ピックワールド(PIC World)

インフォメーション

この記事は 2018年03月25日 に以下のカテゴリに投稿されました Robot.

この記事のタグ

, , , , , , , , , , ,


ウェアラブル端末(Moff Band)をモーションキャプチャーデバイスとして活用できる! – モーションデータ出力アプリ『Moffロガー』をリリース

ほぉぅ。

これは便利だろうなと思う。

ロボットを動かすために作成する、モーションデータをウェアラブルデバイスで作れてしまうとは、ちょっと驚いた。

ウェアラブル端末Moff Bandをモーションキャプチャーデバイスとして活用できる、モーションデータ出力アプリ『Moffロガー』をリリース
かつてないほど装着が簡単なモーションキャプチャー・デバイス
Moff

ウェアラブルデバイスを使った「運動を楽しくする」IoTアプリケーションを展開している株式会社Moff(東京都千代田区:代表取締役社長 高萩昭範)はこのたび、自社製スマートトイ『Moff Band』で計測した各種モーションデータをiTunes経由でCSV出力できるiOSアプリ『Moffロガー』をリリースしました。

【リリースURL】https://jp.moff.mobi/?p=4280
【アプリURL】https://itunes.apple.com/jp/app/id1327630262?mt=8
【提供開始日】 2018年3月22日(木)
【料金】Moffのお問い合わせフォームよりご相談ください。
https://jp.moff.mobi/?page_id=3834

Moffロガー

Moffロガー

※スマートトイ『Moff Band』の製品仕様

【通信】Bluetooth 4.1
【内蔵センサー】6軸センサ(加速度/角速度)
【使用電源】CR2032(コイン型リチウム電池)

■開発の背景
現在主流となっている代表的な「光学式モーションキャプチャーシステム」は、専用のスーツを着用、身体に複数のマーカーを取付ける必要があり、また、マーカー位置を測定するためのカメラ等の機材・設備が大掛かりになってしまうため測定場所・施設が限定されることや、測定の所要時間、価格、着脱の手間、人件費などが導入のハードルとなっています。

対して『Moffロガー』は、既に市販されているスマートトイ『Moff Band』を使うため、特別なスーツやマーカー、大規模な機材や設備等は不要。

Moff バンド - 装着はとても簡単

Moff バンド – 装着はとても簡単

iOSアプリからiTunes経由でのCSV出力機能を備えるため、手軽に使えるモーションキャプチャーアプリとして、主にMoffバンド(6軸センサー)の生データを解析されたい研究機関や大学などでの活用を期待しております。

■モーションキャプチャデータ出力アプリ『Moffロガー』の概要
・対応OS:iOS
・対応端末:iPhoneおよびiPad
・Moffバンド接続数:最大5台まで
・データ出力方法:csv(iTunes経由)

【Moffロガーから出力されるデータ】
◯データ取得時刻
・世界標準時
・UNIX時間
◯3軸加速度(X,Y,Z)
◯3軸角速度(X,Y,Z)
◯クオータニオン(X.Y,Z,W)
◯ユーザー加速度(X,Y,Z)
◯回転行列(X.Y.Z)

※上記をタイムスタンプ付きで約20サンプル/秒の間隔でCSV記録します。

Moffロガー画面

Moffロガー画面

Moffロガーの生データ

Moffロガーの生データ

■ストリーミングでのデータ取得と反映をされたい場合
『Moff Band』をモーションキャプチャー・デバイスとして活用できる『Moff モーションキャプチャ・プラットフォーム』(MMP)の「Moff SDK」をご利用ください。

「Moff SDK」では、iOSネイティブ用 / Androidネイティブ用 / Unity(for iOS/Android)用が用意され、モーションデータを活用した様々なアプリケーションの開発が可能です。

【MMPの活用実績】
『Moff モーションキャプチャ・プラットフォーム』(MMP)のSDKの技術は、Moffが開発している『モフトレ』や『モフ測』に、利用されています。

モフトレ:http://www.moff-training.jp/
モフ測:http://moffsoku.jp/

■今後の展開予定
株式会社Moffでは、今後もMoff Bandおよび、「Moff モーションキャプチャー・プラットフォーム」を活用し、より手軽なモーションキャプチャー・アプリや運動解析サービスを展開してまいります。

以上

このデータを作るのは、そんなに大きなデータでなくても、結構大変なんだ。

ポテションメーターで、関節部の角度をひとつづつ取り込めないかとか、いろいろ考えてはみたけれど、まだそこの時点まで到達していない。

こんな形でデータが簡単に作ることができるようになると、アマチュアの世界でも、大きく前進すると思うんだな。


コメントを残す

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ