1月8日までラスベガスで開催されている CES で、XYZ プリンティングが本体価格 $229.95 という驚異のお値段の 3D プリンターを発表しています。
製品名は「da Vinci Nano」。
その名の通り、筐体のサイズも小さく、造形は 12cm x 12cm x 12cm と少し小さ目ではありますが、作るものによるとは思うけれども、そこそこといった感じです。
高のような姿で筐体の大きさは、約30センチ四方とのことで、置き場所にも困ることは少ないでしょう。
今のところ、日本での販売時期は未定とされていますし、それほど造形の精度など詳細については発表がされていませんが、おそらくは、3D プリンターの入門用などのエントリーポイントや、小さな部品の試作などには、十分に使うことができる製品だと思われます。
日本円だと、為替にもよるけれども、おそらくは 2万5千円~3万円ぐらいかなと思いますが、たったこれだけの出費で、様々なものが作れるとしたら、これはとても良いエントリーポイントになるのではないかと思います。
確かにキット製品などを中国から個人輸入すれば、似たような価格で手に入れることもできますが、メーカーの保証や修理などが全くなくてもよいのならという、条件が付くのですね。
こういう意味で、この価格帯で XYZ プリンティングがこのような製品を日本で出す(いまは未定だけど)意味は、ものすごく大きいのではないかと思います。
日本の製品では存在しないところは、非常に悲しいけれどね。
CES では様々な製品が各社から発表されているようですので、目についた製品がありましたら、また紹介します。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。