やっぱりね。
こうなるだろうと思っていたから、四角いお菓子の空き缶の中において運用してた。(ちょうど2か月ぐらい、実質運転30日ぐらいかな)
中華製の電源ユニット、12V 16.5A という品物である。
焼けた!
危ないよこれ。
ごく普通に 3D プリンターで印刷していただけだけれどもね。
想定外の使用方法は全くしていませんよ。
焼損した部分は、バリスタ(サージアブソーバー)とコンデンサですね。
AC 電源入力直後に位置している部品。
へんてこなのは、ヒューズが切れてはいないところ。
もともとおかしいのは、日本では AC は 100V だけど、この電源は 220V と 100V を入力電圧によって、スイッチで切り替える。ここまではよいのだけれど、このスイッチは筐体の蓋開けないと切り替えできないんだ。
筐体の蓋は2本のねじで留められているだけなので、簡単にあけることができるのだけれどもね。
そこに貼られているこれ剥がしたら保障効かないよ!のシール。
剥がさなきゃ蓋開けられないじゃないか・・おい!
100V で使う時には保証しませんよってことなのですかねぇ?
既にここからおかしなことが始まっているのです。
やむなくというよりはざけんなって感じでもちろんこのシールは切って蓋開けてスイッチを切り替えて・・使っていたけど、その時に内部を細かくチェックした結果は、コリャだめだな感じ。
確かにしばらくは問題もなくなんだけど、発熱量は多かったように思う。
FAN でも付けたほうが良いかもねと思って基盤を眺めていたら、FAN と書かれたシルクが基板上にあるのも知っていたけれど、まぁ大丈夫かな・・っとか思いながらそのまま使っていたけどさ。
問題の焼損個所はバリスタだけれども、多分こんな部品(バリスタ)だと思う。(いつもの秋月電子さん)
でもこれこのバリスタ自体が不良であったのか、どこかがショートして過剰な電流が流れたか、又は使われていたバリスタ自体の容量の不足なのかはわからないなぁ。
普通はバリスタが爆発後、ヒューズが切れれば焼損は避けられるのだろうけれど、ヒューズ切れないでそのままだから燃えちゃったという、もしかして根本的な問題かもね。
隣接していたコンデンサも多分これはバリスタの焼損で熱を受けての事だと思うけれども、膨らんじゃって・・これはこんな部品(コンデンサ)だと思う。(同じく秋月電子さん)
この2つの部品を交換すればなおる(かも)だろうけど、どうする?
これまだ使う?
とか言いながら、すでに手元の電源ユニットで動かしているから急ぐ必要もないんだけどさ。
まぁ資源ごみ行きだろうなぁ・・手元に部品ないから、試せないし。(試す気もないし)
こんな安価な部品でおかしくなるとはねとはおもうけれど、こういうトラブルってそんなもんなんだよ。
しかしまぁ、バリスタの焼損はほとんどが炭化するほどだったから、これは非常に危ない状況だったということだと思うのですね。
気を付けたほうが良い。
少なくとも上に紙は絶対に置かないとか・・ね。
電源ユニットはお菓子の空き缶(など)に入れて運用して引火を避ける工夫をするとかさ。
販売先には dispute(紛争ね) するぞ!ってクレーム入れてるけど、音沙汰ナシ。
まぁ土日なので月曜になったら、迷わず dispute だね。
多分まともには対応しないであろうから、こういう情報をガンガン流してあげることが一番なのだと思うのです。
電源ユニットに問題があるのは解ったと思うけれど、3D プリンターの性能と価格については満足できると思いますよ。
ただし、この後、可動部品などからトラブルが出てくることは考えられるけれど、これは使っていれば致し方ないことなので・・・
全てが同じではないだろうから、この製品と特定するのは避けるけれど、アマゾンで 12V 16.5A なんて検索かけると同じ電源ユニットが超安価に販売されていますよ。
日本製の電源の価格を知っている人には驚くほどお値段ですが・・要注意です。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。