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この記事は 2016年02月11日 に以下のカテゴリに投稿されました Smart Phone.

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BCN ランキングが発表した SIM ロックフリースマートフォンの各社のシェアを紹介します

今、日本で販売されている SIM ロックフリーのスマートフォンというと、

  • ASUS
  • HUAWEI

ぐらいだったようにも思うのですが、日本のベンチャー企業である FREETEL(プラスワン・マーケティング)が爆伸しているのですよ。

2015年の秋ぐらいからググッと伸びてきていて、今や上記の2社のシェアを完全に脅かすような状況まで成長しています。(日本ではね)

こんな状況を BCN ランキングが調査し、わかりやすく説明しているので、以下に紹介したいと思います。

変わるSIMフリースマホ市場! 台・中メーカーに日本のベンチャーが食い込む

SIMフリースマートフォン(スマホ)市場が拡大している。2015年は参入メーカーが増え、販売競争が激化してきた。現在、SIMフリースマホ市場を引っ張っているのは台湾と中国メーカーだが、2015年年末、日本のベンチャーが割って入った。フリーテルブランドで端末とSIMを展開するプラスワン・マーケティングだ。

SIMフリースマホ市場の第二幕が上がる!?

2014年秋に本格的に立ち上がったSIMフリースマホ市場。MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供する格安SIMが市民権を得るに従い、スマホ市場全体に占めるSIMフリースマホの割合が拡大している。2015年1年間は継続して10%前後の構成比で推移しており、一つのカテゴリとして確立したといえる。参入メーカーがほぼ出そろったいま、SIMフリースマホ市場の第二幕が上がりそうだ。

現在、SIMフリースマホ市場で激しく火花を散らしているのが台湾メーカーのASUSと中国メーカーのファーウェイだ。抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げ、時にはこの2社で7割以上のシェアを占め、2位以下を引き離しつつ激しい攻防戦を繰り広げていた。ここに突如食い込んだのが「FREETEL」ブランドを掲げるプラスワン・マーケティングだ。

BCN ランキング 2015 年1月~12月 月次<最大パネル>

BCN ランキング 2015 年1月~12月 月次<最大パネル>

プラスワン・マーケティングは2015年の秋まで10%前後のところで推移していた。11月には17.2%に、12月には25.2%に急成長を果たし、ファーウェイを抜き、1位のASUSに0.8ポイント差まで接近した。

プラスワン・マーケティングのシェアをここまで一気に押し上げたのは10月に発売した「SAMURAI 雅(MIYABI)」だ。2015年12月の月次ランキングでASUSの「ZenFone 2 Laser」、ファーウェイの「P8 Lite」に次いで販売台数シェア10.1%で3位に入った。

SAMURAI 雅(MIYABI) - FREETEL

SAMURAI 雅(MIYABI) – FREETEL

「SAMURAI 雅」は同社のミドルモデルで、1.3GHzクアッドコアCPUを搭載し、重いアプリもサクサクと動作する。1300万画素のリアカメラと500万画素のフロントカメラなど、ふだん使いとして十分なスペックを備える。そして何より、魅力的なのは価格だろう。各社のミドルモデルの価格は2万円台半ば。ASUSもファーウェイも2万円台半ばから3万円で価格を設定している。それに対してプラスワン・マーケティングは「SAMURAI 雅」を1万9800円と2万円を切る価格に設定。コストパフォーマンスの良さがユーザーから高い支持を得ているようだ。

豊富なラインアップがプラスワン・マーケティングの底上げに貢献
プラスワン・マーケティングのシェアを一気に伸ばしたのは「SAMURAI 雅」ばかりではない。豊富なラインアップもシェアの拡大に貢献している。同じく12月の月次ランキングではエントリモデルの「Priori3 LTE」が4位に、Windows 10 Mobileを搭載した「KATANA 01」も好調で9位に入っている。

SIMフリースマートフォン
2015年12月月次ランキング

順位メーカー名品名販売台数シェア
1ASUSZenFone 2 Laser 16GB17.3
2Huawei TechnologiesP8 Lite10.4
3プラスワン・マーケティングfreetel SAMURAI MIYABI10.1
4プラスワン・マーケティングfreetel Priori3 LTE9.1
5Huawei TechnologiesAscend G620S4.9
6京セラTORQUE SKT014.1
7ASUSZenFone 2 32GB4.1
8富士通arrows M024.0
9プラスワン・マーケティングfreetel KATANA 012.9
10コヴィアFLEAZ POP2.9
11日本エイサーLiquid Z5302.3
12プラスワン・マーケティングfreetel SAMURAI KIWAMI2.3
13ASUSZenFone 2 32GB1.9
14コヴィアFLEAZ NEO1.7
15ASUSZenFone 2 Laser1.6
16HTCHTC Desire 6261.4
17Motorola MobilityNexus 6 32GB1.4
18BlackBerryBlackBerry Classic1.2
19マウスコンピューターMADOSMA Q501A1.0
20Huawei TechnologiesP8max0.9

 

プラスワン・マーケティングは2012年に設立したばかりのベンチャー企業だ。自宅事務所で4人から始めた事業も、3年目の2015年には日本だけでも100名を超える規模までに大きくなった。

そのプラスワン・マーケティングが徹底してこだわるのが品質だ。日本市場にふさわしい品質を実現するため、東京に約30人、中国・深センに約60人のプロダクトスタッフを配置。ソニーやパナソニックのOBも招き入れ、日本品質の製品づくりに取り組んでいる。また、製品だけでなく、アフターサービスにも日本品質にこだわる。

ラインアップの豊富さも特徴の一つだ。スマホ初心者をターゲットにしたエントリモデルからガジェット好きを唸らせるハイエンドの高級モデルまで幅広くラインアップを揃える。

もう一つ、他社と大きく違う点はプラスワン・マーケティングが通信事業者でもあるということだ。MVNOとして、SIMカードの提供も行っており、ユーザーは端末とSIMカードをセットで購入できる。ネット販売はもちろん、大手家電量販店でも販売している。ユーザーの手や目に触れる機会は多い。こうした間口の広さもシェアを伸ばした要因となっているのだろう。

設立から4年目を迎える今年。プラスワン・マーケティングがトップを争うメーカーとして成長した。迎え撃つASUS、ファーウェイがどんな戦略をとるか、プラスワン・マーケティングがどう成長していくか、今後も注目したい。(BCN・山下彰子)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。

となっています。

確かにプラスワン・マーケティング(フリーテル)は伸びているとは思うのだけれど、プレス向けの新年会の場でも触れられていたと思いますが、世界に目を向けていくという、今後の展開。

これこそがおそらくは非常に重要で、今は日本の中では好調ですねという程度。

ちょうど、同時期、これはおそらくこれらのニュースに対してのカウンターだと思うのだけれど、HUAWEI の P8 Lite が全世界で 1000 万台の出荷を超えたと・・

厳しいようだが、これが現実なのですねぇ。

数量限定って、なくなっちゃうよなんて煽る必要なんてないんじゃないのかな?

あと何度も言っているけれども、採用している SoC ぐらいは公開してもらえないだろうか?

こんなことではおそらくは彼ら(海外勢)は何とも思ってはいないと思うんだな。

MIYABI はミッドレンジのスマートフォンだけれども、あと1万円高くてもよいから、それこそ ASUS や HUAWEI と同じ価格で対峙できる端末がほしいかも。

でも、頑張っていることは事実で結果も出てきていますから、応援はしていますけど。


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