先日の記事で、やっとこインテルの仮想化技術 VT-x が、この PC で有効にできたので、早速目的としていた Android Studio と Genymotion を連携してみました。
まぁその先にあるものは、いつも行う定型業務って奴の効率を上げるための簡単なプログラムなのだけど、時間の限りがある中で、すこ~しずつ書いている自分用のプログラムなのですねぇ。
例えば毎日やるお仕事で、その作業を1日2回やる、あるパターンを持つ文字列をとある文字列に変更して他に張り付けるとか。
頭使わず手と目を使う作業なので、これ、うにゃ~とか、やだこれ!って作業をする前にはなるような作業。
こんなのは、ちょいとアプリを作っておいて、ボタン一発で済ませるようにするように、ホントにちっこいプログラムで済むのでサクッと作って作業するようにしています。
1回作業するのに、1分かかるとするでしょ。気分ものらない作業なのにさ。
一日2~4回これをやるのだったら、4回として1回1分で4分かかる。ってことは1年間で1,460 分 ≒ 24 時間ってことになり1日得する・・(自営なのでお休みなしなの)
まぁボタン押して処理するのにも 10 秒ぐらいはかかるから、そのまんまとはいかないけれど、時間的にも精神的にも楽になるわけ。
そんな気持ちで、作れるものなら作っちゃえというのが、アプリを書くときのコンセプトなのです。
言語は別になんでもよいのだけれども、慣れるまでに多少時間がかかる程度だし、正直っ言って最近は、プログラムを書くということよりも、開発環境になれる時間というのが多くなってきているなぁと、なんだかおかしな感じはしますねぇ。
ありゃありゃ横道にそれてしまったけれども、さらっと書いてビルドして実行、もちろん一応テストをするのだけれど、Android のプログラムを書く場合には、Android Studio 前は Eclipse だったけど、今は Android Studio の訳でもちろんエミュレータも AVD (Android Vitual Device)も用意されているのだけど、鈍~くってたまらんのです。
我慢していたのだけど、そこで前から目につけてはいたのだけど、爆速!っと評判の Android 端末エミュレータ Genymorion を使ってみようかなぁと思った訳でございます。
その為にはいくつか条件があって、
こんな作業が必要です。
Genymotion はパーソナルユースであれば登録を行うだけで無料で利用でき、ダウンロードする際には、VitualBox 付きのものを選ぶことができるので、こちらを選べば1回のダウンロードで済みます。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
トップページにリンクしてありますが、ここから Choose Plan をクリックして、Individual のタブを開いて、FREE PLAN を選べばよいです。
この後 User Name とパスワードを指定して新しいアカウントを作り、ダウンロードします。
Genymoion 自体のインストールもダウンロードの際に、VitualBox 付きのものを選べば VitualBox のインストールと続いて行われるので、インストールに大変なこともなく、楽々済みます。(VitualBox 付きをダウンロードしたほうが良いと思います)
早速 Vitual Device を作って、起動してみます。
起動にはさすがに少しだけ時間がかかりますけれど、起動してしまえばこっちのものっというか、レスポンスよく動作しますね。
これで 3. まで完了。
残された作業は、Ginymotion と Android Studio の連携です。
Android Studio には前身があって、それは IntelliJ IDEA という開発ツールなのですね。
Android Studio は、この IntelliJ IDEA のプラグインがそのまま使えるという、素晴らしいことになっています。
もちろんそれを使います。
Android Studio を起動して、File -> Settings と進みます。
日本語化してある場合には、ファイル ->設定ですね。
画面の下、真ん中にあるボタン、Brows Repositories を押します。
左の画面をスクロールして、Genymotion を探してクリック。
右に表示されている、Install Plugins をクリックします。
インストールが完了すると、プラグインをアクティベートして Android Studio をリスタートするかとダイアログが出るので、Restart します。
Android Studio を再起動すると、画面にこんなアイコンが表示されていることを確認しておきます。
1点だけ設定が必要です。
Android Studio で File -> Setting と進み、次に Other Setting をクリックすると Genymotion が現れますので、続いてクリックします。
ハイライト表示としてありますが、この部分に Genymotion をインストールしたパス(場所)を指定しておきます。
通常は、C:\Program Files\Genymobile\Genymotion だと思います。
使い方は、アプリを実行した際に、オリジナルの AVD では AVD が起動していない場合には、AVD を起動できますが、これは Android Studio の AVD であり Genymotion の AVD は起動できません。
先のアイコンを起動して、先に Genymotion の AVD を起動しておくと、アプリを実行する際に出る AVD の表示に今実行されている AVD が列挙され、この中に Genymotion の AVD が表示されるの、それを指定することにより、Android Studio と Genymotion の連携が行われ、Genymotion でアプリの実行を行うことができます。
これで完了ですね。
爆速!って確かに早いのだけれど、比べる対象がおそ~いので、普通に実行されていると思った方が良いのかも。
でもこれだけ走れば、開発する際にははかどると思いますよ。
これは必ず入れたほうが良いですねぇ。
マシンタイムなんてものに、がんじがらめにされていて、FORTRAN のソースを一生懸命書いていたことに比べると、自分のプログラムを好きなだけ実行できるなんて、よい時代となったものだなぁってホントに思います。
時間が限られている中で、アプリを書くのでなかなか進捗しないのだけど、まぁ気長に行きますわ。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。