Nifty といえば、古くはパソコン通信のころからあるプロバイダですね。
その Nifty を家電販売のノジマが買収すると。
時事通信社がこちらのページで伝えています。
買収の範囲は、個人(一般)向けサービスとのことで、企業向けのクラウドサービスなどは、現状の親会社である、富士通に残されるとのこと。
ノジマからは、現時点では発表に至る合意事項はナシということで、こんなリリースを発表しています。
本日の一部報道について
本日、一部の報道機関において、当社によるニフティの個人向け事業の買収に関する報道がありましたが、これは当社が発表したものではありません。
当社は、来る IoT 時代においてお客様のスマートライフのハブとなることを目指しており、デジタル家電販売及び携帯電話販売と相乗効果のあるインターネット関連事業に関する事業拡大について本件買収を含め様々な選択肢を検討しておりますが、現時点で開示すべき合意事項はありません。
開示すべき事項が合意に至った場合には、速やかに公表いたします。
以 上
時事通信社からは買収金額250億円、最終合意は2016年度中と報道されていますが、先日の KDDI による Biglobe の買収発表などを見ると、感慨深いものがあります。
Nifty は、もともと日商岩井(Ni)と富士通(F)を組み合わせて、名前としたそうですが、その当時は懐かしい人もいると思うけれど、ニフティーサーブというサービスを展開していて、これは米国の CompuServe という、パソコン通信のコミュニティを運営していたわけで、当時は電話回線とモデムを使ったネットワークでピロピロ音を立てながらいちいち接続していたのですね。
このフォーラムも、少し前 2007年頃だったかな(?)サービスを停止してしまった。
その間には、日商岩井が調子悪くなって、全株式を富士通に売却し、Nifty は富士通の子会社となっていたわけです。
どちらにしても、その当時のビッグネームであったことは確かで、そんな会社が変革し、新体制となるのはわかるけれども、なんだかな・・・っという感じがすごくするニュースでした。
Biglobe と比べると資本も小さい Nifty だけれども、800億円と250億円の買収額の差ってそんなにあるのかな?
どちらも同時期に発足したように記憶しているけれど、その当時はたくさんお世話になった方もいたはず・・少し寂しいね。
(まだ正式発表はないけれど・・)
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。