Subscriber Identity Module Card
最近いろいろなところでこの言葉を聞ききますね。
SIM は電話番号を特定するために、主として携帯電話で用いられている、IC カードのことです。
携帯電話で通話やインターネット(Wifi での接続を除く)では必ず必要です。
いくつかの種類があって大きさが異なります。
画像の左から、
上記のように3種類の SIM が存在します。
しかし、大きさが合ってさえいればどんな端末(携帯やスマートフォン)でも使えるかと思えば、実は一概にそうともいえません。というか大概の場合、動かないのです。それぞれのキャリアで SIMロックをかけて、自社の SIM でないと動作しない端末を販売しています。
どんな SIM でも使える端末のことを SIM フリー端末と呼びます。今現在国内では一部の機種に限りまたは手数料を支払い SIM フリーにできる端末が存在しますが、一般的に入手出来るものではないのです。
今すぐに SIM フリー端末を入手するならば、海外から輸入された海外版の端末を入手し、使う方法があります。でも非常に高価なのですよ。
先に総務省がSIM ロック解除の義務化(すなわちSIMフリーの義務化)を方針として打ち出しています。
これは、先に説明した MVNO というサービスが一般化しつつあることなどが理由としてあるのだとは思います。
しかし、確かに端末はどこで購入した物でも購入者の意志により、どこの回線でも使えるようにはなりますが、端末自体の価格という面では、今までのものが維持できるのかなど、なかなか難しい事もあるので大手通信事業者は猛反対しているとか。
総務省では、このように考えられる問題点を年内を目処にまとめ、具体的なルールを作るとのことですが、どうなることか・・・ある一定の期間後 SIM ロック解除可能なんて案もあるようです。2年縛りと似たようなものになるとがっかりかな。