Amazon で、いつもの通り買い物していると・・・
お客様におすすめって、奴が出てくるでしょ。
まんまとつられてしまったということなのだけれど、なかなか良いと思うので、紹介します。
購入したのは、この製品。
ちなみに同じ値段で、ケーブルついているものもあった(ように思う)と思うのだけれど、ケーブル捨てるほどあるので、ピンヘッダーが付いているほうを選んだ。
並行輸入品と書いてあるけれど、Amazon Prime 対応なので、送料無料(Prime 会員なら)で翌日届く。
イマドキ USB B コネクタのケーブル手に入れても、Arduino か、プリンタぐらいしか使えないもの。(いらない)
この製品の異なるところは、いくつかあるけれど、その USB コネクタも違うんだよね。
この製品には、microUSB コネクタが使われている。
当然大きさは小さいし、コスト的にも安くできると思うのだけれど、その利点は、こちらの記事でも紹介したけれど、Ethernet シールドなどを乗っけると、オリジナルの製品だと USB コネクタの外側が干渉してしまって、まぁ大丈夫は大丈夫なんだけれど、ヤな感じなんだよ。
まずは、これがなくなる。
ほら、余裕だよね。
次に異なる点は、通常は、ATMega328P はソケットに乗っかった DIP タイプのものが採用されているのだけれど、SMD(表面実装) タイプのものに変更されている。
こっちはオリジナルの DIP を使ったもの。
こっちは、今回購入した SMD タイプのものを実装したもの。
別にこれは、328P 自体を抜き差しすることがないのなら、問題は何も起きないけれど、ブートローダーを書き込んだ ATMega328P を一時的にプログラムを書き込みたいなんて時には、それはできないってことになる。
でも、それを行う人は、別のを持ってればいいわけで、とりあえずのスケッチを開発するとかなら、何も問題ないし、入門用にということならば、関係ないと思う。
もう1点、これは若干の注意が、必要なのが、USB シリアル変換を行うチップが異なる。
これは FTDI 社のものを使うと、ライセンス料が発生するために、コストを抑える意味で、別のものが使われているらしい。
microUSB のケーブルを使って、PC と接続すると、USB-SERIAL CH340(COM4) と表示される。
この PC には、もともとこのドライバーは入れてあったので、素直に認識してくれたが、このドライバーは、こちらのサイトからダウンロードできるようですね。
でも、Windows なら、さほど問題も起きずに使えると思うのだけれど、Mac だと、トラブルって報告もあるみたい。(Mac 持ってないのでわからないよ~)
他は、特に変わらないし、お勉強したり、スケッチを描いたりするだけであれば、十分に使える製品だと思う。
先の Ethernet シールドとの干渉の問題もないしね。
そういう用途で使おうと思ってる。
1個当たり600円(税込み)な訳だけれど、ATMega328P 単体で入手すると、200円ほど。
ブートローダーを書き込んだものだと、360円(税抜き)。
さて、そんなに大きくは変わらないけど、なんだかなぁって感じもしませんか?
完全な互換品ということではないけれど、同じことができますよ。
SMD を使っているので、ボード上は余裕のよっちゃんなので、ちょっと工夫すれば、シールドにしなくても、小さなボードを乗せることもできるかもね。
スケッチも、もちろん問題なく動作するし、クオリティも低くはない(普通)。
用途は、考えておかなければいけないけれど、大変お安いので、購入してもよいのではないかと思う一品でした。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。