ピクセラから無線LANアクセスポイントにもなるLTE 対応 USB ドングル「PIX-MT100」発売 – これは便利 Linux にも対応してる

USB で接続できる LTE 対応の通信機器って、今までもあるにはあったのだけど、SIM ロックフリーではないし、ドコモの L-03F などがそうですね。

この製品製造元は LG ですけれども、なかなかの入手難。

まさかドコモと契約をなんてことを始めると、また厄介なことになるのは目に見えているので、そこまで踏み出す人はいないってのが現状なのかなぁと思います。

販売開始は2014年の春ごろだったと記憶しているけれども、周りでも使っている人を見たことがありません。

今ならシェアプランとかで使うこともできるかもしれないし、MVNO 各社のデータ通信プランは契約も容易だし IoT で使うってのもありだと思うので、日の目を見ることもあるのかなぁと思います。

USB ドングルとしての LTE 回線を利用する機能のほかに Wi-Fi ルーターとしても動作するという線品が（いよいよ）ピクセラから開始されます。

いよいよっというのは、昨年の夏ごろにイスラエルの会社と開発・拡販で協力するという記事を目にしたのを覚えているから。

少し時間がかかったようではありますが、おそらくは満を持しての販売開始だと思うし、これおそらくは超便利だと思うので、覚えておくだけでも何かの時に役に立つと思います。

しかも、安価で（14,800円税込み）Windows でも Mac OS でも、Linux でも使えますよ！

無線LANアクセスポイントにもなる
LTE対応USBドングル「PIX-MT100」発売
株式会社ピクセラ

株式会社ピクセラ（本社 : 大阪府大阪市、代表取締役社長 : 藤岡 浩、以下 当社）は、パソコンなどにUSB接続することで、LTEネットワークでのデータ通信が可能なドングル「PIX-MT100」を2016年3月末に発売することをお知らせします。

LTEネットワークでのデータ通信が可能なドングル「PIX-MT100」 – 株式会社ピクセラ

特長

SIMロックフリー／高速通信(Category-4 150Mbps)対応

SIMロックフリー対応なので、ドコモのネットワークを利用した市販のSIMカード（MVNO含む）を用いてLTE通信（Category-4 150Mbps）が可能です。パソコンにUSBで接続するだけで、高速データ通信がご利用になれます。

パソコンとの接続イメージ

無線LANアクセスポイント機能対応

パソコンに繋がなくても、USB電源の供給さえあれば、本製品単体で無線LANアクセスポイントとしてご利用になれます。市販のUSB ACアダプター等と併用することで、宅内だけでなく、野外※1や車内などのあらゆる場所で、無線LAN対応のIPカメラやタブレットなどからLTE通信をお使い頂けます。

市販のUSB ACアダプターでの利用イメージ

Windows／Mac／Linuxに対応

Windowsパソコンや、Macでご利用できるだけでなく、Linuxにも対応しており、開発キットとして有名なシングルボードコンピュータのRaspberry Piでも動作が可能です※2。

発売時期 2016年3月末

主な仕様

これ、IoT でももちろん利用できると思うし、1つ持っていて 5V のサブバッテリー（大容量）と組み合わせて Wi-Fi Router として使うなんてのも、よいかもしれませんね。

電池だとどれぐらいの時間が使えるのかな？

Wi-Fi モデルのタブレット用に、iOS とか Android もサポートしてくれるとよいのに・・それは欲張りか。

製品の詳細は株式会社ピクセラのこちらのページからご確認ください。

minorus

電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな（役にあんまり立たない）ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。