリティを確保するには大変な苦労があります。「さくらのIoT Platform」は、これらの課題を解決するものであると期待しています。
https://www.switch-science.com/

双日株式会社

双日株式会社

■双日株式会社 執行役員 航空産業・情報本部長 山口 幸一様

双日は「さくらのIoT Platform」の発表を歓迎いたします。本サービスにより様々なIoTビジネスがチャレンジし易くなり、結果として多くの事業が生まれることを期待します。双日は総合商社の持つ国内外の様々な業界への広範なネットワークを通じて、そうした個々のIoTビジネスを具体的に支援することにより「さくらのIoT Platform」が更に大きなエコシステムとして飛躍することに寄与いたします。
https://www.sojitz.com/jp/

日本アイ・ビー・エム株式会社

日本アイ・ビー・エム株式会社

■日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員 クラウド事業統括担当 小池 裕幸様
近年、インターネット技術と各種センサー技術の進化により、世界中のさまざまなモノがインターネットにつながり始めています。日本IBMは、国内外のお客様とのビジネスで培った業界の知見をもとに、IBM Bluemix上でパートナー様が開発した各種APIやアプリケーション開発の技術支援を行い、アナリティクスまでつなげることにより、新しいビジネスモデルの構築を推進しています。「さくらのIoT Platform」のようなサービスが増えることで、クラウドは今後、益々、お客様にとって価値あるものとなります。
http://www.ibm.com/jp-ja/

※Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Xeon、Intel Edisonは、米国および/またはその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
※本文中のその他の商品名は、各社の商標または登録商標です。
※プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。

各社からのエンドースメントを見ても、すごいなぁって思います。

さて、α 版の募集には応募しましたけれども、使わせてもらえるのかな?

ちょっと楽しみですが、結果が出たらまた報告します。

こんな広がり方、用意されているプラットホームのサービスを利用するところから始めることができるなんて、ちょっと驚きましたね。

全部自前というのは、なかなか難しいし使ってみなければわからない部分は多いけれど、好ましい展開だと思います。

レンタルサーバーの利用も頭打ちで、新しいサービスを展開するという意味合いも多分に含まれていますね。

サポートなど、運用面での対応も期待しています。


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