ボトム(下側の)フレームの組み立てです。
フレーム自体の組み立ては、前回のトップフレームの組み立てとさほど変わりはありませんが、ステッピングモーターを格納したり制御基板、コントロールパネルなどが取り付けられるために、アルミフレームが2段となっています。
必要な部材
Step – 1 コントロールボードブラケットの取り付け
制御基板をフレームに取り付けるための補助板(アクリル板)を取り付けます。
短い方のフレームの1本にコントロールボードブラケットを取り付けます。
M4 x 8 丸頭六角ビスをコントロールボードブラケットに通し、M4 四角ナットで軽くとめます。
用意した短い方のフレームにコントロールボードブラケットに軽くとめた M4 四角ナットを滑り込ませて固定します。
適当な位置でもよいように思いますが、後から位置を動かすことが難しくなる(ボトムフレームは2本重なるので)ので、一応コントロールボードブラケットがフレームの真ん中の位置となるように定規などできちんと計って固定したほうが良いでしょう。
Step – 2 ボトムフレームの組み立て
下部フレーム(三角)を組み立てます。ボトム Vertex には裏表があるので、むきに注意して組み立てます。(トップフレームの時と同じような感じです)
必要な部材
トップフレームの時と同じようにボトム Vertex に M4 x 10 丸頭六角ビスを内側からとおし、M4 四角ナットで軽くとめます。3個のボトム Vertex に同様の作業を行います。
ボトム Vertex をよく見ると、モータ取り付け穴の下側に配線の通る穴が下側に空いています。
この穴を目印にボトム Vertex の方向を合わせ、それぞれのボトム Vertex にフレームを各2本ずつ取り付けます。
この時1本の下側にはコントロールボードブラケットが上側になる様にしておきます。
3つのボトム Vertex の向きを合わせて同じように作業しますが、モーター取り付け穴の下に配線を通す穴がある方向がフレームの下側となります。
トップフレームの時と同様に、3本を少しずつずらしながら、フレームの形を作っていきます。
ボトムフレームは2本の短いフレームで構成されるので、固定に使う M4 四角ナットがフレームにきちんとはまっていることを確認し少しずつずらしていきます。
Step – 3 ボトムフレームにステッピングモーターを取り付ける
必要な部材
最初にステッピングモーターにシンクロナスホイールを取り付けます。
ステッピングモーターの軸をよく見ると片面が平らになった部分がありますので、その面に対し垂直に1本の芋ネジがあたる様にネジを締め付けます。
3個のモーターに対し同様に作業を行います。
プーリー(シンクロナスホイール)の上下方向の高さは画像のような高さでちょうどよいようですが、実際にベルトを通し駆動し微調整する必要があるかもしれません。
ボトムフレームにステッピングモーターを取り付ける
ボトムフレームのモーター取り付け穴にステッピングモーターを取り付けます。
M3 x 8 キャップドビスを1個のモーターについて3本使いモーターを固定します。
配線が出ている面を上向きに組み立てましたが、後々の配線を行う時にも判別しやすいです。(上の画像は裏側から見た画像です)
3個のモーターを取り付けて完成です。
ボトムフレームが完成しました。次回はフィラメントフィーダーの組み立てを行います。
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デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (8)ボトムフレームの組み立て(この記事)
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。