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この記事は 2016年08月31日 に以下のカテゴリに投稿されました 電子書籍.

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マクロミルが発表した電子書籍に関する調査結果を紹介します

まぁこういった調査って、見出しの関係でこんな言い方になることが多いのだけれど、将来は 21% の方が紙の書籍に置き換わり電子書籍サービスが浸透すると答えていると。

全てが無くなり電子書籍になる?って勘違いしちゃうような見出しが良くつくのですねぇ。

そんなことってあると思います?

ないのですよ。ここしばらくはね。

ただし、紙という資源の問題かもしれないけれども、将来的にはそうなるかもってことなのです。

でも e-commerce が出だしたころだって、店舗がなくなるとか言ってたけど、もうあれから20年超ですねぇ。

お店ありますよ。(まだ)

Amazon なんかはまじめにそんなこと考えているようだけど、それには長~い道のりを経てということになりそうですね。

でも確かに浸透は進んでいると思うし、場面によっては便利なところもある。

紙の書籍もそれはそれでたまらなく良い魅力も感じるけどね。

以下、マイクロミル調べの電子書籍に関しての調査結果を紹介します。

21%が将来は「紙の書籍は電子書籍にとって代わる」と予想。(マクロミル調べ)
株式会社マクロミル

2016年8月、「Kindle unlimited」に「楽天マガジン」と、定額制で電子書籍が読み放題になる新サービスが相次いで開始されました。電子書籍元年と言われる2010年から早6年。電子書籍は日本で浸透してきているのでしょうか?調査してみました。

調査は15~69歳の男女を対象に実施。調査日時は2016年8月12日(金)。有効回答数は2,890人。

■Topics
電子書籍の利用経験者は41%。若者には浸透!?若い世代ほど利用経験は高い傾向。
最近話題の「電子書籍読み放題サービス」。利用経験者はわずか9%だが、利用未経験者の4人に1人は「利用してみたい」。
電子書籍市場は、漫画の天下!?読んでいるコンテンツ、1位は「コミック・マンガ」69%で圧倒的多数。2位「雑誌」36%、3位「小説・文芸書」31%に約2倍の差をつける結果に。
電子書籍の将来予測。若い世代ほど「紙の書籍は電子書籍にとって代わる」と予想する傾向に。それでも好きなのはやっぱり「紙の本」。69%が、「紙の書籍」の方が好きと回答。

■調査結果
【1】電子書籍の利用経験者は41%。若者には浸透!?若い世代ほど、利用経験は高い傾向。

電子書籍の認知状況、利用状況を聞いたところ、電子書籍の認知率は97%に上ることがわかりました。また、利用したことのある人は41%でした。年代別にみると、10代・20代は54%、30代は56%と30代以下では半数以上に利用経験があるのに対し、40代は40%、50代は33%、60代は23%と年代があがるについて利用経験率が下がりました。

<図:電子書籍の認知・利用状況(ベース:全体/n=2,890)>

<図:電子書籍の認知・利用状況(ベース:全体/n=2,890)>

<図:電子書籍の認知・利用状況(ベース:全体/n=2,890)>

<図:電子書籍の認知・利用状況(年代別)(ベース:全体/n=2,890)>

<図:電子書籍の認知・利用状況(年代別)(ベース:全体/n=2,890)>

<図:電子書籍の認知・利用状況(年代別)(ベース:全体/n=2,890)>

【2】最近話題の「電子書籍読み放題サービス」。利用経験者はわずか9%だが、未経験者の4人に1人は「利用してみたい」。

それでは、8月にAmazon.co.jpや楽天株式会社がサービス提供を開始して話題となった「電子書籍読み放題サービス」についてはどうでしょうか。「電子書籍」認知者に聞いたところ、51%がなんらかの「電子書籍読み放題サービス」を知っていましたが、利用経験者はわずか9%でした。一方で、利用未経験者の25%が「利用してみたい」と回答。4人に1人は関心を持っていることがわかりました。

なお、「電子書籍読み放題サービス」の利用経験者239名に聞いたところ、サービス開始間もない※Amazon.co.jpの「Kindle unlimited」、楽天株式会社の「楽天マガジン」の利用経験者は、共に7%でした。(※本調査実施日は8月12日。「Kindle unlimited」は8月3日、「楽天マガジン」は8月9日にサービスを開始)

<図:電子書籍読み放題サービスの認知・利用状況(ベース:電子書籍認知者/n=2,793)>

<図:電子書籍読み放題サービスの認知・利用状況(ベース:電子書籍認知者/n=2,793)>

<図:電子書籍読み放題サービスの認知・利用状況(ベース:電子書籍認知者/n=2,793)>

<図:電子書籍読み放題サービスの利用意向(ベース:電子書籍認知者かつ電子書籍読み放題サービスの利用未経験者/n=2,554)>

<図:電子書籍読み放題サービスの利用意向(ベース:電子書籍認知者かつ電子書籍読み放題サービスの利用未経験者/n=2,554)>

<図:電子書籍読み放題サービスの利用意向(ベース:電子書籍認知者かつ電子書籍読み放題サービスの利用未経験者/n=2,554)>

【3】電子書籍市場は、漫画の天下!?読んでいるコンテンツ、1位は「コミック・マンガ」69%で圧倒的多数。
2位「雑誌」36%、3位「小説・文芸書」31%に約2倍の差をつける結果に。

電子書籍の利用経験者に、電子書籍でどのようなジャンルを読むか聞いたところ、1位は「コミック・マンガ」で69%に上りました。2位「雑誌」36%に2倍近い差をつけており、漫画コンテンツが圧倒的に人気であることが明らかとなりました。以降、3位「小説・文芸書」31%、4位「趣味・生活関連の実用書」19%、5位「新聞」16%と続きます。電子書籍市場は、漫画の天下、といえそうです。

<図:電子書籍で読んだことのあるジャンル(ベース:電子書籍利用経験者/n=1,183)>

<図:電子書籍で読んだことのあるジャンル(ベース:電子書籍利用経験者/n=1,183)>

<図:電子書籍で読んだことのあるジャンル(ベース:電子書籍利用経験者/n=1,183)>

【4】 電子書籍の将来予測。若い世代ほど「紙の書籍は電子書籍にとって代わる」と予想する傾向に。それでも紙の人気は根強く、約7割が「紙の書籍」の方が好き。

将来の「電子書籍」と「紙の書籍」との関係について、どうなると思うかを尋ねたところ、「紙の書籍は電子書籍にとって代わる」※と考える人は21%いることがわかりました。若い世代ほどその傾向は高く、10代で28%、20代で27%、30代で25%、40代22%、50代17%、60代16%でした。(※「将来は、紙の書籍は全て電子書籍にとってかわり、紙の書籍はなくなると思う」・「将来は、紙の書籍はほとんどが電子書籍にとって代わるが、紙の書籍は一部のジャンルでのみ残ると思う」の2選択肢の回答者を合計)

<図:電子書籍の将来はどうなると思うか(ベース:全体/n=2,890)>

<図:電子書籍の将来はどうなると思うか(ベース:全体/n=2,890)>

<図:電子書籍の将来はどうなると思うか(ベース:全体/n=2,890)>

<図:電子書籍の将来はどうなると思うか(年代別)(ベース:全体/n=2,890)>

<図:電子書籍の将来はどうなると思うか(年代別)(ベース:全体/n=2,890)>

一方で、電子書籍の利用経験者に「電子書籍」と「紙の書籍」のどちらが好きかを尋ねたところ、「紙の書籍」が好きだと回答した人は69%にのぼりました。「電子書籍」の利用理由は1位「無料の書籍が多い」39%、2位「いつでも読むことができる」38%、3位「保管する場所を取らない」37%であったのに対し、「紙の書籍」の利用理由は1位「読みやすい」37%、2位「紙の手触り・質感が好き」31%、3位「ページをめくる感覚が好き」29%と、利便性では「電子書籍」を支持するものの、読みやすさ・好みでは「紙の書籍」を支持する人が多い様子です。

<図:電子書籍と紙の書籍のどちらが好きか(ベース:電子書籍の利用経験者/n=1,183)>

<図:電子書籍と紙の書籍のどちらが好きか(ベース:電子書籍の利用経験者/n=1,183)>

<図:電子書籍と紙の書籍のどちらが好きか(ベース:電子書籍の利用経験者/n=1,183)>

<図:電子書籍/紙の書籍を利用する理由(上位5位)(ベース:電子書籍の利用経験者/n=1,183)>

<図:電子書籍/紙の書籍を利用する理由(上位5位)(ベース:電子書籍の利用経験者/n=1,183)>

>>調査結果の詳細、その他の調査結果は以下にも掲載しています。
調査レポートまとめサイト/HoNote(ホノテ): http://www.macromill.com/honote

▼調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査地域 全国
調査対象 15歳~69歳の男女(マクロミル提携モニタ)
割付方法 性別×年代(10代、20代、30代、40代、50代、60代)を、H28年2月人口(総務省統計局発表)の性年代別人口比率に合わせて回収 / 合計2,890サンプル
調査日時 2016年8月12日(金)

以上

まぁ調査結果としてはこんな感じなのだけれど、電子書籍の何が便利って電気つけなくても読書ができるのですよ~

寝っ転がって上に本を持ってると、蛍光灯の光が目に入って読みにくいとかそんなこともない。

周りの電気消して電子書籍端末を使うと、今のはブルーライトを軽減する機能が働いて、オレンジ色っぽく見えるのだけれど、これが目は疲れないしそのまま寝ても何となく変な感じで寝付けなかったりということはないのですねぇ。

この辺りは紙にはない良さだけど、本屋さんのあの独自の香りとか、目の前の本を何を読もうか迷っているときってのも欠かせないもののようにも思います。

今のところは「どっちも」良いって感じかな?


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