PIC のアーキテクチャ
使用可能な C 言語コンパイラ
- PIC18、PIC24、PIC32、及びdsPICに対応(一般にC18、C24、C32と呼ばれる)。ベースラインシリーズ(PIC10)及びミッドレンジシリーズ(PIC12,PIC16)には対応していない。MPLABに統合して使用される。マイクロチップ・テクノロジー社が公開しているライブラリやサンプルコードをそのまま利用できる利点がある。全機能が利用できる有償版と、最適化機能が制限された評価版(最初の60日間は全機能が利用できる)、無償で全機能が利用できる学習用のアカデミック版がある。
- 対象となるPICの種類(ビット数)および開発環境のオペレーティングシステムにより製品が分かれている。初期のバージョンは専用のIDEが付属していたが、最近のバージョンではMPLABに統合して使用するようになっている。
- MPLABに統合するほかEclipseをベースとした独自のIDEで使用できる。出力可能な容量が制限された PICC Lite は無償で使用できる。
- mikroElektronika mikroC for PIC
- SDカードやキャラクタLCDを含む多くのライブラリが標準でついている。独自のIDEになっている。対応するシリーズは12,16,18シリーズのほぼ全て。PIC24やdsPICシリーズは別製品になっている。無償バージョンでは出力が2Kワードに制限されるが、その範囲内であれば有償版と同じライブラリがつかえる。また、Basic版とPascal版も販売されている。HI-TECHのコンパイラと違い、include文が不要だったり、大文字と小文字は区別しないなどの違いがある。
- SDCC (Small Device C Compiler)
- 小型デバイス向けのフリーのCコンパイラ。PICを含む複数のデバイスに対応しており、マルチプラットフォームで動作する。
- (出典:Wikipedia)