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この記事は 2017年01月02日 に以下のカテゴリに投稿されました Others (その他).

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位置情報ビッグデータで初詣の混雑を分析だって – モバイル空間統計を用いて2016年お正月の明治神宮・浅草寺の混雑具合を発表

ビッグデータね。

色々な使い方があるとは思うけれど、大体わかってることを分析してもあんまりって感じもするけれど、どうなんだろう。

混雑具合って、例年のってのはもちろんあると思うけれど、こういった分析にはお天気や気温とか、その前後に何かが起こっていないかってことに大きく左右されるものなのではないのかな?

ということで、例年の普通の状態の時のことを分析したように思われるが、これって大体はわかるのだけど、数値化することが目的なのだろうか?

まぁ今年のお正月が、普通の状態であれば、参考にはなると思うけど。

位置情報ビッグデータで初詣の混雑を分析
-モバイル空間統計を用いて2016年お正月の明治神宮・浅草寺を振り返り-
株式会社インテージホールディングス

株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃、以下:インテージ)は、株式会社ドコモ・インサイトマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:大竹口 勝)が提供する「モバイル空間統計」のデータを用い、2016年の元日から3日における明治神宮・浅草寺、両エリアの滞在者の傾向を分析しましたので、その結果をご紹介します。
※各エリアの位置情報データから滞在者の傾向を推計しています(すべてが参拝客とは限りません)

今年も残すところわずかとなりました。1年の無事や幸せを祈願する初詣、2017年のお正月はどこに参拝に行くかもう決めましたか。混雑が予想される初詣ですが、人が集まる時間帯や交通アクセスルートが分かっていれば、混雑を避けることができるかもしれません。

インテージでは、2016年元日から3日までの3日間のデータを分析し、東京都の代表的な初詣スポットである「明治神宮」と「浅草寺」の2つの周辺エリアについて、滞在者の傾向を探る自主企画分析を行いました。

両エリアの人出については、午前中よりも正午過ぎからの方が多く、日別にみると、元日よりも2日、2日よりも3日の方が多いことが分かりました。年代別にみると、「明治神宮」は若年層、「浅草寺」は50代以上の来訪者が比較的多いこと、居住地別にみると、「明治神宮」は東京都下(東京23区以外)や神奈川県から、「浅草寺」は埼玉県・千葉県からの来訪者が比較的多い傾向にあることが分かりました。
[分析結果のポイント]
◇ 混雑を避けるなら元日の午前中がオススメ!
人出は、元日より2日、2日より3日と増える傾向
◇ 初詣スポットへの来訪者年代に違いあり!「明治神宮」は10~20代、
「浅草寺」は50代以上の来訪者の多さが特徴的
◇ アクセスルートも工夫の余地あり!?「明治神宮」は東京都下
(東京23区以外)や
神奈川県から、「浅草寺」は埼玉県・千葉県からの来訪者が
比較的多い傾向

[分析結果の詳細]

混雑を避けるなら元日の午前、特に 10時前がオススメ。人出は元日以降増加傾向

「明治神宮」・「浅草寺」両エリアの来訪者数について、時間帯別の推移を分析しました。3日間全てにおいて、8時以降に来訪者数が増え始め、14時にピークを迎えました。いずれの日にちも、午前中よりも正午過ぎからの方が混雑することが分かりました。また、日別にみる各時間帯の来訪者数は、元日よりも2日、2日よりも3日の方が多くなっています。この傾向は明治神宮と浅草寺それぞれのデータで見ても同じであり、混雑を回避して参拝するなら、元日の10時前が比較的よいことがうかがえます。

[図1] 「明治神宮」「浅草寺」エリア、時系列の人出チャート(両エリアの合計データ)

[図1] 「明治神宮」「浅草寺」エリア、時系列の人出チャート(両エリアの合計データ)

[図1] 「明治神宮」「浅草寺」エリア、時系列の人出チャート(両エリアの合計データ)

(1)     集計期間:2016年1月1日~1月3日
(2)     集計対象者:「明治神宮」「浅草寺」周辺エリア滞在者
(3)     集計方法:下記エリア図赤枠内に各時間帯に滞在していた人口を推計
(4)     調査エリア:下記参照

調査エリア

調査エリア

「明治神宮」は若年層、「浅草寺」は50代以上の来訪者が比較的多い傾向
「明治神宮」・「浅草寺」両エリアへの来訪者について、年代の違いを分析しました。
年代別では30~40代の構成比はほぼ同じですが、「明治神宮」の方は20代までの若年層の比率が10ポイント] 高く、一方で、「浅草寺」は50代以上の比率が高い傾向にあります。60代の比率は、「浅草寺」が「明治神宮」よりも5ポイント高く、特にシニア層に支持されている様子がうかがえます。

[図2] 年代構成比帯グラフ「明治神宮」「浅草寺」比較チャート
(来訪者数のピークとなっていた1月3日の14時~17時台平均での比較)

年代構成比帯グラフ「明治神宮」「浅草寺」比較チャート

[図2] 年代構成比帯グラフ「明治神宮」「浅草寺」比較チャート

「明治神宮」は神奈川、「浅草寺」は埼玉・千葉からの来訪者が比較的多い傾向
「明治神宮」・「浅草寺」両エリアへの来訪者について、居住地の違いを分析しました。
東京23区からの来訪者はほぼ同じ構成比ですが、「明治神宮」では東京都下(東京23区以外)や神奈川県から、「浅草寺」では埼玉県・千葉県からの来訪者が比較的多い傾向にあることが分かります。毎年多くの人出で賑わう初詣。居住地からのアクセスのしやすさが来訪の決め手のひとつとなっているようです。

[図3] 県構成比帯グラフ「明治神宮」「浅草寺」比較チャート
(来訪者数のピークとなっていた1月3日の14時~17時台平均での比較))

[図3] 県構成比帯グラフ「明治神宮」「浅草寺」比較チャート

[図3] 県構成比帯グラフ「明治神宮」「浅草寺」比較チャート

2017年の初詣、以上のデータをご参考に、混雑を避けて参拝されるのもよいかもしれません。インテージでは、今後もさまざまなデータを駆使し、情報を発信してまいります。

*本レポートに使用した調査データについて
「モバイル空間統計」 http://www.intage.co.jp/service/mobile_spatial_statistics
ドコモの携帯電話ネットワークのしくみを利用して作成される、人口統計情報を提供するサービスです。
ドコモの携帯電話ネットワークは、基地局エリア毎に所在する携帯電話を、周期的に把握しています。この仕組みを利用して携帯電話の台数を集計し、ドコモの普及率を加味することで人口を推計することができます。本サービスにより、地域毎の人口分布や、性別・年齢層別・居住地エリア別の人口構成などを知ることができます。

※ 「モバイル空間統計」は株式会社 NTT ドコモの登録商標です。

以上

千葉県からは浅草寺に出掛ける方が多いようですね。

交通の便の関係だとは思うけれど、地元の神社の方でもよいのではないのかなぁと・・

その時の天気や状況も含めて瞬時にこういった予測ができるようになると、それなりに便利というか使い道も出てくるのかもしれませんね。

 


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