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この記事は 2016年03月01日 に以下のカテゴリに投稿されました 電力自由化.

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もう3月なので4月から始まる電力小売販売の自由化についてメガキャリアの対応についてまずはまとめておく

ひゃ~。もう3月になっちゃったよ。

早いですねぇ。

そろそろまじめに検討もしなければいけないと、たぶんみんなも考えていると思う。

4月から始まる電力小売りの自由化の事。

別に何もしなくても電気が止まるとかではないので、何もしなくてもよい(と思う人は)のでもあります。

ただ、各社が出しているプランに乗っかると、もしかしたら電気使用料が安くなるかもしれないし、私は原発反対派だからそれで発電している電気は買わない!という選択も可能になります。

まぁでも電気って目に見えるものではないので、その電気がどこで作られたかはわからないから(野菜やお肉みたいに産地は書いてない)その会社を信じてってことになったり、例えば森林育成に何%かを寄付しているとか太陽光や風力で作った電気だよっとか、そういったことで決めることになります。

手続きは、別に4月以降でも良いのだけれども、とりあえずメガキャリアと呼ばれる3社がどのような電力プランを提示しているのかについて、まとめておきます。

ところが・・ドコモは1月の終わりの 2015年度第3四半期決算発表会の席上で、一生懸命検討しているとのことで、具体的には中部電力、関西電力、東京ガスなどと d ポイントで連携といった後は、プランを発表していないのです。

したがって、仕方がないので、ここでは今、プランが発表されているソフトバンクと au についてのまとめとなります。

でもドコモは他社の動きを参考にしながら・・と先の席上でも発言しているので、後出しジャンケン的に優位に立つプランを出すとも考えられるので、注意が必要ですね。

でも、メガキャリアの電力プランはその会社のスマートフォンや光回線などを使っている場合に適用するのが効果的なので、そうでない方関係ありません。

なお、今のところ MVNO は、電力小売りに関してのプランを出しているところはなく、大義にとらえれば J:COM からは出ていますけれども、はっきりしないことも事実ではあります。

au / Softbank の電力プラン

au / Softbank の電力プラン

● au の電力小売りプラン

au の電気プランは単純なのです。

まずはわかりやすいように箇条書きに。

  • プランは1つ「でんき M プラン」だけ
  • 電気を利用した金額で  1 / 3 / 5% の割引率
  • スマートフォン等のプランで「au でんきセット割り」を契約する
  • 割引は au WALLET プリペイドカードへの入金
  • 縛りあり(1年)解約違約金2,000円
  • 供給エリアは沖縄・離島等を除く全国

一般家庭向けには1つのプラン「でんき M プラン」しか存在しません。

その他には法人向けとなるので、これだけ。

内容は、電気料金自体は従来の従量電灯プランと全く変わらず、スマートフォンなどを au で利用している場合、「au でんきセット割り」を契約することで、割引(キャッシュバック)が得られるというもの。

割引は、au 電気の使用量により変動し、最大で 5% 相当の au WALLET Point (au ウォレットポイント)で au WALLET プリペイドカードに割引額が入金されるとなっています。

キャッシュバック率は月額に使用した電気料金から計算され、以下のようになっています。

au 電気の割引率

au 電気の割引率

これ、多くのところは電気の段階料金(1段階、2段階、3段階とある)で割引率が決まるのですが、完全に利用金額ベースとなっているところがわかりやすい点でではあります。

ただし、当たり前のことではありますが、au のスマートフォンなどを使っている方向けのプランとなっていますので、それ以外の方には、関係ないと思っていてもよいと思います。

au でんきの注意点は、契約の期間(また縛りですよ)が定められていて、1年以内に解約すると、2,000円の解約違約金が請求される点です。
供給されるエリアは、沖縄と離島を除く全国となっています。

au 電気の詳細はこちらからご覧になれますよ。

●ソフトバンクの「ソフトバンクでんき」

  • プランは3つ、スタンダードプラン / バリュープラン / プレミアムプランだが、スタンダードプランの中でさらに S / L / X とわかれる。
  • 供給エリアは順次拡大予定とはなっているが、4月時点では、東京電力 / 中部電力 / 関西電力エリアとなる。
  • 提携先電力会社によって割引等の内容が異なるので、わかりにくいというか説明しにくい。(以下は東京電力の管内として説明する)
  • 通信料金とのセット割りは、ソフトバンク光やスマートフォンの利用金額からプランによってスタンダードプラン 100円 / バリュープラン 200円 / プレミアムプラン 300円の割引を受けられる。(月額)
  • 東京電力管内である場合には、1,000円の支払いで 5% の T-Point がもらえる
  • 縛りは2年となっていてこれはキツイかも
  • プランは3つ上記で書いたが、提供の準備中ではあるが太陽光や風力を使って発電した電気を購入する FIT でんきプランも提供の予定
ソフトバンク でんき

ソフトバンク でんき

ソフトバンクでんきのページはこちらにありますが、縛りの期間(2年)での割引金額を提示しているので注意して見る必要があります。

これらのプランは一概にいくら安くなるということはできなく、その理由は今の契約と使用料がそれぞれの家庭(等)で違うからなのです。

au / ソフトバンクでも、当然これらを計画にしたい訳で、シミュレーションを行うことで、明確にしています。

au のシミュレーションはこちらから

ソフトバンクのシミュレーションはこちらから

試してみることができすので、今の契約や使用料がわかる明細を用意して試してみるとよいと思いますよ。

電力小売りの自由化に伴い、東京電力をはじめとした、今までの電力販売会社も新しいプランをアナウンスしていますので、これらも紹介したいと思っています。

他にもたくさんプランが出てきていて、どれにするか迷うと思うのですが、まずは今までの電力利用の実態をきちんと把握することから始め、各プランを検討しましょう。

とはいっても4月から始めるのならあと1か月ですねぇ。


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