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デルタ型 3D プリンター KOSSEL(中華製) – (9)ワイヤーフィーダーの組み立て

続いてワイヤーフィーダーを組み立てます。

色々な呼び方があるようですが、材料となるフィラメントを押し出す重要な部品です。

ステッピングモーターの回転により、常に適量のフィラメントを押し出し(供給)し、プリントヘッドに送り込みます。

必要な部材

必要な部材 - ワイヤーフィーダー

必要な部材 – ワイヤーフィーダー

  1. ステッピングモーター(背の高い方)1個
  2. ワイヤーフィーダーフレーム(樹脂部品)1個
  3. ワイヤーフィーダージグ 1個(2個で一組)
  4. ベアリング 1個
  5. ワイヤーフィーダーロール 1個
  6. M3 x 20 キャップドビス 3個
  7. M3 x 8 キャップドビス 3個
  8. ワッシャ 2個
  9. M3 ナット 2個
  10. 蝶ネジ 1個
  11. プッシュフィットコネクター 1個

Step – 1 ステップングモーターにワイヤーフィーダーフレームを取り付ける

ステップングモーターにワイヤーフィーダーフレームを取り付ける

ステップングモーターにワイヤーフィーダーフレームを取り付ける

3本の M3 x 8 ビスを使ってステッピングモーターにワイヤーフレームフィーダーを画像のように取り付けます。
画像の上の部分は空けておきます。くみ上げたワイヤーフィーダージグととも締めするからです。

Step – 2 ステッピングモーターの軸にワイヤーフィーダーロールを取り付ける

ワイヤーフィーダーロールの位置を合わせて固定する

ワイヤーフィーダーロールの位置を合わせて固定する

画像では少しわかりにくいですが、フィラメントがここを通るので、フレームの前後の穴と、ワイヤーフィーダーロールの位置が合うようにして締め付けます。
別の六角ドライバーをフィラメントに見立て、ワイヤーフィーダーロールの位置を決め、固定しているのがわかるでしょうか?

Step – 3 ワイヤーフィーダージグを組み立てる

ワイヤーフィーダージグを組み立てる

ワイヤーフィーダージグを組み立てる

この3つの部品を M3 x 20 ナットを1本とワッシャ1枚、M3 ナット1個を使い組み立てます。

ワイヤーフィーダージグを組み立てる

ワイヤーフィーダージグを組み立てる

ワイヤーフィーダージグを組み立てる

ワイヤーフィーダージグを組み立てる

ワイヤーフィーダージグを組み立てる

ワイヤーフィーダージグを組み立てる

Step – 3 ワイヤーフィーダーに組み立てたワイヤーフィーダージグを組み付ける

ワイヤーフィーダージグを組み付ける

ワイヤーフィーダージグを組み付ける

暗くてわかりにくくてスミマセン。ワイヤーフィーダージグに M3 x 20 キャップドボルトを通し、間にワッシャを挟み、ワイヤーフィーダー本体の開けておいた取り付け穴に固定します。

Step – 4 蝶ネジとプッシュフィットコネクター取り付ける

フィラメントへのを挟み込んで送るのでその圧力を調整する蝶ネジを取り付けます。
M3 x 20 キャップドボルトに蝶ネジを先に通し、ワッシャを入れた後、所定の位置に取り付けます。先に下の画像のように、蝶ネジを組上げてから本体に取り付けたほうが簡単です。

蝶ネジを組上げる

蝶ネジを組上げる

ワイヤーフィーダー本体への取り付けは M3 ナットを所定の位置に差し込んでおいてから、上から M3 x 20 キャップドビスを締め込む感じで取り付けます。

蝶ネジを取り付ける

蝶ネジを取り付ける

プッシュフィットコネクターは画像の左に見えていますが、所定の穴にねじ込むだけです。
ここには PTFE のチューブを差し込み、その中を PLA や ABS のフィラメントが通ります。

次回はエフェクターの組み立てです。

関連の記事の一覧は以下の通りです。併せてごらんになって下さい。

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