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この記事は 2017年03月19日 に以下のカテゴリに投稿されました Wi-Fi.

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ST マイクロエレクトロニクスがセキュアな IoT / M2M 機器を簡単に実現するクラウド対応Wi-Fiモジュールを発表

ふーむ。

色々なところから、この手の製品が出てきますねぇ。

今ちょうど手元に ESP8266 が搭載されたちっちゃなボードが数枚あるのだけれど、こちらの方がおそらくは、高機能だと思う。

うまく使う(なんでもそうだけど)驚くほど安価に Wi-Fi を自由自在に使った物を構築することができます。

もうちょっとしたら、もちろん ESP8266 も触ってみるのだけれど、こちらもすごく興味あり。

セキュアなIoT/M2M機器を簡単に実現するクラウド対応Wi-Fiモジュールを発表
STマイクロエレクトロニクス

SPWF04 - STマイクロエレクトロニクス

SPWF04 – STマイクロエレクトロニクス

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、さまざまなIoT/M2M機器の開発を加速する最新のクラウド対応Wi-Fiモジュールを発表しました。この新しいモジュールは、インターネット・セキュリティおよびアプリケーションに関する先進的なプロトコルを提供すると共に、スタンドアロン・モードとSerial to Wi-Fi(S2W)モードで動作可能なマイクロコントローラ(マイコン)を搭載しています。

Wi-FiモジュールのSPWF04は、さまざまな機能に対応する多くのGPIOを備え、大量のコード / データ保存用のFlashメモリ(2MB)およびRAM(256KB)を内蔵するARM(R) Cortex(R)-M4ベースのSTM32マイコンを搭載しています。また、ハードウェアによる暗号化アクセラレータと、ホストとの通信を高速化するSPIポートを搭載しています。さらに、新しいMicroPythonスクリプト・エンジンが、モジュール上でスタンドアローン・モードにて直接動作するので、カスタム・アプリケーションの開発を大きく簡略化することができます。ホストとの通信には、従来のWi-Fiモジュールと互換性のあるUARTを経由してATコマンドを使用することも、SPIを経由して独自のプロトコルを使用することもできます。

強力なインターネット・セキュリティ・プロトコルには、広域ネットワークにおける認証およびアクセス制御を強化したWPA2-Enterprise、およびプリンタや組込みシステムのような機器を安全に接続するWireless Protected Setup(WPS)が含まれています。また、Transport Layer Security(TLS)を含む先進的なHTTPSおよび暗号化プロトコルに対応すると同時に、Secured Over-The-Air(OTA)により、Wi-Fi接続が可能なエリアでソフトウェアやファームウェア、Flashファイル・システムのアップグレードが行えます。

フル装備のTCP/IPプロトコル・スタック(HTTP、HTTPS、MQTT、SMTP、WebSocket)により、スマートフォン、タブレットなどのモバイル機器やクラウドとの通信制御が簡略化されます。複数のUDP(1) プロトコル(TFTP、SNTP、mDNS)が、デバイス検出やファイル交換に役立ちます。さらに、IPv6への対応、ネットワーク化されたデバイスとの通信制御を簡略化するWebサーバの拡張機能(SSI)、そしてウェブのリソースに応じて効率良く帯域を制御するREST(REpresentational State Transfer)APIといった特徴が含まれています。

多様な運用モードが、既存のネットワーク・インフラとの統合を簡略化します。Stationモードでのモジュールの使用や、他の機器へのアクセス・ポイントとしてMiniAPモード(最大5ステーション)を使った機器間のダイレクト接続の設定が可能です。また、SPWF04は、広範なソケット層を備え、最大8つのソケット・クライアント、最大8つのクライアントを同時に処理するソケット・サーバを2つ、もしくは2つのWebSocketクライアントを統括することができます。

従来製品と同様、SPWF04は、厳しい通信環境でも信頼性の高い通信を可能にする高いRF出力パワーと受信感度を有しています。さらに、同モジュールは、優れた性能と多様性を持つと同時に、小型サイズ(26.92 x 15.24 x 2.35mm)と低消費電力(スタンバイ・モードで40μA、アイドル通信(DTIM=1)モードで5mA)を実現しています。

SPWF04には、高効率ISM-bandアンテナを内蔵したSPWF04SAと、外部アンテナ取り付け用U.FLコネクタを内蔵したSPWF04SCの2種類があります。このモジュールは、FCC(米国)、CE(EU)、およびIC(カナダ産業省)の認証を取得しているほか、RoHS(特定有害物質の使用規制)指令にも準拠しているため、最終製品で必要となる認証取得を効率化します。

価格およびサンプル提供については、STのセールス・オフィスまでお問い合わせください。

詳細については、 http://www.st.com/wifimodules をご覧ください。

(1) UDP:User Datagram Protocol(ユーザ・データグラム・プロトコル)。インターネットの中核プロトコルの1つで、メッセージを低オーバーヘッドかつコネクションレスの通信によって送信することができます。TFTP(Trivial File Transfer Protocol)、SNTP(Simple Network Time protocol)、およびmDNS(multicast Domain Name System)はUDPの上位で実行される高レベルなプロトコルです。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2016年の売上は69.7億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st.com )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ & MEMS製品グループ
TEL : 03-5783-8250 FAX : 03-5783-8216

以上

こんな製品が出てきて、とうとう XBee は触らずじまいになってしまいそう。

それなりに良いとも思うのだけれど、Wi-Fi であのお値段はちと高いだろうと感じたのが理由なのだけれどね。

こちらの製品もそうだけれども ESP8266 も触るのが楽しみ。

しかしまぁ、また AT コマンドを使う(こともできる)とは思わなかったなぁ。

モデムの時代の産物に思える。

 


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