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この記事は 2018年09月26日 に以下のカテゴリに投稿されました SIM Blog.

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ソフトバンクがメール消失の重大事故 – 総務省が改善要請

まぁ、メールなんてと思っている方は、別に驚きもしないだろうけれど、普通の人は、メールないじゃん!っなんて、大騒ぎしたのかな?

しかしまぁ、これ、迷惑メールフィルタを誤って設定したとのことだけれど、障害に陥っていた時間が長いんだよね。

なんと、9月17日の午前11時前~18日の午前9時過ぎまで。

丸一日分のメールがソフトバンクによって、誤って削除されたという問題について、総務省から改善要請が出されましたよ。

総務省のページはこちら

以下抜粋。

利用者に対する十分な説明等の実施に関するソフトバンク株式会社に対する要請
総務省 平成30年9月21日

総務省は、本日、ソフトバンク株式会社(代表取締役社長執行役員兼CEO 宮内 謙)に対し、本年9月17日(月)に発生した事故を踏まえ、利用者に対する十分な説明等の実施を図るよう文書により要請しました。

1 経  緯
ソフトバンク株式会社(代表取締役社長執行役員兼CEO 宮内 謙)が提供するインターネット関連サービス(電子メールサービス)について、本年9月17日(月)に、約22時間にわたり、約436万人の利用者に影響を及ぼし得る事故が発生し、同月18日(火)、総務省は、同社から当該事故の報告を受けました。
総務省において報告内容を精査した結果、電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号)第58条に規定する重大な事故に該当するものであることを確認しました。
本件事故は、同社の利用者に宛てた「.co.jp」を含むドメインのメールアドレスからのメールについて、その一部が不達となり破棄されるものであり、社会的影響が大きいものと認められます(概要は別紙1 参照)。
また、本件事故については、同社において当該障害の認知に時間を要したとともに、当該認知をした時点から、詳細な状況の把握及び当省への報告に時間を要し、その間速やかな利用者への説明も十分に行われていないと認められます。
このような状況は、利用者の利益を阻害するものであることから、本件事故に関して、利用者に対する十分な説明等を実施する必要があるものと考えられます。

2 指導内容
総務省は、本日、同社に対して、(1)利用者に対して十分な説明を行うこと、(2)電気通信事業法(昭和59年法律第86号)第28条に基づいて行う事故発生後から30日以内の報告においては、各報告事項について十分詳細なものとするとともに、関連システムの運用等の業務請負先も含めた社内における事故情報の連絡要領、連絡体制等についても明確にすることを実施するよう要請を行いました(別紙2 )。

3 今後の予定
総務省は、引き続き、電気通信サービスの安定的な提供を確保するため、必要な指導及び監督に努めてまいります。

(参考:関係条文)
○電気通信事業法第28条
電気通信事業者は、第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停止したとき、又は電気通信業務に関し通信の秘密の漏えいその他総務省令で定める重大な事故が生じたときは、その旨をその理由又は原因とともに、遅滞なく、総務大臣に報告しなければならない。

○電気通信事業法施行規則第58条
法第二十八条の総務省令で定める重大な事故は、次のとおりとする。
一 次の表の上欄に掲げる電気通信役務の区分に応じ、それぞれ同表の中欄に掲げる時間以上電気通信設備の故障により電気通信役務の全部又は一部(付加的な機能の提供に係るものを除く。)の提供を停止又は品質を低下させた事故(他の電気通信事業者の電気通信設備の故障によるものを含む。)であつて、当該電気通信役務の提供の停止又は品質の低下を受けた利用者の数(総務大臣が当該利用者の数の把握が困難であると認めるものにあつては、総務大臣が別に告示する基準に該当するもの)がそれぞれ同表の下欄に掲げる数以上のもの

電気通信事業法施行規則第58条

電気通信事業法施行規則第58条

二 電気通信事業者が設置した衛星、海底ケーブルその他これに準ずる重要な電気通信設備の故障により、当該電気通信設備を利用する全ての通信の疎通が二時間以上不能となる事故

※総務省のページの抜粋はココまで

以下、ソフトバンクのプレスリリース抜粋。(原文はこちら)

迷惑メールフィルターの不具合による
特定ドメインからのメールの一部消失についてのおわび
2018年9月21日
ソフトバンク株式会社

弊社は、より快適にメールサービスをご利用いただくため、迷惑メールフィルターを導入しています。弊社の携帯電話サービスをご利用のお客さま宛てに、日々約3億通のメールが送信されていますが、その内、迷惑メールフィルターをご利用されているお客さま宛ての約1億5千万通が迷惑メールフィルターにより機械的に迷惑メールとして判断され、お客さまに届かないようブロックされています。

このたび、2018年9月17日(月)午前10時48分から9月18日(火)午前9時16分までの間、“ソフトバンク”のS!メール(MMS)、Eメール(i)、“ワイモバイル”のMMS、EMメール-S(MMS)、ケータイ(PHS)用Eメールにおいて、迷惑メールフィルターを利用している一部のお客さまが、「.co.jp」を含むドメインからの約1,030万通のメールを受信できない事象が発生していました。調査の結果、本事象の対象となったお客さまに送られた、送信元のドメインに「.co.jp」を含むメールが、誤って迷惑メールとして判定されてしまい消失していることが判明しました。

当該サービスをご利用のお客さまには、多大なるご迷惑とご不便をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます。

また、上記時間帯に、ドメインに「.co.jp」を含むメールアドレスから、対象となるお客さまにメールを送信された方にも深くおわび申し上げますとともに、送信先にメールが届いているかご確認いただきますようお願い申し上げます。

弊社では今回このような事象が発生したことを重く受け止め、再発防止策の徹底を図り、サービスの安定的な運用に向けて全力で取り組んでいきます。

1. 発生期間
2018年9月17日(月)午前10時48分~2018年9月18日(火)午前9時16分

2. 影響対象
以下のサービスで、迷惑メールフィルターを利用している一部のお客さま

“ソフトバンク” S!メール(MMS)、Eメール(i)、ディズニースタイルのメール
“ワイモバイル” MMS、EMメール-S(MMS)、ケータイ(PHS)用Eメール
3. 影響内容
「.co.jp」を含むドメインからのメールが、迷惑メールフィルターの不具合により消失(受信不可)

4. 影響数
約436万ユーザー(約1,030万通が消失)

5. 原因
弊社の迷惑メールフィルターは、蓄積された迷惑メールのデータベースを基に機械的に判断し、迷惑メールと判断されたメールの受信をブロックしています。今回の事象の原因は、そのデータベースへ反映するパターンファイル(迷惑メールかどうかを判別する基準になるデータ)の自動生成時の不具合によるものです。

6. 対応および再発防止策
本事象の原因となった不具合を修正しました。運用監視体制強化など、再発防止策の徹底を図っていきます。

なお、対象のお客さまには個別におわびのご連絡をさせていただきます。本件に関するお客さまからのお問い合わせは、こちらまでお願いいたします。

問い合わせ電話番号
0800-222-0176(通話料無料)
受付時間
午前9時から午後8時まで

SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。

以上

まぁ、要請は当然として、普通に考えて、設定変更したあと、正常に動作しているかソフトバンクでは、確認していないということになるよね。

担当者が設定して、ポチッと押しちゃったんだろうなぁ。

まるで、素人みたいだよな。

多分、メール重要!って人と、なくなって清々した!って人の2つに分かれるだろうけれど、買い物とかしたあと、確認のメールなどが来ないのは困るだろうなとは思う。

 


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