まぁいろいろやっていて、このところ Arduino を単体で使うことが多いかなって感じ。
で、今まではこんな風にブレッドボードを使ってごく普通に回路を組んで、生の Atmel ATMega328P を買ってきて、ブートローダーを書き込んでいたんだよね。
今回、回路を描いて、穴あき基板上に作ったので、それを紹介します。
まぁ、その理由は、
これぐらい。
なお、どうして Arduino UNO とかじゃぁないのの理由には、最低限の回路で動かして、小型化したいからというのと、UNO じゃお高いから(こちらの安いの使えばいいんだけど)。
では早速回路図。(汚いけど)
実は何で回路図を書こうかなぁと試行錯誤した。
Eagle は有名だけれど、これ、癖が強いねぇ。いまだに上手に使えないよ~
部品を動かすだけでも特殊に感じてイラついたので、途中でやめた。
で、使ったツールは、Fritzing というツール。(こっちも癖アルネェ)
これ、回路図もかけるし、ブレッドボード上での実体配線図(みたいなの)もかけちゃというもの。
プリント基板作るなら、Eagle かなって思うけれど、Fritzing でもできないことはないみたいだし、直感的に操作できるので。
でも、まだβ版だからかな?
イメージに出力すると、なんか線が重複しているように見える。(悪いけど気にしないでね)
で、必要な部品は、
以下は任意で、(LED いらなければだけど)
それ以外に必要なのは、親機の Arduino と接続するためのケーブルや、はんだや線材です。
で、これらを回路図のように組んで、Arduino と接続する。
多くのサイトで紹介されているけれども、ブートローダの書き込み方法は、以下の通り。
上で、あとは任意で・・と書いた、LED も、これはなくても動くけれど、つけておくと、書き込みの際に、LED が点滅したり、エラーの際には知らせてくれたり、親機の Arduino からの信号線を表示しているだけだけれど、ちゃんと電源きてるよね!ってわかるだけでも、まぁ役にたってはいます。
セラロックも手元にあったけれど、こちらは組み込み機器を作るときに使うので、手持ちの水晶発振器を使ったけれど、もちろんセラロックでもOK。この場合には、コンデンサが付いたセラロックを使うと、部品数も2つ減らすことができますね。
たったこれだけだけれど、一応は重要なツールなので、3D プリンターでケースを作ってみることに。
Take-1ではできなかったけど、2回ぐらいやるとぴったりのものができますね。(寸法の取り方が悪いだけだけど)
OpenSCAD で書いたソースと、STL としたものを圧縮してあるので、こちらからどうぞ。
多分、ごく普通の穴あき基板上に作ったので、画像から穴位置等を合わせて作ればそのまま使えると思うよ。
ついでに久しぶりに Illustrator でつくった各端子、LED などのラベルも一緒にどうぞ。
※恥ずかしいけど、ソースも全部入ってるよ。
最初は 3D Printer で印刷する際に、文字を掘ってやろうかと思ってやってみたのだが、文字が小さすぎて、無理だったわ。(その痕跡もソースに残ってる)
ということなので、このラベルは、適切な大きさにはさみで切って、薄い両面テープで張り付けてあります。(これで十分)
このラベルがないと、Arduino と接続するときに、どのピンだっけ??なんてことが起こるのでね。
とっても簡単で、ちゃちゃっと作れてしまうから、必要かどうかはさておき、これ、ブレッドボード上の物をずっと使うよりは作ったほうが良いかもよ。
完成したのは、こちら。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。