今日(12月14日)は今年最後12月の Windows Update の日です。
その前に、Build 1607 (Windows 10)向けに、KB3201845 がリリースされていますので、あれっと思いながら適用された方も多いのではないかと思います。
この KB の内容は、
この更新プログラムには、10 バージョン 1607 の Windows および Windows Server 2016 の品質改善が含まれています。この更新プログラムで導入されているオペレーティング システムの新機能はされていません。主な変更点は次のとおりです。
こんなことがマイクロソフトのサイトに記述されています。
この KB3201845 を適用した際には、例のロジクールのUnifying レシーバーの問題は発生せずに、何の問題もなく再起動に成功しています。
環境にもよるのかと思いますが、KB3201845 のインストールに失敗したり、ディスクの使用率が 100% に達してしまったりと、問題も報告されているようではありますが、このマシンでは問題は起きていません。
さて、以下今年最後の 2016年12月の Windows Update の内容です。
今月は合計で12件、緊急6件、重要6件です。
マイクロソフトから、来年前半の Windows Update の予定も公開されているので、末尾に貼っておきます。
2016年12月 Windows Update
緊急 6件
MS16-144 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3204059)
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Uniscribe の脆弱性を解決します。この脆弱性が悪用された場合、ユーザーが特別に細工された Web サイトにアクセス、または特別に細工された文書を開いた場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。適用後は再起動が必要となります。
MS16-145 Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3204062)
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Edge の脆弱性を解決します。最も深刻な脆弱性が悪用された場合、ユーザーが特別に細工された Web ページを Microsoft Edge を使用して表示すると、リモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限を持つユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。適用後は再起動が必要となります。
MS16-146 Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム (3204066)
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。最も深刻な脆弱性が悪用された場合、ユーザーが特別に細工された Web サイトにアクセス、または特別に細工された文書を開いた場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。適用後は再起動が必要となります。
MS16-147 Microsoft Uniscribe 用のセキュリティ更新プログラム (3204063)
このセキュリティ更新プログラムは、Windows Uniscribe の脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーが特別に細工された Web サイトにアクセス、または特別に細工された文書を開いた場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。適用後は再起動が必要となります。
MS16-148 Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3204068)
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。最も深刻な脆弱性では、特別に細工された Microsoft Office ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性があります。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。システムに関するユーザー権限が低く設定されているアカウントを使用しているユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりも影響が少なくなると考えられます。適用後は再起動が必要となる場合があります。
MS16-154 Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム (3209498)
このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows RT 8.1、Windows 10、および Windows Server 2016 にインストールすることで Adobe Flash Player の脆弱性を解決します。適用後は再起動が必要となります。
重要 6件
MS16-149 Windows 用のセキュリティ更新プログラム (3205655)
MS16-150 Windows 保護カーネル モード用のセキュリティ更新プログラム (3205642)
MS16-151 カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム (3205651)
MS16-152 Windows カーネル用のセキュリティ更新プログラム (3199709)
MS16-153 共通ログ ファイル システム ドライバーのセキュリティ更新プログラム (3207328)
MS16-155 .NET Framework 用のセキュリティ更新プログラム (3205640)
マイクロソフトのページはこちらにあります。
以下、来年(2017年)前半の Windows Update の予定です。
セキュリティ情報公開予定日 | |
---|---|
2017 年 1 月 | 2017/01/11 (2017/01/10) |
2017 年 2 月 | 2017/02/15 (2017/02/14) |
2017 年 3 月 | 2017/03/15 (2017/03/14) |
2017 年 4 月 | 2017/04/12 (2017/04/11) |
2017 年 5 月 | 2017/05/10 (2017/05/09) |
2017 年 6 月 | 2017/06/14 (2017/06/13) |
作業を行いながらの更新の適用ですが、2時間以上かかりますね。
どうやらロジクールの Unifying レシーバー使用時の再起動不可能な問題は、この Windows Update の適用では発生しない模様です。
素直に再起動しましたね。
Update の適用には時間がかかるので、余裕をもって作業(適用)して下さい。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。