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ウェアラブル技術を使った新しいデバイス「TYPE-R」を国内発売開始 – スポーツに特化した製品(LEOMO, Inc.)

着るだけで採寸できるというボディースーツとか、最近耳にしますよね。

こちらはスポーツしているときの体の状態を、衣類に仕込まれたセンサーによって情報を得て、リアルタイムに表示するという製品。

少しお値段はしますけれど、ストイックにやられている方には、これはうれしい製品なのかも。

着たり、装着したことで、自然にこんなデータが得られるのはとても面白いですね。

LEOMO、ウェアラブル技術を使った新しいデバイス「TYPE-R」を、12月1日より国内発売開始
スポーツに特化したデバイスを開発するLEOMO, Inc.は、ウェアラブル技術を使った新しいデバイス「TYPE-R」の日本国内販売を本日12月1日より開始いたします。
LEOMO, Inc.

 

「TYPE-R」- LEOMO, Inc.

「TYPE-R」- LEOMO, Inc.

2017年12月1日 スポーツに特化したデバイスを開発するLEOMO, Inc.は、ウェアラブル技術を使った新しいデバイス「TYPE-R」の日本国内販売を本日12月1日より開始いたします。TYPE-Rは、3軸のジャイロセンサーと3軸の加速度センサーを搭載したコンパクトな5つのセンサーをサイクリストの体に取り付け、その動きをリアルタイムで計測&視覚化します。これにより小さな変化も感覚ではなく数値化されたデータとして追うことができる、全く新たな形で科学的トレーニングを支援するツールです。

特に競技アスリートとコーチにとってモーション解析を活用してそのパフォーマンスを最大限発揮できるように設計されており、アスリートのフォーム、効率、パフォーマンスを最適化することを手助けし、更には怪我の防止や怪我からの回復を助けます。今年7月から米国で先行販売を開始しており、日本での発売を機に来年は欧州での発売を予定しております。

これまでモーションキャプチャーなどのアスリート向けのモーション解析は、ラボやスタジオでの精密かつ高価なシステムによる測定に限られており、より現実に近いトレーニングやレースの条件を反映することが出来ませんでした。モーション解析を屋外でも可能にするTYPE-Rは、アスリートやそのコーチがトレーニングや競技を行う環境と同じ条件下で、日々、気軽にモーションデータの収集を行うことができます。

■LEOMO TYPE-Rの特徴:
TYPE-Rは、タッチスクリーンを搭載しており、ハンドルバーまたは手首に取り付けることができ、ANT +™対応の汎用のセンサーと接続することで、パワー、パワーバランス、ケイデンス、心拍数を表示することも可能です。

LEOMO TYPE-R

LEOMO TYPE-R

TYPE-R本体だけで、他社の高価格帯のサイクリングコンピュータに匹敵する性能を持っておりますが、TYPE-Rの一番の特徴は、5つものLEOMOモーションセンサー(Bluetooth®接続)を標準で付属していることです。そのセンサーは、3軸のジャイロスコープと3軸の加速度センサーを搭載しており、センサーを着用したアスリートの動きやフォームを正確に計測します。LEOMOモーションセンサーは、左右の膝の上部と靴、腰(仙骨)の上に装着し、今まで測定できなかった下記のような動きを測定することができます。

3_MotionSensor

3_MotionSensor

<5つのLEOMOモーションセンサー>
Dead Spot Score: 1ケイデンス内で、ペダル速度がスムーズではない箇所の大きさと位置を特定
Foot Angular Range:ペダリング時に踵がどれだけ上下に動くかを測定
Foot Angular Range (Q1):クランク位置が0時から3時の間で踵がどれだけ上下に動くかを測定
Leg Angular Range:ペダリング時に腿がどれだけ上下に動くかを測定
Pelvic Angle:自転車選手の骨盤の前傾角度を測定

■LEOMO TYPE-Rによる分析手法:
TYPE-Rは、トレーニングデータをワイヤレスでアップロードでき簡単にフォームの分析ができます。 Wi-Fiのネットワークを経由し、トレーニングデータはクラウドにアップロードされ、PCのWebブラウザからアクセスできる「ダッシュボード」で分析が可能です。

またTYPE-Rは、世界で初めてラボやスタジオではない場所でのモーション解析を可能にし、自分の身体をより良く使いたいと考えているアスリートにとって、大きな武器になると確信しています。自転車選手、トライアスロン選手、そのコーチを最初のターゲットにしておりますが、モーション解析はこれらのスポーツ以外にも応用が可能で、最適な動きはあらゆるスポーツに重要です。将来的には、この技術をランニングやストレングストレーニングに応用することを具体的に検討しております。

4_LEOMODashboard

4_LEOMODashboard

■勝つための、「TYPE-R」:
LEOMOは、正確かつ実用的なモーションデータを提供することが重要であると考え、選手とそのコーチが今の限界を超え、次の目標を見つけることができるようサポートします。TYPE-Rをより効果的に活用するために、世界的に有名なコーチのHunter Allen氏やNeal Henderson氏を含め、多くのコーチ、選手、スポーツ科学者の間で幅広いテストを行っており、多くのメリットを実感しています。

コーチの場合:肉眼でアスリートの動きを見ても、正確な評価は出来ません。TYPE-Rを使用することにより小さな変化をも数値として追うことができ、コーチはアスリートのそばに居る居ないにかかわらず、モーションデータを分析することで正確にアスリートの動きを評価することができます。また、アスリートが意識的にフォームを変えると、モーションデータに反映されるので、コーチが自分の指示が正しく伝わったか検証でき、アスリートに指示を適格に伝えられるようになります。

アスリートの場合:自転車選手は、実際の道路上では自分の動きをリアルタイムに見ることができません。ですが、TYPE-Rの画面から自分の目では分かりにくいフォームや動きの僅かな変化をもが可視化された情報を確認することができます。

LEOMO代表取締役社長の加地邦彦は、「今年7月にアメリカで発売を開始して以来、日本のサイクリスト・トライアスリートの方々からも、日本での発売に関するお問い合わせを多くの方々から頂いてまいりました。この度、LEOMOにとって重要な日本市場で発売を開始することができ、大変うれしく思っております。自ら長く関わってきた日本の自転車競技の世界において、TYPE-Rと共に新たな科学的トレーニングツールを提供して行ければと思っています。」とコメントしております。

5_TYPE-RwithCyclist

5_TYPE-RwithCyclist

■価格と販売方法等:
日本での販売は近々オンラインサイトでの開始を予定しており、購入希望者の方はsupport@leomo.ioまでご連絡下さい。価格:8万9800円(送料込・消費税別)
また、LEOMOは希望者の方を対象に東京都内にてTYPE-R講習会を予定しております。ご興味がある方はsupport@leomo.ioまでご連絡下さい。

<LEOMO, Inc.について>
2012年に加地邦彦と孫泰蔵が創業し活動するMistletoe株式会社によって設立され、アメリカ ボルダーの本社および港区西麻布の東京オフィスにおいて、スポーツデバイスの開発・製造と、それに連動するサービスの開発を行っています。社員数は、39名(2017年12月現在)。
会社情報:https://www.leomo.io/
採用情報:https://www.leomo.io/pages/careers

以上

アプリもとても良くできていると思います。

リストバンド式の活動量計は、お値段もお手ごろなので、利用している人も、よく見かけますね。

リストバンド式だと、得られるデータが少ないので、少し残念なところもあるのは確かですが、これでも十分に役に立つと思います。

さらに、このようなデバイスが出てくると、自分の体の状況をさらに詳しく知ることができ、それにより対処策も考えらることもできる。


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