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この記事は 2016年03月30日 に以下のカテゴリに投稿されました PC.

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これは懐かしいマシン「if800モデル30」、OKIのパーソナルコンピューターが情報処理技術遺産に認定されました

既に遺産なんだねぇ。

OKI if800 - コンピュータ博物館

OKI if800 – コンピュータ博物館

これは懐かしいモデル。

かっこよかったけれども、高くてどうにもならなくて、ディスプレイされているのをみて、スゲ~ななんて思ってた。

なんといってもフロッピーディスクを2機も装備していて、そこいらのマシンとは違う!って感じであったし、当時の最高級機といってもよいと思う。

触ったこともなかったけどね。

おそらくこんなの初めて見たって若い人は言うと思うけど、フロッピーディスクって、今も時々だけど見る 3.5in のものだけではなくて、その前身は、5.25in もあったし、if800 に搭載されているのは、8in のフロッピーディスク。

そうだなぁ、うちわにするとちょうどよい大きさといったら良いかも。

そんな OKI 電気の if800 が情報処理技術遺産に認定されました。

OKIのパーソナルコンピューター「if800モデル30」が情報処理技術遺産に認定
OKI

if800モデル30

if800モデル30

OKIは、このたび一般社団法人情報処理学会(以下、情報処理学会)よりパーソナルコンピューター「if800モデル30」にて、「2015年度情報処理技術遺産」の認定を受けました。

OKIは、1980年5月にパーソナルコンピューター「if800モデル10」および「同モデル20」を、当時のパソコンの主流であったホビー市場向けではなくビジネス向けに発表しています。「モデル10」はプリンターを標準装備し、「モデル20」はフレキシブルディスク装置、ディスプレイ、キーボード、プリンターを備えたオールインワンタイプでした。特に「モデル20」は、日本のビジネス用パソコン市場を拓いた機種として、高い評価を受けました。「if800モデル30」は、1981年にその上位機種として発売されたモデルで、漢字処理機能やグラフィック機能を有する本格的なビジネス用パソコンでした。

「情報処理技術遺産」は情報処理学会が、現在の我が国の情報処理技術の基盤を形成してきた貴重な技術史的成果・製品、経済や社会に著しく貢献した情報処理技術・システムを認定する制度です。認定により、先人の努力の結晶である情報処理技術関連の歴史的文物を将来に長く保存して次世代へ継承し、教育・研究に役立てること、さらには遺産保存の推進を目的としています。OKIグループでは、2008年度に「OKITYPER-2000」と「OKITAC-4300Cシステム」、2009年度に「2400B型ラインプリンタ」、2011年度に「オートテラーターミナルAT-20P」、2012年度に「ワイヤドットプリンタ」、2014年度に紙幣還流型ATM「AT-100」が情報処理技術遺産に認定されており、今回で7件目の認定取得となります。今後も、情報社会の発展に寄与する商品を提供し、快適で豊かな社会の実現への貢献を目指していきます。

関連リンク
情報処理学会サイト「if800モデル30」紹介ページ
http://museum.ipsj.or.jp/heritage/if800M30.html

CPU はあの Z80 で CP/M が走る機種ですね。

その当時は、CP/M ってそれだけでも高かったのだけど、FORTRAN や COBOL なんて、当時の高級言語が使える夢のような機種だったわけなのです。

あと、普通に漢字が表示できるところも、それだけですスゲ~ってなっていたんですけど・・・

なんたってプリンタ(ドットマトリクスのうるさい奴)までも筐体の中に入っているのです。

 


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