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この記事は 2018年12月31日 に以下のカテゴリに投稿されました AI.

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東大越塚研ら、AI・スマートメーターの活用で不在配送の9割削減を可能に

面白いなとは思うけれど、使い方を間違えると、これ、大変になりそうな気もしますね。

在宅がわかるということは、不在もわかるということだから。

でも、宅配の方達って、そんな事しなくても、だいたいこのお家はってわかっているんじゃないかと思うし、最近は、この日のこの時間なら受け取れる!ってちゃんと指定している人のほうが多いんじゃあないの?

まぁ、その、その道のプロの判断を超えられるか?ってことにするか、ド素人でも大丈夫なシステムとするかは、大きな違いだと思うんだよね。

東大越塚研ら、AI・スマートメーターの活用で不在配送の9割削減を可能に
-産学連携による「不在配送ゼロ化AIプロジェクト」が実証-
株式会社日本データサイエンス研究所

東京大学大学院情報学環・越塚登研究室、同大学工学系研究科田中謙司研究室は「不在配送ゼロ化AIプロジェクト」(代表者:大杉慎平)において、開発した配送ルーティングエンジンによる配送試験を行い、98%の配送成功率を得ました。これは、宅配における不在配送を9割以上削減することに相当します。

東大越塚研ら、AI・スマートメーターの活用で不在配送の9割削減を可能に

東大越塚研ら、AI・スマートメーターの活用で不在配送の9割削減を可能に 東大越塚研ら、AI・スマートメーターの活用で不在配送の9割削減を可能に

東大越塚研ら、AI・スマートメーターの活用で不在配送の9割削減を可能に

東大越塚研ら、AI・スマートメーターの活用で不在配送の9割削減を可能に

不在配送ゼロ化AIプロジェクト
個人向け配送における「不在配送件数」は全宅配件数のおよそ2割、数千億円のコストに相当し(”宅配の再配達の発生による社会的損失の試算について” 2015年 国土交通省 より概算)、深刻なドライバー不足と労働生産性の課題を抱える物流産業の悩みの種となっています。本取り組みは、日本全体の労働力が低下するなか、人工知能を活用した生産性向上に寄与するべく、東京大学の研究室が東大発ベンチャーらの協力のもと、実用化を前提に実施しました。

本プロジェクトで開発された新たな「配送ルーティングエンジン」は、各戸に設置されたスマートメーターから取得される電力データをAIが学習し、配送時刻における在宅予測に基づいて、在宅戸から優先的に配送するルートを自動生成します。

本成果は国際学会の学術論文としてIEEE COMPSAC 2018及びICSCA2019で採択されており、今後は東京大学発ベンチャーの株式会社日本データサイエンス研究所(本社:東京都文京区、代表取締役:加藤エルテス聡志)、NextDrive株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:石聖弘)と共に、自治体での実証実験に取り組む予定です。また、本プロジェクトに賛同する物流企業と連携して2022年度中の実用化を目指していきます。
(プロジェクト詳細URL:https://www.prototekton-web.com/home)

配送試験結果
配送試験は同システムを活用し、2018年9月6日〜10月27日、東京大学構内にて実施されました。人工知能が不在先を回避するルートを配送者に示したことによる配送成功率は98%にのぼり、人の判断で配送した結果と比較すると、現状発生している不在配送の9割以上が削減されることが実証されました。不在配送に伴う再配送が削減することで、移動距離も5%短縮されることがわかりました。さらに、これまで特定されていた“不在”というプライバシー情報が配送者に伝わることがなくなり、より個人情報保護が強化される結果が示されました。

東京大学 越塚登教授のコメント
「不在配送は、現在の日本の個配物流における最重要問題の一つと考えています。AIとIoTの技術を適用することで、これを効果的に解決できるとわかったことは、大きな一歩だと思います。一方、各戸のスマートメーターの情報を外部に出すことは、プライバシー上の懸念があるかと思います。
ところが我々の手法の特徴は、むしろパーソナルデータを利用して、プライバシーを守る点にあります。今回我々が開発した新手法のルート指示では、各戸の在不在を隠すことができる様々な工夫がなされているのです。

配達の順番を決めるというプライバシーに関わる処理は、人ではなくAIが行うので、プライバシーは他の人から守られます。これを発展させて考えると、人に知られたくないこと、プライバシーに関わることは、むしろ積極的にAIやロボット、機械に担ってもらうという新しいサービスコンセプトが、今後はあらゆる局面で重要だと考えています。」

<プロジェクト協力研究室・各社概要>
東京大学大学院情報学環 越塚登研究室
情報社会における石油とも言われる「データ」。当研究室は、コンピュータ・サイエンスとデータ・サイエンスの知見を駆使し、産業・社会の「デジタル社会変革(Digital Transformation)」を起こすことに取り組む。現在、越塚登教授は東京大学大学院情報学環 副学環長・教授 およびユビキタス情報社会基盤研究センター長を務める。
http://www.koshizuka-lab.org/

東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学・システム創成学専攻 田中謙司研究室
大規模データを活用した社会システムおよびビジネスサービス設計に取り組む。特に物流・流通分野での需要予測法や事業シミュレーションを用いた具体的な導入システム設計およびサービス設計の研究を行う。 最近では分散化社会におけるブロックチェーン等を活用したP2P電力融通システムの研究開発を進める。

株式会社日本データサイエンス研究所
流通・製造業を中心に、需要予測、異常検知、およびそのシステム開発をする、東大発のAI企業。戦略コンサルティングファーム出身者らで構成され、ビジネス課題解決に特化した、手法としての人工知能活用、およびそのシステム化まで一貫して手がけられる日本唯一のAI企業
http://jdsc.ai/

NextDrive株式会社
家庭及びビジネス向けのスマートエネルギー・マネジメントソリューションを提供する台湾スタートアップ企業。2017年1月に日本法人であるNextDrive株式会社(以下、NextDrive社)を設立。同社は、ハードウェア、ソフトウェア、クラウド、アプリなどの幅広い独自開発技術による、スマートエネルギー・マネジメントソリューションを提供している。世界最小クラスのIoTゲートウェイであるNext Drive Cube J Series(以下、Cube J)をはじめとする製品を展開している。
https://jp.nextdrive.io/

プロジェクト代表者 大杉慎平
(株)日本データサイエンス研究所共同創業者、同社チーフデータサイエンティスト。東京大学大学院情報学環 越塚登研究室在籍。東京大学卒業後、コンサルティングファーム マッキンゼーアンドカンパニー にて製造業・インフラ・物流産業の技術戦略構築支援に従事。2017年より東京大学へ。2018年(株)日本データサイエンス研究所に共同創業者として参画、同職。本プロジェクトの発起、配送ルーティングエンジンの開発を主導

以上

どうもお客様本位のサービスには見えない感じがするんだよね。

全く別のアプローチのほうが良いようにも思ったり。

xx メンバーズなんて言って、顧客の囲い込みを図っているのだから、荷物届けに行く前にいつがいい?って聞いてみたら?

もちろんシステムが自動で。

その要望に沿った形で、配達することに務めるとか?

せっかくお昼すぎの配達をヤメて、昼飯食えるようになったのに、それじゃ逆戻りですかね。

再配達は、そうなっちゃうと、非常に申し訳ないと思うから、必ず配達日・時間帯指定をしているけれど、荷物がどこにあるか知るためのシステムも、各社でいろいろと違いが有って、つかにくいという側面もあるんだよね。

で、会社にもよるけれど、荷物がどこにあるかわかっても、その荷物の配達日等を再指定したりすることが、これまた非常にしにくいことも問題だと思うんだ。


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